シラバス詳細

タイトル「2023年度」、カテゴリ「理工学部」

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科目情報

コースナンバリング

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科目名

電気法規及び電力管理

開講学期

後期

開講時期

3クォータ

曜日・校時

水4

単位数

2

授業担当教員

伊藤 和久、猪原 哲

講義情報

学士力番号

1(3)

曜/限追記

水曜4限目

講義形式

講義

講義概要

 電気は国民生活及び経済社会の維持、発展に不可欠なエネルギーである。その電気を高品質で安定的に供給するために電気供給者、電気設備の保守及び工事を業とする者、電気機械器具製造者及び輸入者・販売者、使用者などを規制する電気事業法を中心とした電気関係の法令等を修得させる。
また電力施設等の概要を学ぶとともに、施設管理に対する主任技術者の職務の重要性について理解させる。
この授業は配電業務の実務経験を有している教員が、電気関係の法令や施設管理などに関する実践的な教育を行う科目である。

開講意図

 エネルギーを高品質に安定的に供給するために、電気関連の法規・規格を理解する。また、電力施設等の概要を学ぶとともに、施設管理に対する主任技術者の職務の重要性について理解する。

到達目標

1) わが国のエネルギー情勢と電気事業の社会的役割と責任及び現状を説明できる。
2) 電力需給の計画・調整,電気施設の建設と運転及び保守管理を説明できる。
3) 電気関係法令についてその体系及び関係法令を説明できる。
4) 電気主任技術者の社会的責任を説明できる。
【 学習・教育到達目標番号B4 】

聴講指定

理工学部電気電子工学科3年次生、理工学科電気エネルギーコース3年次生、理工学科電子デバイス工学コース3年次生

履修上の注意

 この授業科目は、電気主任技術者免状交付申請に必要な科目の一つである。ここに記されていない事項や変更点等については、授業時間あるいは学科掲示板、電子メールなどにより周知するので、各自、十分注意すること。

【 教務委員コメント 】
これは、学外非常勤講師の先生をお招きして実施する授業科目である。
非常に御多忙な時間を割いて16コマ分の授業を担当していただくので、安易な履修放棄は厳に慎むこと。
履修登録をした限りは、“大人としての最低限の礼儀”は守り、最後まで必ず受講すること。

授業計画

内容

授業以外の学習
本科目は、単位数×45時間の学修が必要な内容で構成されています。授業として実施する学修の他に、授業の内容を深めるために以下の事前・事後学修が必要です。

1

 1週目 総論 1.1 電気の特質、 1.2電力を取り巻くエネルギー問題、 1.3 電気事業の歴史、  1.4世界主要国の電気事業
 2週目 電力需給計画及び調整 2.1 総説、2.2 需要、2.3 供給力
 3週目 2.4 電力需給計画、 2.5 電力需給調整
 4週目 電気施設の建設と運用 3.1 総説、 3.2 電源開発計画、 3.3 電気施設と環境保全
 5週目 3.4 再生可能エネルギー、3.5 電力系統の構成
 6週目 3.6 電力系統運用 3.7 電力施設の保守管理、 
 7週目 電気料金 4.1 総説、4.2 料金制度の変遷、4.3 料金制度、4.4 電気料金の算定、4.5 電気料金の構成、4.6 料金収入と電力コスト、4.7 託送料金
 8週目 中間試験
 9週目 電気関係法令 5.1 電気関係法規の体系、 5.2 電気事業の運営に関する規則
10週目 5.3 電気施設・保安に関する法令
11週目 5.3 電気施設・保安に関する法令、5.4 その他の関係法令、5.5 電気に関する規格・標準など
12週目 電気設備技術基準とその解釈 6.1 総説、6.2 総則、
13週目 6.2 総則、6.3 電気の供給のための電気設備の施設
14週目 6.3 電気の供給のための電気設備の施設、 6.4 電気使用場所の施設
15週目 6.4 電気使用場所の施設、6.5 国際規格の取入れ、6.6 分散型電源の系統連系設備
16週目 期末試験

1 次回までの課題
1~6週目:当日の内容を整理し、次回の内容について予習しておく
7週目:当日およびこれまでの内容を整理し中間試験に備える
8週目:次回の内容について予習しておく
9~14週目:当日の内容を整理し、次回の内容について予習しておく
15週目:当日およびこれまでの内容を整理し期末試験に備える

基本的に、授業計画に従って授業を進めていく予定なので、事前に教科書を読むなどして、自分が理解困難なところを明らかにしたうえで、当日の授業へ臨むこと。
また、できるだけ早く授業を振り返り、取り上げた内容を思い出して整理するように努めること。

成績評価の方法と基準

 到達目標 1)~4)について、中間・期末試験(各5割)で評価する。なお、定期試験(中間試験と期末試験)を受け、かつ2/3以上の出席(除く定期試験への出席)がある者だけを成績評価の対象とする。

開示する成績評価の根拠資料等

定期試験の問題、解答例及び配点を開示する。

開示方法

 閲覧を希望する者(履修登録者に限る)は、開講学期の末日までに電子メールで教務委員・猪原 哲(iharas@edu.cc.saga-u.ac.jp)へ申し込むこと。ただし、セキュリティの観点から、教育用システム(********@edu.cc.saga-u.ac.jp)より発信された電子メールのみを受け付ける。

教科書

資料名

著者名

発行所名・発行者名

出版年

備考(巻冊:上下等)

ISBN

電気施設管理と電気法規解説

オフィスアワー

非常勤講師のため、授業時間や休み時間に申し出ること。

アクティブラーニング導入状況

アクティブラーニング導入状況

カテゴリー4

カテゴリー3

カテゴリー2

カテゴリー1

カテゴリー0

学生が自ら主体となって、学習の方向性を定め、問題解決に導くための時間です。PROBLEM BASED LEARNING

グループや個人で行った能動的学習の成果を、教室内外で発表し、その評価を受けたり、質問に対応したりすることにより、学修した内容を深化させるための時間です。OUTPUT

学生自らが自由に発言し、グループやペアでの協働活動により課題に取り組み、何らかの帰結に到達するための能動的学習の時間です。INTERACTION

学生からの自由な発言機会はないものの、授業時間中に得られた知識や技能を自ら運用して、問題を解いたり、課題に取り組んだり、授業の振り返りをしたりする能動的学習を行う時間です。ACTION

基本的に学生は着席のまま、講義を聞き、ノートをとり、知識や技能を習得に努める時間です。INPUT

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その他

連絡先:令和5年度教務委員(猪原 哲/iharas@cc.saga-u.ac.jp)