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タイトル「2022年度」、カテゴリ「学校教育学研究科」

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科目情報

コースナンバリング

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科目名

子ども支援活動実践の開発・省察

開講学期

前期

開講時期

1クォータ

曜日・校時

木2

単位数

2

授業担当教員

下田 芳幸、井邑 智哉、中島 俊思、小松原 修、木田 啓二

講義情報

曜/限追記

木2

講義形式

演習形式で行う。

講義概要

本演習では、担当教員全員と受講者が一同に会し、受講者の子ども支援に関する実践についての報告に対し、他の受講者が意見を述べたり、担当教員全員がそれぞれの専門的立場から、指導助言を行うものである。本授業では、子どもへの支援活動を多面的に捉えながら、子どもの状態を的確に把握し、個々に応じた支援活動を展開するための知見を得ることを目指している。子どもへの支援に関する知識を深めながら、社会適応を促すための支援のあり方を考察する。
なおこの授業は、学校での教職経験のある教員、小中高のスクールカウンセラーの実務経験を有している教員、教育・発達心理学の研究者、特別支援教育の研究者が合同で行い、教育相談・心理的支援に関する実践的な教育を担っている科目である。

開講意図

子どもへの支援活動に関して、教育・発達心理学、教育相談・生徒指導、特別支援教育などから多面的に捉え支援できるよう、そのあり方や方法についての知見を学ぶ。

到達目標

以下の3点を到達目標とする。
・子どもの状態を心理社会的および特別支援教育の観点で捉えることができる
・健やかな成長・発達、社会適応を促すための支援のあり方を考えることができる
・関係機関との連携のあり方について検討できる

履修上の注意

2022年度は新型コロナ感染症の影響によって授業形態が決定される。
オンラインでの実施の場合、WebexまたはZoomを使用する。授業開始時のオリエンテーションで受講生と相談の上決定する。各回の授業では、招待メールの確認を欠かさず行っていただきたい。
授業連絡は各自の大学院メールアドレスへメールを送るので、大学院のメールアカウントのチェックについても留意していただきたい。

授業計画

内容

授業以外の学習
本科目は、単位数×45時間の学修が必要な内容で構成されています。授業として実施する学修の他に、授業の内容を深めるために以下の事前・事後学修が必要です。

1

オリエンテーション、子どもの支援総論

生徒指導提要を読む

2

院生による小学校での実践報告(不登校傾向事例)と検討

小学校における不登校対応の実践論文を読む

3

院生による小学校での実践報告(いじめ対応事例)と検討

小学生のいじめ対応に関する実践論文を読む

4

院生による小学校での実践報告(発達障害対応事例)と検討

小学校での発達障害対応の実践論文を読む

5

院生による小学校での実践報告(心理教育実践事例)と検討

小学校における心理教育の実践論文を読む

6

院生による中学校での実践報告(不登校傾向事例)と検討

中学校における不登校対応の実践論文を読む

7

院生による中学校での実践報告(いじめ対応事例)と検討

中学校におけるいじめ対応の実践論文を読む

8

院生による中学校での実践報告(発達障害対応事例)と検討

中学校での発達障害対応の実践論文を読む

9

院生による中学校での実践報告(心理教育実践事例)と検討

中学校における心理教育の実践論文を読む

10

院生による高校での実践報告(不登校傾向事例)と検討

高校での不登校対応の実践論文を読む

11

院生による高校での実践報告(いじめ対応事例)と検討

高校でのいじめ対応の実践論文を読む

12

院生による高校での実践報告(発達障害対応事例)と検討

高校での発達障害対応の実践論文を読む

13

院生による高校での実践報告(心理教育実践事例)と検討

高校における心理教育の実践論文を読む

14

院生による学校での実践報告(ユニバーサルデザインの視点を活かした授業づくり)と検討

学校でのユニバーサルデザインの観点を活かした授業づくりの実践論文を読む

15

まとめ

これまでの授業内容や読んだ論文をもとに、子ども支援のあり方についてまとめる

成績評価の方法と基準

授業での発表資料(50%)および授業での発言度(50%)で評価する。評価は、到達目標である①子どもの状態を心理社会的な観点から言及できているか、②子どもの成長・発達・社会適応を促す観点での支援方法を提示できているか、③必要に応じて関係機関との連携について言及できているか、の3つの観点から行う。

開示する試験問題等

・授業での発表資料の評価の観点を、初回オリエンテーション時に提示する。

開示方法

初回オリエンテーション資料

教科書

資料名

著者名

発行所名・発行者名

出版年

備考(巻冊:上下等)

ISBN

教科書は使用しない。

参考図書

資料名

著者名

発行所名・発行者名

出版年

備考(巻冊:上下等)

ISBN

ライブラリ 心理学の杜 14 教育・学校心理学

石津憲一郎ほか

サイエンス社

9784781915272

学校で気になる子どものサイン

五十嵐哲也, 杉本希映編著

少年写真新聞社

2012

9784879814333

オフィスアワー

水4・木3・木4

アクティブラーニング導入状況

アクティブラーニング導入状況

カテゴリー4

カテゴリー3

カテゴリー2

カテゴリー1

カテゴリー0

学生が自ら主体となって、学習の方向性を定め、問題解決に導くための時間です。PROBLEM BASED LEARNING

グループや個人で行った能動的学習の成果を、教室内外で発表し、その評価を受けたり、質問に対応したりすることにより、学修した内容を深化させるための時間です。OUTPUT

学生自らが自由に発言し、グループやペアでの協働活動により課題に取り組み、何らかの帰結に到達するための能動的学習の時間です。INTERACTION

学生からの自由な発言機会はないものの、授業時間中に得られた知識や技能を自ら運用して、問題を解いたり、課題に取り組んだり、授業の振り返りをしたりする能動的学習を行う時間です。ACTION

基本的に学生は着席のまま、講義を聞き、ノートをとり、知識や技能を習得に努める時間です。INPUT

50

0

20

20

10

その他

適宜、授業において文献や論文等を紹介する。