シラバス詳細

タイトル「2023年度」、カテゴリ「教養教育科目」

和文・英文ボタンを押すことで、和文↔英文の切り替えができます。

医学部のシラバスはこちらから。

医学系研究科博士課程のシラバスはこちらから。

科目情報

コースナンバリング

1-007x000

科目名

情報基礎演習Ⅰ

開講学期

前期

開講時期

1クォータ

曜日・校時

集中講義

単位数

1

授業担当教員

佐藤 和也

講義情報

学士力番号

1-(3)

曜/限追記

夏季休業中に集中講義にて実施予定.機械システム工学科 情報処理科目 必修 1単位 15回演習

講義形式

最初に講義スライドを用いた説明を行った後,授業時間中に演習問題を提示して,各自演習問題のプログラミングに取り組んでもらう.最後にレポート課題を説明し,指定した提出期限までにEメールにて担当教員宛に提出する.
講義資料のスライド(含むレポート課題の解答例),出席状況,レポート点は,毎回授業のWebサイトで公開する

講義概要

本講義では,コンピュータの基本操作を習得するとともに,インターネットや電子メールの利用を通して情報システムに関する基礎知識を修得する.また,機械工学で特に重要であるFortran 言語の使用方法を学び,簡単な演習を通してプログラミングの概念を修得する.

開講意図

開講意図は講義概要と切り離せないので,講義概要に含めて示す.

到達目標

関連する機械システム工学科 学習・教育目標
1. 人間社会と自然環境の調和を目指し、グローバルな視点から多面的に物事を考察することができる。
2. 良識を備え技術者として社会に対する責任を認識できる。
3. 機械工学習得に不可欠な 基礎数学と力学の応用力を身につける。
4. 機械工学の基礎および、その応用力を身につける。
5. 工作実習、設計、製図を通してものづくり(作りmake、造りdesign,創りcreate)の素養を身につける。
6. 実験等を計画・遂行し、結果を工学的に考察することに関し、課題の発見や問題解決ができる。
7. プレゼンテーションをはじめとする国際的な技術コミュニケーション能力を身につける。

同詳細版
4-2 計算機の操作に関する基礎的な知識を有し単純なプログラムを作ることができる
7-2 技術コミュニケーションに必要な準備作業ができる
(1) UNIX の基本コマンドを理解し,使用できる.
(2) ディレクトリの概念を理解し,ファイル管理ができる.
(3) エディタを使用してファイルの作成ができる.
(4) UNIX での電子メールの送受信ができる.
(5) 電子メールを使用してレポートを提出できる.
(6) FORTRAN プログラムのコンパイルから実行までの操作ができる.
(7) 簡単な算術計算と入出力ができる.
(8) DO 文を使った計算や入出力ができる.
(9) 配列を使った計算や入出力ができる.
(10) IF 文を使ったプログラムの制御ができる.

聴講指定

再履修生対象クラス

履修上の注意

学ぶべき事
受講者は,各自のコンピュータの起動終了操作およびキーボードやマウスの基本操作などを必要とする.
具体的には
(1) コンピュータの起動終了の操作ができること.
(2) キーボード操作がスムーズにできること.
(3) マウスの操作ができること.

授業計画

内容

授業以外の学習
本科目は、単位数×45時間の学修が必要な内容で構成されています。授業として実施する学修の他に、授業の内容を深めるために以下の事前・事後学修が必要です。

1

第1 回 :関連学習目標(4)(5)
総合情報基盤センターのシステムの基本操作を学ぶ.
レポートの提出方法(1)

レポート課題の検討と作成

2

第2 回 Linux 入門:関連学習目標(1)(2)
基本コマンド
ディレクトリ

レポート課題の検討と作成

3

第3 回 エディタ:関連学習目標(3)
Emacs の基本操作
日本語入力

レポート課題の検討と作成

4

第4 回 FORTRAN 入門:関連学習目標(6)
FORTRAN とは
プログラムの基本形
コンパイルと実行
レポートの提出方法(2)

レポート課題の検討と作成

5

第5 回 簡単な計算と入出力:関連学習目標(7)
変数の宣言と使い方
四則演算

レポート課題の検討と作成

6

第6回 簡単な計算と入出力:関連学習目標(7)
組込み関数
数値の読込みと出力
入出力の書式指定

レポート課題の検討と作成

7

第7回 DO 文:関連学習目標(8)
DO 文の使い方と使用上の注意

レポート課題の検討と作成

8

第8回 DO 文:関連学習目標(8)
合計の計算方法
数表の作成

レポート課題の検討と作成

9

第9回 配列:関連学習目標(9)
配列の宣言と使い方
平均値と標準偏差の計算

レポート課題の検討と作成

10

第10回 配列:関連学習目標(9)
行列やベクトルの計算

レポート課題の検討と作成

11

第11回 配列:関連学習目標(9)
配列の宣言と使い方
平均値と標準偏差の計算
行列やベクトルの計算
連立一次方程式の解法

レポート課題の検討と作成

12

第12回 IF 文:関連学習目標(10)
論理IF 文
ブロックIF 文

レポート課題の検討と作成

13

第13回 IF 文:関連学習目標(10)
論理式の書き方

レポート課題の検討と作成

14

第14回 IF 文:関連学習目標(10)
GOTO 文

レポート課題の検討と作成

15

第15 回 学習内容のまとめと復習

レポート課題の検討と作成

成績評価の方法と基準

1:3 回を超える欠席を認めない.授業開始後,点呼により出欠を取る.
2:毎講義中にレポート課題を提示する.
3:総合成績は, レポートの評価100%として算出し,60 点をもって合格とする.
4:不合格者に対する再試験は実施しない.

開示する成績評価の根拠資料等

レポート,定期試験

開示方法

レポートや定期試験の問題と解答は情報基礎演習のホームページで公開する.

教科書

資料名

著者名

発行所名・発行者名

出版年

備考(巻冊:上下等)

ISBN

ザ・Fortran 90/95

戸川隼人

サイエンス社

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オフィスアワー

水曜5限 または
sato@me.saga-u.ac.jp

アクティブラーニング導入状況

アクティブラーニング導入状況

カテゴリー4

カテゴリー3

カテゴリー2

カテゴリー1

カテゴリー0

学生が自ら主体となって、学習の方向性を定め、問題解決に導くための時間です。PROBLEM BASED LEARNING

グループや個人で行った能動的学習の成果を、教室内外で発表し、その評価を受けたり、質問に対応したりすることにより、学修した内容を深化させるための時間です。OUTPUT

学生自らが自由に発言し、グループやペアでの協働活動により課題に取り組み、何らかの帰結に到達するための能動的学習の時間です。INTERACTION

学生からの自由な発言機会はないものの、授業時間中に得られた知識や技能を自ら運用して、問題を解いたり、課題に取り組んだり、授業の振り返りをしたりする能動的学習を行う時間です。ACTION

基本的に学生は着席のまま、講義を聞き、ノートをとり、知識や技能を習得に努める時間です。INPUT

0

0

30

50

20

その他

JABEEに対する学習・教育到達目標:機械エネルギー工学コース(4-2, 7-2),メカニカルデザインコース(4-2, 7-2)