科目情報
コースナンバリング |
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科目名 |
果樹園芸学 |
開講学期 |
後期 |
開講時期 |
3クォータ |
曜日・校時 |
月5 |
単位数 |
2 |
授業担当教員 |
古藤田 信博、福田 伸二 |
講義情報
学士力番号
2(2) |
講義形式
講義 |
講義概要
果樹の品種、分類、遺伝・育種、栽培生理、健康機能性成分について概説する。また、果樹を含む園芸作物全般の生理現象に重きをおいて講義する。理解度テストやレポートを実施する。 |
開講意図
受講生は、40目、134科、695属におよぶ多様な植物を包含する果樹について概観しつつ、主要な果樹の特性、栽培方法、遺伝、育種、機能性成分等について基本事項を習得する。地方及び国家公務員試験にも対応できるようになる。 |
到達目標
受講生は、木本植物である果樹が発芽して樹体を大きくし、果実を結ぶ数十年にわたる永年作物としての長期のライフ・サイクルを概観できる、また果樹に特徴的な基本的生理・遺伝現象の原理を他者に説明できる。果樹作物の栽培について基本的な知識を獲得する。果物の健康機能性成分について理解し、日常生活の中でその知識を活用し、健康的な生活を送ることを実践できる。レポートを作成することによって自分で調べ考えたことを記述できるようにする。学士力番号:2(2) |
聴講指定
農学部2、3、4年生を対象とする。 |
履修上の注意
生物科学コース必修の「遺伝学」「植物生理学」「園芸学」を履修していること。プロジェクターおよびプリン |
授業計画
回 |
内容 |
授業以外の学習 |
---|---|---|
1 |
果樹園芸学の概要 |
「園芸生理学」第1章ほか |
2 |
遺伝資源の導入と育種 |
「新編果樹園芸学」第3章 |
3 |
分類と形態 |
「新編果樹園芸学」第2章 |
4 |
幼若性と花芽形成(I) 発芽から開花まで |
「園芸生理学」第4章 |
5 |
幼若性と花芽形成(II) 花成誘導 |
「園芸生理学」第4章 |
6 |
開花、受精、結実 |
「園芸生理学」第5「園芸生理学」第6章 |
7 |
果実の生長と肥大,果実の機能性 |
「園芸生理学」第6章、「園芸生理学」第7章、「果実の科学」 |
8 |
講義前半のまとめ |
教科書l、配布プリントを復習すること |
9 |
果樹栽培の基礎(I):果樹栽培適地、整枝、せん定について |
「果樹栽培の基礎」 |
10 |
果樹栽培の基礎(II):かん水、肥料、苗木の生産、施設栽培について |
「果樹栽培の基礎」 |
11 |
国内外の主要品種(I): カンキツ栽培について |
「果樹栽培の基礎」 |
12 |
国内外の主要品種(II): リンゴ栽培について |
「果樹栽培の基礎」 |
13 |
国内外の主要品種(III): ビワ栽培について |
「果樹栽培の基礎」 |
14 |
国内外の主要品種(IV): ナシ栽培について |
「果樹栽培の基礎」 |
15 |
国内外の主要品種(V): モモ栽培について |
「果樹栽培の基礎」 |
成績評価の方法と基準
評価は、毎回行う理解度テスト、レポートおよび定期試験で行う。 |
開示する成績評価の根拠資料等
レポートおよび定期試験は評価後、希望があれば返却する。 |
開示方法
成績の閲覧あるいは採点済み答案の返却を希望する者(履修登録した者に限る)は、期末試験日までに電子メールで担当教員(koto@cc.saga-u.ac.jp)に申し込むこと。 |
教科書
資料名 |
版 |
|
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著者名 |
発行所名・発行者名 |
出版年 |
備考(巻冊:上下等) |
ISBN |
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山木昭平編 |
文永堂出版 |
2007 |
新版 |
||
杉浦明編著 |
農山漁村文化協会 |
2004 |
参考図書
オフィスアワー
オフィスアワー一覧を参照(学生センターホームページ) |
アクティブラーニング導入状況
アクティブラーニング導入状況 |
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カテゴリー4 |
カテゴリー3 |
カテゴリー2 |
カテゴリー1 |
カテゴリー0 |
学生が自ら主体となって、学習の方向性を定め、問題解決に導くための時間です。PROBLEM BASED LEARNING |
グループや個人で行った能動的学習の成果を、教室内外で発表し、その評価を受けたり、質問に対応したりすることにより、学修した内容を深化させるための時間です。OUTPUT |
学生自らが自由に発言し、グループやペアでの協働活動により課題に取り組み、何らかの帰結に到達するための能動的学習の時間です。INTERACTION |
学生からの自由な発言機会はないものの、授業時間中に得られた知識や技能を自ら運用して、問題を解いたり、課題に取り組んだり、授業の振り返りをしたりする能動的学習を行う時間です。ACTION |
基本的に学生は着席のまま、講義を聞き、ノートをとり、知識や技能を習得に努める時間です。INPUT |
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