シラバス詳細

タイトル「2024年度」、カテゴリ「学校教育学研究科」

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科目情報

コースナンバリング

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科目名

特別支援教育実践課題研究Ⅱ

開講学期

後期

開講時期

3クォータ

曜日・校時

木2

単位数

2

授業担当教員

小松原 修、中島 俊思、松山 郁夫

講義情報

講義形式

対面による授業を実施

講義概要

本授業は、大学院における学修及び研究によって形成した、教師としての資質について確認する科目である。具体的には、特別支援教育に関して設定した目標達成について評価する。そうすることによって、学び続ける教師としての資質形成を自己評価する。履修者は、当初に設定した自己の課題に応じて、課題の克服、探究を目標として明確化している。その目標を基準として、学修・研究の成果と課題について明らかにする実践を省察し、口頭発表を行う。評価については、指導教員だけでなく、佐賀県教育委員会をはじめ広く地域の学校や社会からも得られるようにする。

開講意図

本授業は、教員としての自己の資質の形成について確認し、大学院における学修、及び研究の目標の到達度を検証することを目的とする必修科目である。

到達目標

1 特別支援教育における自らの学修及び研究のための達成すべき研究目標を基準に、学修・研究活動の全体を振り返り、成果と課題を明らかにし、自らの教師としての資質形成を確認することができる。
2 特別支援教育における自らの教師としての資質形成を確認するために、地域に向けての研究発表会において報告を行うなかで、自ら設定した課題の克服についての成果と課題を明らかにすることができる。
3 明らかにした成果と課題にしたがって、佐賀県教育の基本方針に沿って、今後の学校現場における教育実践の改善、実践的研究の継続について具体的に述べることができる。

授業計画

内容

授業以外の学習
本科目は、単位数×45時間の学修が必要な内容で構成されています。授業として実施する学修の他に、授業の内容を深めるために以下の事前・事後学修が必要です。

1

オリエンテーション(講義)
 本授業の目標と計画について理解し、本授業を履修する準備を整える。(小松原・中島)

自分の関心のあるテーマについて資料を収集し、自らの意見をまとめる。

2

研究成果整理の準備(口頭発表・ディスカッション)
 特別支援教育における、教育経営、多様な教育ニーズへの対応、授業実践のいずれかについて、これまでの学修・研究活動の成果物を整理し、研究の成果と残された課題について口頭発表し、検討する。(小松原・中島)

自分の関心のあるテーマについて資料を収集し、自らの意見をまとめる。

3

研究成果の整理(レジュメの作成)
 特別支援教育における、教育経営、多様な教育ニーズへの対応、授業実践のいずれかについて、これまでの学修・研究の成果物を整理し、研究成果と残された課題について口頭発表できるようにレジュメを作成する。(小松原・中島)

自分の関心のあるテーマについて資料を収集し、自らの意見をまとめる。

4

実践報告の構想(口頭発表・ディスカッション)
 特別支援教育における、教育経営、多様な教育ニーズへの対応、授業実践のいずれかについての研究の成果と課題に応じて、実践報告を構想し、ディスカッションを行う。(小松原・中島)

自分の関心のあるテーマについて資料を収集し、自らの意見をまとめる。

5

実践報告内容構成の検討(口頭発表・ディスカッション)
 特別支援教育における、教育経営、多様な教育ニーズへの対応、授業実践のいずれかについて考察した実践報告の構成案、プロットを作成し、発表とディスカッションを行う。(小松原・中島)

自分の関心のあるテーマについて資料を収集し、自らの意見をまとめる。

6

実践報告の中心的な内容の検討(口頭発表・ディスカッション)
 特別支援教育における、教育経営、多様な教育ニーズへの対応、授業実践のいずれかについて、事前に書いた実践報告の構想案を提出し、ディスカッションを行う。(小松原・中島)

自分の課題に基づいて関係資料を収集し、発表資料を作成する。

7

実践報告の実践的内容の検討(口頭発表・ディスカッション)
 特別支援教育における、教育経営、多様な教育ニーズへの対応、授業実践のいずれかについて事前に書いた実践報告における実践的な内容について具体的に発表し、ディスカッションを行う。(小松原・中島)

自分の課題に基づいて関係資料を収集し、発表資料を作成する。

8

実践報告の結論の検討(口頭発表・ディスカッション)
 特別支援教育における、教育経営、多様な教育ニーズへの対応、授業実践のいずれかについての実践報告の結論の草稿を提出し、ディスカッションを行う。(小松原・中島)

自分の課題に基づいて関係資料を収集し、発表資料を作成する。

9

実践報告の全体的な検討(口頭発表・ディスカッション)
 特別支援教育における、教育経営、多様な教育ニーズへの対応、授業実践のいずれかについて事前に書いた実践報告の全体について発表し、ディスカッションを行う。(小松原・中島)

自分の課題に基づいて関係資料を収集し、発表資料を作成する。

10

教師としての資質形成の自己評価(口頭発表・ディスカッション)
 特別支援教育における、教育経営、多様な教育ニーズへの対応、授業実践のいずれかについて、行ってきた実践報告の全体を振り返り、ディスカッションして自己の教師としての資質形成を自己評価する。(小松原)

自分の課題に基づいて関係資料を収集し、発表資料を作成する。

11

教師としての資質形成についての発表準備(個人作業)
 特別支援教育における、教育経営、多様な教育ニーズへの対応、授業実践のいずれかについての、教師としての資質形成報告文(1~2万字程度)を作成する。(中島)

自分の課題に基づいて関係資料を収集し、発表資料を作成する。

12

教師としての資質形成についての発表用紙の作成(個人作業)
 特別支援教育における、教育経営、多様な教育ニーズへの対応、授業実践のいずれかについての、教師としての資質形成の発表を行うために、発表要旨をパワーポイント等にまとめる。(小松原・中島)

自分の課題に基づいて関係資料を収集し、発表資料を作成する。

13

教師としての資質形成についての発表(口頭発表)
 附属学校研究発表会等において、口頭発表を行い、参会者からの質疑や意見を得て、自己の教師としての資質形成について考察を深める。(小松原・中島)

自分の課題に基づいて関係資料を収集し、発表資料を作成する。

14

教師としての資質形成についての外部評価(口頭発表)
 佐賀県教育センターまたは佐賀大学において、口頭発表とプレゼンテーションを行い、参会者からの質疑や意見を得て、内容や表現について再度検討する。(小松原・中島)

自分の課題に基づいて関係資料を収集し、発表資料を作成する。

15

評価(口頭発表・実践報告文提出)
 実践報告発表会において、完成した実践報告文を提出するとともに口頭発表を行い、明らかにした成果と課題にしたがい、今後の自らの教育実践の改善の継続について考察する。(小松原・中島)

最終レポートの作成。

成績評価の方法と基準

別支援教育における、教育経営、多様な教育ニーズへの対応、授業実践のいずれかについての、自己の課題と達成目標、学修計画についてまとめたレポート、及びその口頭発表を対象に、成績評価を行う。レポート作成の姿勢(40%)、プレゼン(30%)、内容(30%)を総合的に評価する。秀(90点以上) 優(89~80点) 良(79~70点) 可(69~60点) 不可(60点未満)

開示する成績評価の根拠資料等

実習報告書等とする

開示方法

初回時に提示する

教科書

資料名

著者名

発行所名・発行者名

出版年

備考(巻冊:上下等)

ISBN

特別支援学校幼稚部教育要領・小学部・中学部指導要領(平成29年4月告示)

文部科学省

特別支援学校幼稚部教育要領・小学部・中学部学習指導要領 解説(平成30年3月)

文部科学省

佐賀県教育施策実施計画

佐賀県教育委員会

特別支援学校高等部学習指導要領 解説(平成31年2月)

オフィスアワー

木曜日Ⅲ・Ⅳ

アクティブラーニング導入状況

アクティブラーニング導入状況

カテゴリー4

カテゴリー3

カテゴリー2

カテゴリー1

カテゴリー0

学生が自ら主体となって、学習の方向性を定め、問題解決に導くための時間です。PROBLEM BASED LEARNING

グループや個人で行った能動的学習の成果を、教室内外で発表し、その評価を受けたり、質問に対応したりすることにより、学修した内容を深化させるための時間です。OUTPUT

学生自らが自由に発言し、グループやペアでの協働活動により課題に取り組み、何らかの帰結に到達するための能動的学習の時間です。INTERACTION

学生からの自由な発言機会はないものの、授業時間中に得られた知識や技能を自ら運用して、問題を解いたり、課題に取り組んだり、授業の振り返りをしたりする能動的学習を行う時間です。ACTION

基本的に学生は着席のまま、講義を聞き、ノートをとり、知識や技能を習得に努める時間です。INPUT

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