シラバス詳細

タイトル「2024年度」、カテゴリ「理工学部」

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科目情報

コースナンバリング

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科目名

環境電気工学

開講学期

後期

開講時期

3クォータ

曜日・校時

金2

単位数

2

授業担当教員

猪原 哲

講義情報

学士力番号

1(3)

曜/限追記

火曜日/2限目

講義形式

講義(対面型式,場合によってはオンライン型式で実施する場合もある)

講義概要

 環境電気工学では、絶縁破壊現象(プラズマ生成)が起きる原理に重点を置きながら,絶縁破壊現象が実際にどのような場面で起きるのか,絶縁破壊を回避するにはどうすればよいか,放電を積極的に利用する方法(放電応用)などについて講義をする。

開講意図

 絶縁破壊は様々な場面で現れる。絶縁破壊が起きることが望ましくない場合もあれば,絶縁破壊によって生成されたプラズマを積極的に利用したい場合もある。そのような場面において,絶縁破壊現象の原理を理解することは重要である。

到達目標

(1)絶縁破壊現象とそれによるプラズマ発生の原理を理解していること
(2)絶縁破壊あるいはプラズマ発生の産業応用例について知り,その原理を理解していること
(3)高電圧の発生方法の原理について理解していること
(4)高電圧・大電流の計測方法の原理について理解していること

聴講指定

特になし

履修上の注意

電磁気学および電気回路を適宜復習しながら受講すること

授業計画

内容

授業以外の学習
本科目は、単位数×45時間の学修が必要な内容で構成されています。授業として実施する学修の他に、授業の内容を深めるために以下の事前・事後学修が必要です。

1

講義の概要説明,電気電子工学の歴史
 

電気回路と電磁気学の教科書の目次に目を通しておくこと

2

気体の性質-なぜ”気体”が重要なのか

予習:教科書p.21を読んでおくこと

3

”電荷”とは何か-荷電粒子の振る舞い

予習:教科書p.31を読んでおくこと

4

絶縁体が導体に変わるとき(1):気体の絶縁破壊,初期電子の発生から電子なだれの発生まで

予習:教科書p.53を読んでおくこと

5

絶縁体が導体に変わるとき(2):電子なだれの進展から絶縁破壊へ(パッシェンの法則)

予習:教科書p.64を読んでおくこと

6

絶縁体が導体に変わるとき(3):ストリーマ放電,リーダー放電など

予習:教科書p.66を読んでおくこと

7

液体の絶縁破壊

予習:教科書p.183を読んでおくこと

8

固体の絶縁破壊

予習:教科書p.173を読んでおくこと

9

複合系の絶縁破壊

予習:教科書p.173を読んでおくこと

10

真空中での破壊

予習:教科書p.91を読んでおくこと

11

プラズマの性質:プラズマとは,プラズマの状態と特徴

予習:教科書p.75を読んでおくこと

12

高電圧・大電流の発生

予習:教科書p.159を読んでおくこと

13

高電圧・大電流の計測

予習:教科書p.227を読んでおくこと

14

放電の応用:放電プラズマ応用

予習:教科書の6章を読んでおくこと

15

本講義のまとめ,演習問題の解説

予習:本講義内容についての疑問点,演習問題の疑問点があれば整理しておくこと。

成績評価の方法と基準

■定期試験(100%)によって成績を評価します(到達目標 の(1)~(4)について各25%)。60点以上を合格とします。
■定期試験を未受験だった場合,および出席数10回未満の場合は成績評価の対象としません。
(出席は,毎回の講義の課題提出によって確認します)

開示する成績評価の根拠資料等

定期試験の答案,採点結果を開示する。

開示方法

希望者に対して,メールあるいは研究室にて開示する

教科書

資料名

著者名

発行所名・発行者名

出版年

備考(巻冊:上下等)

ISBN

高電圧パルスパワー工学

高木浩一,金澤誠司 編著

理工図書

2018

ISBN978-4-8446-0871-4

オフィスアワー

月曜5限目あるいは随時

アクティブラーニング導入状況

アクティブラーニング導入状況

カテゴリー4

カテゴリー3

カテゴリー2

カテゴリー1

カテゴリー0

学生が自ら主体となって、学習の方向性を定め、問題解決に導くための時間です。PROBLEM BASED LEARNING

グループや個人で行った能動的学習の成果を、教室内外で発表し、その評価を受けたり、質問に対応したりすることにより、学修した内容を深化させるための時間です。OUTPUT

学生自らが自由に発言し、グループやペアでの協働活動により課題に取り組み、何らかの帰結に到達するための能動的学習の時間です。INTERACTION

学生からの自由な発言機会はないものの、授業時間中に得られた知識や技能を自ら運用して、問題を解いたり、課題に取り組んだり、授業の振り返りをしたりする能動的学習を行う時間です。ACTION

基本的に学生は着席のまま、講義を聞き、ノートをとり、知識や技能を習得に努める時間です。INPUT

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