シラバス詳細

タイトル「2024年度」、カテゴリ「理工学部」

和文・英文ボタンを押すことで、和文↔英文の切り替えができます。

医学部のシラバスはこちらから。

医学系研究科博士課程のシラバスはこちらから。

科目情報

コースナンバリング

2-541x-238

科目名

電気回路Ⅲ及び演習

開講学期

前期

開講時期

1クォータ

曜日・校時

金1

単位数

2

授業担当教員

猪原 哲

講義情報

学士力番号

1(3)

講義形式

講義および演習

講義概要

電気回路は,電磁気学と共に電気電子工学の根幹をなす学問であり,本講義を含めて2年間に渡り,教授する.本講義では,電気回路の基本的な過渡現象に関して,2年生で学んだ電気回路Ⅰ及び演習,電気回路Ⅱ及び演習,微分方程式の知識を基に講義する.講義では,毎回演習を行い,解答を確認後,提出させる.

開講意図

電気回路の過渡現象とは,回路が動作をはじめてから定常状態に達するまでの過渡的な状態で起こる現象である.過渡現象は,交流を直流に変換する整流回路等,情報エレクトロニクス機器の様々な機能として,広く応用されている.その基本的な電気回路の過渡現象について理解し,過渡現象を数式を用いて具体的に導出できるようになる.

到達目標

・RL回路,RC回路,LC回路,RLC回路等の回路方程式(微分方程式)が立てられる.
・回路方程式を解くことにより,電流,電圧,電荷の過渡現象を数式で求めることができる.
・上記の回路の過渡現象をラプラス変換を用いて解くことができる.

履修上の注意

2年次前学期「電気回路I及び演習」,2年次後学期「電気回路II及び演習」,2年次前学期 「微分方程式」の内容を十分に理解していることを前提として,毎回の講義を行う.
佐賀大学オンライン試験システム(https://opes.oge.saga-u.ac.jp/lms/)での毎週の小テスト課題を100%正解となるまで解答すること.
講義中に,前回迄の講義内容や当日の講義内容に関するテストを行うので,予習・復習を必ず行って講義を受けること.

授業計画

内容

授業以外の学習
本科目は、単位数×45時間の学修が必要な内容で構成されています。授業として実施する学修の他に、授業の内容を深めるために以下の事前・事後学修が必要です。

1

第1回:RL直列回路と時定数

授業中に示す課題レポートに解答し,提出すること.
当該の週で出題するeラーニングの小テスト課題を全問正解となるまで解答すること.

2

第2回:断続部をもつRL直接回路

授業中に示す課題レポートに解答し,提出すること.
当該の週で出題するeラーニングの小テスト課題を全問正解となるまで解答すること.

3

第3回:断続部をもつRC直列回路

授業中に示す課題レポートに解答し,提出すること.
当該の週で出題するeラーニングの小テスト課題を全問正解となるまで解答すること.

4

第4回:断続部をもつRLC直列回路

授業中に示す課題レポートに解答し,提出すること.
当該の週で出題するeラーニングの小テスト課題を全問正解となるまで解答すること.

5

第5回:相互誘導を持つ結合回路

授業中に示す課題レポートに解答し,提出すること.
当該の週で出題するeラーニングの小テスト課題を全問正解となるまで解答すること.

6

第6回:基本的回路のパルス特性(微分回路,積分回路)

授業中に示す課題レポートに解答し,提出すること.
当該の週で出題するeラーニングの小テスト課題を全問正解となるまで解答すること.

7

第7回:中間試験並びに前半分の理解度点検のためのまとめ

授業中に示す課題レポートに解答し,提出すること.
当該の週で出題するeラーニングの小テスト課題を全問正解となるまで解答すること.

8

第8回:一般的な回路の取扱いと初期値の決定,その他解法に関する注意(電気回路での初期値の意味と決定方法,電荷保存則,磁束の連続性)

授業中に示す課題レポートに解答し,提出すること.
当該の週で出題するeラーニングの小テスト課題を全問正解となるまで解答すること.

9

第9回:ラプラス変換の復習とラプラス変換による一般的な回路網の解析

授業中に示す課題レポートに解答し,提出すること.
当該の週で出題するeラーニングの小テスト課題を全問正解となるまで解答すること.

10

第10回:ラプラス変換を用いたRL回路とRC回路の直流過渡解析

授業中に示す課題レポートに解答し,提出すること.
当該の週で出題するeラーニングの小テスト課題を全問正解となるまで解答すること.

11

第11回:ラプラス変換を用いたLC回路の過渡解析

授業中に示す課題レポートに解答し,提出すること.
当該の週で出題するeラーニングの小テスト課題を全問正解となるまで解答すること.

12

第12回:ラプラス変換を用いたRLC回路の直流過渡解析

授業中に示す課題レポートに解答し,提出すること.
当該の週で出題するeラーニングの小テスト課題を全問正解となるまで解答すること.

13

第13回:ラプラス変換を用いたRLC回路の交流過渡解析

授業中に示す課題レポートに解答し,提出すること.
当該の週で出題するeラーニングの小テスト課題を全問正解となるまで解答すること.

14

第14回:ラプラス変換を用いた周期的入力に対する過渡現象

授業中に示す課題レポートに解答し,提出すること.
当該の週で出題するeラーニングの小テスト課題を全問正解となるまで解答すること.

15

第15回:定期試験,第16回:定期試験の解説

授業中に示す課題レポートに解答し,提出すること.
当該の週で出題するeラーニングの小テスト課題を全問正解となるまで解答すること.

成績評価の方法と基準

eラーニングでの小テスト課題がすべて100%正解となっていないものは不可とする.
欠席が4回以上は不可とする.
理解確認のために,到達目標に記載されている内容に関する中間試験と期末試験(定期試験)を行う.
総合成績を,演習課題10%,中間試験30%,定期試験60%で評価し,60点以上を合格とする.

開示する成績評価の根拠資料等

試験問題
解答例
配点

開示方法

講義開始時のテストは,実施後に解答を説明する.
中間試験および定期試験は,実施後に答案を返却し,解説する.中間試験と定期試験の問題,解答例および配点を開示する.履修者以外には開示しない.
閲覧を希望する者(履修登録をした者に限る)は,オフィスアワーの時間帯に担当教員の研究室まで来ること.

教科書

資料名

著者名

発行所名・発行者名

出版年

備考(巻冊:上下等)

ISBN

電気学会大学講座「電気回路論」3版改訂

平山 博 

電気学会 

2008 

9784886862

オフィスアワー

月曜5校時  

アクティブラーニング導入状況

アクティブラーニング導入状況

カテゴリー4

カテゴリー3

カテゴリー2

カテゴリー1

カテゴリー0

学生が自ら主体となって、学習の方向性を定め、問題解決に導くための時間です。PROBLEM BASED LEARNING

グループや個人で行った能動的学習の成果を、教室内外で発表し、その評価を受けたり、質問に対応したりすることにより、学修した内容を深化させるための時間です。OUTPUT

学生自らが自由に発言し、グループやペアでの協働活動により課題に取り組み、何らかの帰結に到達するための能動的学習の時間です。INTERACTION

学生からの自由な発言機会はないものの、授業時間中に得られた知識や技能を自ら運用して、問題を解いたり、課題に取り組んだり、授業の振り返りをしたりする能動的学習を行う時間です。ACTION

基本的に学生は着席のまま、講義を聞き、ノートをとり、知識や技能を習得に努める時間です。INPUT

0

0

0

20

80

その他

【学習・教育到達目標番号 B2】