シラバス詳細

タイトル「2023年度」、カテゴリ「理工学部」

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科目情報

コースナンバリング

2-542x-238

科目名

電気設計学

開講学期

前期

開講時期

1クォータ

曜日・校時

集中講義

単位数

2

授業担当教員

丸山 博、猪原 哲

講義情報

学士力番号

1(3)

曜/限追記

集中講義

講義形式

講義

講義概要

 電気設計者として必要な考え方や知識をパワーポイントの資料および製品の製作写真等を交えた座学および実習を通じて修得させる。設計対象は電力用変圧器とする。この授業は電気機器設計の実務経験を有している教員が、電気設計学の実践的な教育を行う科目である。

開講意図

①電気設計の考え方や設計プロセスを理解し,電気技術者として必要な電気機器の仕様や運用・管理の基本知識を修得する。
②電気磁気,電気回路,電気機器,高電圧工学等の知識が電気設計にどのように応用されているのか理解し,電気工学の知見を深める。

到達目標

1)電気設計者の心得並びに電気設計をするために必要な要件(仕様書や規格)を理解し、説明できる。
2)製品規格や仕様書を読み取って、電気機器の諸定数の計算や寸法を決定し、設計ができる。
【 学習・教育到達目標番号B4 】

聴講指定

理工学部電気電子工学科3年次生、理工学科電気エネルギーコース3年次生、理工学科電子デバイス工学コース3年次生

履修上の注意

ここに記されていない事項や変更点等については、授業時間あるいは学科掲示板、電子メールなどにより周知するので、各自、十分注意すること。

【 教務委員コメント 】
この科目は、学外から非常勤講師の先生をお招きして、夏季休業期間中に実施する集中講義です。
非常に御多忙な中、16コマ分の授業を御担当して頂くので、安易な履修放棄は厳に慎むこと。
履修登録をする限りは、“大人としての最低限の礼儀”は守り、最後まで必ず受講すること。

授業計画

内容

授業以外の学習
本科目は、単位数×45時間の学修が必要な内容で構成されています。授業として実施する学修の他に、授業の内容を深めるために以下の事前・事後学修が必要です。

1

 1回目     : 製品と製造方法
 2回目     : 設計とは、規格
 3回目     : 仕様書、電気材料、演習
 4回目     : 誘導起電力、演習
 5回目     : 巻線と絶縁、漏れインダクタンス
 6回目     : 磁気回路、演習
 7回目     : 損失および効率、温度上昇 演習
 8回目     : 設計とは(グループ討議) 
 9回目     : 設計方法 定格および諸定数の決定
10回目     : 設計実習 3相100kVA変圧器設計諸元の算出と評価方法
11回目     : 設計方法 鉄心と巻線の決定
12回目     : 設計実習 3相100kVA変圧器の鉄心および巻線の算出と評価方法
13回目     : 設計方法 損失、効率、漏れインピーダンスおよび電圧変動率の算出
14回目     : 設計実習 3相100kVA変圧器の特性の算出と評価方法
15回目     : 設計実習 3相100kVA変圧器の設計書の作成
16回目     : まとめ

 本講義では、電気機器設計四次改定版を教科書とする。必要に応じて、参考資料などを配布する予定である。
 1~8回は、主に電気機器の知識をベースにした座学と演習である。電気回路、電気磁気、電気機器、高電圧等の知識を中心に講義を行う。
 9~15回は,1~8回に講義した内容をベースに設計プロセスの講義と設計実習を行う。
 16回は、設計課題に取り組み、自ら設計方針を定め、課題解決に取り組む。

毎回の講義の内容を整理し,復習すること.

成績評価の方法と基準

到達目標1)の仕様書や規格について、および到達目標2)について、演習レポート(設計書)で評価する。:100点
到達目標1)の心得についてはグループ討議で評価する。点数はつけないが到達した者だけを成績評価の対象とする。
なお、指定した課題などを完遂し、2/3以上の出席がある者だけを成績評価の対象とする。

開示する成績評価の根拠資料等

演習レポートなどを開示する。

開示方法

 閲覧を希望する者(履修登録者に限る)は、開講学期の末日までに電子メールで教務委員・猪原 哲(iharas@edu.cc.saga-u.ac.jp)へ申し込むこと。ただし、セキュリティの観点から、教育用システム(********@edu.cc.saga-u.ac.jp)より発信された電子メールのみを受け付ける。

教科書

資料名

著者名

発行所名・発行者名

出版年

備考(巻冊:上下等)

ISBN

電気学会大学講座 電機設計概論

978-4886862624

広瀬 敬一, 炭谷 英夫

電気学会

オフィスアワー

非常勤講師のため、授業時間や休み時間に申し出ること。

アクティブラーニング導入状況

アクティブラーニング導入状況

カテゴリー4

カテゴリー3

カテゴリー2

カテゴリー1

カテゴリー0

学生が自ら主体となって、学習の方向性を定め、問題解決に導くための時間です。PROBLEM BASED LEARNING

グループや個人で行った能動的学習の成果を、教室内外で発表し、その評価を受けたり、質問に対応したりすることにより、学修した内容を深化させるための時間です。OUTPUT

学生自らが自由に発言し、グループやペアでの協働活動により課題に取り組み、何らかの帰結に到達するための能動的学習の時間です。INTERACTION

学生からの自由な発言機会はないものの、授業時間中に得られた知識や技能を自ら運用して、問題を解いたり、課題に取り組んだり、授業の振り返りをしたりする能動的学習を行う時間です。ACTION

基本的に学生は着席のまま、講義を聞き、ノートをとり、知識や技能を習得に努める時間です。INPUT

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その他

連絡先:令和5年度教務委員(猪原 哲/iharas@cc.saga-u.ac.jp)