シラバス詳細

タイトル「2024年度」、カテゴリ「理工学部」

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科目情報

コースナンバリング

3-433x-238

科目名

生命溶液化学

開講学期

後期

開講時期

3クォータ

曜日・校時

水3

単位数

2

授業担当教員

高椋 利幸

講義情報

学士力番号

2(2)

講義形式

講義を行う。

講義概要

ほとんどの化学反応は溶液中で起こる。その化学反応の本質を理解するうえで,溶媒-溶媒,溶質-溶媒,溶質-溶質間の相互作用をミクロな視点から明らかにすることが重要である。この講義では,水や非水溶媒の性質,化合物の溶解現象,溶液内化学反応のメカニズムを分子や原子のレベルで理解する。また、溶液化学の研究に用いるさまざまな手法を知る。

開講意図

水や非水溶媒の性質,化合物の溶解現象,溶液内化学反応のメカニズムを理解する。また、溶液化学の研究に用いるさまざまな手法を知る。

到達目標

1.氷および水の性質と構造を理解する。
2.水,非水溶媒の分類と物性を表すパラメータを知る。
3.電解質の溶解を熱力学的および構造化学的に理解する。
4.溶液化学を研究するための手法を知る。

履修上の注意

この講義は、対面形式で行う。
4/5以上の出席をしていること。

授業計画

内容

授業以外の学習
本科目は、単位数×45時間の学修が必要な内容で構成されています。授業として実施する学修の他に、授業の内容を深めるために以下の事前・事後学修が必要です。

1

分子間に働く力,クーロン力,分散力,水素結合,反発エネルギー

講義の復習を目的として、Formsで課題を出題するので、〆切りまでに解答すること。

2

水の相図,11種類の氷,氷の構造,氷の密度と水の密度

講義の復習を目的として、Formsで課題を出題するので、〆切りまでに解答すること。

3

水1分子の構造,水素結合のエネルギー,水の構造,貫入分子とは

講義の復習を目的として、Formsで課題を出題するので、〆切りまでに解答すること。

4

液体の水における水素結合数,二状態モデルと連続体モデル

講義の復習を目的として、Formsで課題を出題するので、〆切りまでに解答すること。

5

非水溶媒の分類,溶媒の性質を示す諸物性

講義の復習を目的として、Formsで課題を出題するので、〆切りまでに解答すること。

6

電解質を溶かしやすい性質とは,水と非水溶媒の混合

講義の復習を目的として、Formsで課題を出題するので、〆切りまでに解答すること。

7

ボルン・ハーバーサイクル,水和エネルギーと格子エネルギー -電解質の吸熱的溶解と発熱的溶解-

講義の復習を目的として、Formsで課題を出題するので、〆切りまでに解答すること。

8

前半部の演習

プリント・ノートを参照し、自分の解答の正否を確認する。

9

NaClとAgClの溶解度,ハロゲン化銀の溶解度

講義の復習を目的として、Formsで課題を出題するので、〆切りまでに解答すること。

10

アルカリ金属イオンの水和構造,ハロゲン化物イオンの水和構造

講義の復習を目的として、Formsで課題を出題するので、〆切りまでに解答すること。

11

ストークス半径と結晶イオン半径

講義の復習を目的として、Formsで課題を出題するので、〆切りまでに解答すること。

12

第1遷移金属イオンの水和構造,水素イオンと水酸化物イオンの水和構造

講義の復習を目的として、Formsで課題を出題するので、〆切りまでに解答すること。

13

溶液化学におけるX線と中性子の適用

講義の復習を目的として、Formsで課題を出題するので、〆切りまでに解答すること。

14

化学平衡を観測するポテンシォメトリーとカロリメトリー,各種分光法

講義の復習を目的として、Formsで課題を出題するので、〆切りまでに解答すること。

15

錯形成の化学平衡と溶媒

講義の復習を目的として、Formsで課題を出題するので、〆切りまでに解答すること。

成績評価の方法と基準

【前半】分子間力、水の性質、非水溶媒の性質、電解質の溶解を理解する。
【後半】アルカリ金属イオン、ハロゲン化物イオンや遷移金属イオンの水和構造、溶液を捉える手法を理解する。
中間試験(45%),期末試験(45%),毎回のレポート課題(10%)の合計(100%)により評価する。
総合評価を100点満点とし,60点以上を合格とする。

開示する成績評価の根拠資料等

中間試験及び定期試験の問題、解答例、配点

開示方法

中間試験及び定期試験の問題、解答例、配点については、
原則として試験実施日の7日後から1週間の期間に
学科ホームページで公開する。
答案の閲覧を希望する者は、上記期間に担当教員の居室に来ること。
なお、大学の定める成績評価に対する異議申立に関する答案等の
閲覧については、定められた期間内に担当教員に申し出ること。

教科書

資料名

著者名

発行所名・発行者名

出版年

備考(巻冊:上下等)

ISBN

テキストは使用せず、適宜、プリントを配布する。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

参考図書

資料名

著者名

発行所名・発行者名

出版年

備考(巻冊:上下等)

ISBN

溶液の化学

大滝仁志著

大日本図書

1987

溶液の化学

溶液化学 : 溶質と溶媒の微視的相互作用

大瀧仁志著

裳華房

1985

オフィスアワー

火曜5校時

アクティブラーニング導入状況

アクティブラーニング導入状況

カテゴリー4

カテゴリー3

カテゴリー2

カテゴリー1

カテゴリー0

学生が自ら主体となって、学習の方向性を定め、問題解決に導くための時間です。PROBLEM BASED LEARNING

グループや個人で行った能動的学習の成果を、教室内外で発表し、その評価を受けたり、質問に対応したりすることにより、学修した内容を深化させるための時間です。OUTPUT

学生自らが自由に発言し、グループやペアでの協働活動により課題に取り組み、何らかの帰結に到達するための能動的学習の時間です。INTERACTION

学生からの自由な発言機会はないものの、授業時間中に得られた知識や技能を自ら運用して、問題を解いたり、課題に取り組んだり、授業の振り返りをしたりする能動的学習を行う時間です。ACTION

基本的に学生は着席のまま、講義を聞き、ノートをとり、知識や技能を習得に努める時間です。INPUT

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