科目情報
コースナンバリング |
2-541x-238 |
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科目名 |
電気回路Ⅲ及び演習 |
開講学期 |
前期 |
開講時期 |
1クォータ |
曜日・校時 |
金1 |
単位数 |
2 |
授業担当教員 |
猪原 哲 |
講義情報
学士力番号
1(3) |
講義形式
講義および演習 |
講義概要
電気回路は,電磁気学と共に電気電子工学の根幹をなす学問であり,本講義を含めて2年間に渡り,教授する.本講義では,電気回路の基本的な過渡現象に関して,2年生で学んだ電気回路Ⅰ及び演習,電気回路Ⅱ及び演習,微分方程式の知識を基に講義する.講義では,毎回演習を行い,解答を確認後,提出させる. |
開講意図
電気回路の過渡現象とは,回路が動作をはじめてから定常状態に達するまでの過渡的な状態で起こる現象である.過渡現象は,交流を直流に変換する整流回路等,情報エレクトロニクス機器の様々な機能として,広く応用されている.その基本的な電気回路の過渡現象について理解し,過渡現象を数式を用いて具体的に導出できるようになる. |
到達目標
・RL回路,RC回路,LC回路,RLC回路等の回路方程式(微分方程式)が立てられる. |
履修上の注意
2年次前学期「電気回路I及び演習」,2年次後学期「電気回路II及び演習」,2年次前学期 「微分方程式」の内容を十分に理解していることを前提として,毎回の講義を行う. |
授業計画
回 |
内容 |
授業以外の学習 |
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1 |
第1回:RL直列回路と時定数 |
授業中に示す課題レポートに解答し,提出すること. |
2 |
第2回:断続部をもつRL直接回路 |
授業中に示す課題レポートに解答し,提出すること. |
3 |
第3回:断続部をもつRC直列回路 |
授業中に示す課題レポートに解答し,提出すること. |
4 |
第4回:断続部をもつRLC直列回路 |
授業中に示す課題レポートに解答し,提出すること. |
5 |
第5回:相互誘導を持つ結合回路 |
授業中に示す課題レポートに解答し,提出すること. |
6 |
第6回:基本的回路のパルス特性(微分回路,積分回路) |
授業中に示す課題レポートに解答し,提出すること. |
7 |
第7回:中間試験並びに前半分の理解度点検のためのまとめ |
授業中に示す課題レポートに解答し,提出すること. |
8 |
第8回:一般的な回路の取扱いと初期値の決定,その他解法に関する注意(電気回路での初期値の意味と決定方法,電荷保存則,磁束の連続性) |
授業中に示す課題レポートに解答し,提出すること. |
9 |
第9回:ラプラス変換の復習とラプラス変換による一般的な回路網の解析 |
授業中に示す課題レポートに解答し,提出すること. |
10 |
第10回:ラプラス変換を用いたRL回路とRC回路の直流過渡解析 |
授業中に示す課題レポートに解答し,提出すること. |
11 |
第11回:ラプラス変換を用いたLC回路の過渡解析 |
授業中に示す課題レポートに解答し,提出すること. |
12 |
第12回:ラプラス変換を用いたRLC回路の直流過渡解析 |
授業中に示す課題レポートに解答し,提出すること. |
13 |
第13回:ラプラス変換を用いたRLC回路の交流過渡解析 |
授業中に示す課題レポートに解答し,提出すること. |
14 |
第14回:ラプラス変換を用いた周期的入力に対する過渡現象 |
授業中に示す課題レポートに解答し,提出すること. |
15 |
第15回:定期試験,第16回:定期試験の解説 |
授業中に示す課題レポートに解答し,提出すること. |
成績評価の方法と基準
eラーニングでの小テスト課題がすべて100%正解となっていないものは不可とする. |
開示する成績評価の根拠資料等
試験問題 |
開示方法
講義開始時のテストは,実施後に解答を説明する. |
教科書
資料名 |
版 |
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著者名 |
発行所名・発行者名 |
出版年 |
備考(巻冊:上下等) |
ISBN |
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電気学会大学講座「電気回路論」3版改訂 |
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平山 博 |
電気学会 |
2008 |
9784886862 |
リンク
オフィスアワー
月曜5校時 |
アクティブラーニング導入状況
アクティブラーニング導入状況 |
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カテゴリー4 |
カテゴリー3 |
カテゴリー2 |
カテゴリー1 |
カテゴリー0 |
学生が自ら主体となって、学習の方向性を定め、問題解決に導くための時間です。PROBLEM BASED LEARNING |
グループや個人で行った能動的学習の成果を、教室内外で発表し、その評価を受けたり、質問に対応したりすることにより、学修した内容を深化させるための時間です。OUTPUT |
学生自らが自由に発言し、グループやペアでの協働活動により課題に取り組み、何らかの帰結に到達するための能動的学習の時間です。INTERACTION |
学生からの自由な発言機会はないものの、授業時間中に得られた知識や技能を自ら運用して、問題を解いたり、課題に取り組んだり、授業の振り返りをしたりする能動的学習を行う時間です。ACTION |
基本的に学生は着席のまま、講義を聞き、ノートをとり、知識や技能を習得に努める時間です。INPUT |
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その他
【学習・教育到達目標番号 B2】 |