シラバス詳細

タイトル「2023年度」、カテゴリ「学校教育学研究科」

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科目情報

コースナンバリング

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科目名

子ども支援活動演習

開講学期

後期

開講時期

3クォータ

曜日・校時

木3

単位数

2

授業担当教員

下田 芳幸、井邑 智哉、小松原 修、中島 俊思、木田 啓二

講義情報

講義形式

演習

講義概要

本授業では、子どもの支援活動に関わる様々な立場について、実践的な学びを踏まえながら理解することを目指している。そのために、実践者としてだけではなく、観察者・検査者など複数の立場から子ども支援を検討していく。
なおこの授業は、学校での教員経験のある教員、教育・発達心理学の実践も行う研究者、特別支援教育の研究者、小中高のスクールカウンセラーの実務経験を有している教員が担当する科目である。

開講意図

教育場面における子どもの心理・社会的支援について体系的に理解できるようにするため

到達目標

本授業は、支援活動のための状態像の把握、実践とカンファレンスを通じて、子どもの支援を多面的に実践し、子どもの支援活動の理解をより深めることができる。
1.子どもへの支援活動を実践者・観察者・検査者などの立場から理解できる。
2.子ども支援活動の改善に向けた意見交流を行うことができる。

履修上の注意

対面授業の予定であるが、オンラインで実施する場合、Teams(またはZoom)を使用する。初回オリエンテーション時に受講生と相談して決定する。招待メールの確認を欠かさず行っていただきたい。
授業連絡は各自の大学院メールアドレスへメールを送るので、大学院のメールアカウントのチェックについても留意していただきたい。

授業計画

内容

授業以外の学習
本科目は、単位数×45時間の学修が必要な内容で構成されています。授業として実施する学修の他に、授業の内容を深めるために以下の事前・事後学修が必要です。

1

オリエンテーション

子どもの心理・社会的支援について調べる

2

子どもの状態像を把握する1:観察法

観察法に関する用語の整理

3

子どもの状態像を把握する2:観察記録の取り方

観察記録の取り方のポイントの整理

4

子どもの状態像を把握する3:面接法

面接法に関する用語の整理

5

子どもの状態像を把握する4:面接記録の取り方

面接記録の取り方のポイントの整理

6

子どもの状態像を把握する5:質問紙法

質問紙法に関する用語の整理

7

子どもの状態像を把握する6:質問紙のまとめかた

質問紙法の結果のまとめ方におけるポイントの整理

8

支援活動演習1:自身の実践または実践論文の発表(不登校)

不登校に関する文部科学省の施策の整理

9

支援活動演習2:自身の実践または実践論文の発表(いじめ)

いじめに関する文部科学省の施策の整理

10

支援活動演習3:自身の実践または実践論文の発表(メンタルヘルス上の問題)

子どものメンタルヘルスに関する文部科学省および厚生労働省の施策の整理

11

支援活動演習4:自身の実践または実践論文の発表(発達障害1限局性学習症)

限局性学習症(学習障害)に関する支援例の整理

12

支援活動演習5:自身の実践または実践論文の発表(発達障害2注意欠如多動症)

注意欠如多動症に関する支援例の整理

13

支援活動演習6:自身の実践または実践論文の発表(発達障害3アスペルガー障害、自閉スペクトラム症、社会的語用論的コミュニケーション症)

アスペルガー障害、自閉スペクトラム症、社会的語用論的コミュニケーション症に関する支援例の整理

14

支援活動記録のまとめ

自身が携わった支援活動記録の整理と用語・事項の確認

15

子ども支援活動の課題およびまとめ

全体のまとめとレポート作成

成績評価の方法と基準

授業への取り組み(40%)、授業各回のリアクションペーパーの具体性(30%)、課題レポート(30%)を総合的に評価する

開示する成績評価の根拠資料等

課題レポートのテーマと評価の観点、各回のリアクションペーパーの評価の観点

開示方法

授業の初回で、オリエンテーション資料として開示(配布)する

教科書

資料名

著者名

発行所名・発行者名

出版年

備考(巻冊:上下等)

ISBN

指定しない。資料は適宜配布する

参考図書

資料名

著者名

発行所名・発行者名

出版年

備考(巻冊:上下等)

ISBN

子どもとかかわる人のためのカウンセリング入門 : 教育相談支援

西見奈子編著 ; 黒山竜太 [ほか著]

萌文書林

2010

9784893471505

オフィスアワー

木曜3・4・5限

アクティブラーニング導入状況

アクティブラーニング導入状況

カテゴリー4

カテゴリー3

カテゴリー2

カテゴリー1

カテゴリー0

学生が自ら主体となって、学習の方向性を定め、問題解決に導くための時間です。PROBLEM BASED LEARNING

グループや個人で行った能動的学習の成果を、教室内外で発表し、その評価を受けたり、質問に対応したりすることにより、学修した内容を深化させるための時間です。OUTPUT

学生自らが自由に発言し、グループやペアでの協働活動により課題に取り組み、何らかの帰結に到達するための能動的学習の時間です。INTERACTION

学生からの自由な発言機会はないものの、授業時間中に得られた知識や技能を自ら運用して、問題を解いたり、課題に取り組んだり、授業の振り返りをしたりする能動的学習を行う時間です。ACTION

基本的に学生は着席のまま、講義を聞き、ノートをとり、知識や技能を習得に努める時間です。INPUT

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