シラバス詳細

タイトル「2022年度」、カテゴリ「農学部」

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科目情報

コースナンバリング

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科目名

果樹園芸学

開講学期

後期

開講時期

3クォータ

曜日・校時

月5

単位数

2

授業担当教員

古藤田 信博、福田 伸二

講義情報

学士力番号

2(2)

講義形式

講義は対面となります。

*コロナがまん延した場合、オンラインに切り替わる場合あります。
オンラインの場合、基本は、オンディマンド型ですが、場合により同時中継型の講義が入る場合があります。
その場合、Teams「果樹園芸学」にてお知らせします。

講義概要

果樹の品種、分類、遺伝・育種、栽培生理、健康機能性成分について概説する。また、果樹を含む園芸作物全般の生理現象に重きをおいて講義する。理解度テストやレポートを実施する。 

開講意図

受講生は、40目、134科、695属におよぶ多様な植物を包含する果樹について概観しつつ、主要な果樹の特性、栽培方法、遺伝、育種、機能性成分等について基本事項を習得する。地方及び国家公務員試験にも対応できるようになる。

到達目標

受講生は、木本植物である果樹が発芽して樹体を大きくし、果実を結ぶ数十年にわたる永年作物としての長期のライフ・サイクルを概観できる、また果樹に特徴的な基本的生理・遺伝現象の原理を他者に説明できる。果樹作物の栽培について基本的な知識を獲得する。果物の健康機能性成分について理解し、日常生活の中でその知識を活用し、健康的な生活を送ることを実践できる。理解度テストによって、自分の理解を確認する。間違った箇所は復習してほしい。学士力番号:2(2)

聴講指定

農学部2、3、4年生を対象とする。

履修上の注意

生物科学コース必修の「遺伝学」「植物生理学」「園芸学」を履修していること。プロジェクターおよびプリントを使用して授業をすすめる。場合によっては野外に出てそこで講義を行う。教科書「園芸生理学」あるいは「果樹栽培の基礎」をよく読むこと。将来園芸分野で職を得たい者(農政職や農林水産省などの国家公務員志望者)は、準教科書の「新編果樹園芸学」も読むことを薦める。該当箇所の予習をして講義に臨むこと。

【重要】受講者は、Teamsの「果樹園芸学」に登録してください(受講登録者にはリンク先のパスワードを送付します)。

授業計画

内容

授業以外の学習
本科目は、単位数×45時間の学修が必要な内容で構成されています。授業として実施する学修の他に、授業の内容を深めるために以下の事前・事後学修が必要です。

1

果樹園芸学の概要

「園芸生理学」第1章ほか

2

遺伝資源の導入と育種

「新編果樹園芸学」第3章

3

分類と形態

「新編果樹園芸学」第2章

4

幼若性と花芽形成(I) 発芽から開花まで

「園芸生理学」第4章

5

幼若性と花芽形成(II) 花成誘導

「園芸生理学」第4章

6

開花、受精、結実

「園芸生理学」第5「園芸生理学」第6章

7

果実の生長と肥大,果実の機能性

「園芸生理学」第6章、「園芸生理学」第7章、「果実の科学」

8

講義前半のまとめなど

専門用語などを調べる。

9

果樹栽培の基礎(I):果樹栽培適地、整枝、せん定について

「果樹栽培の基礎」

10

果樹栽培の基礎(II):かん水、肥料、苗木の生産、施設栽培について

「果樹栽培の基礎」

11

国内外の主要品種(I): カンキツ栽培について

「果樹栽培の基礎」

12

国内外の主要品種(II): リンゴ栽培について

「果樹栽培の基礎」

13

国内外の主要品種(III): ビワ栽培について

「果樹栽培の基礎」

14

国内外の主要品種(IV): ナシ栽培について

「果樹栽培の基礎」

15

国内外の主要品種(V): モモ栽培について

「果樹栽培の基礎」

成績評価の方法と基準

成績評価は、毎回の理解度テストおよび対面の定期試験による。

開示する試験問題等

毎回、理解度テストの解答を示す。

開示方法

毎回、理解度テスト(15回分)の解答を示します。

教科書

資料名

著者名

発行所名・発行者名

出版年

備考(巻冊:上下等)

ISBN

園芸生理学 : 分子生物学とバイオテクノロジー

山木昭平編

文永堂出版

2007

果樹栽培の基礎

新版

杉浦明編著

農山漁村文化協会

2004

参考図書

資料名

著者名

発行所名・発行者名

出版年

備考(巻冊:上下等)

ISBN

新編果樹園芸学

間苧谷徹 [ほか] 著

化学工業日報社

2002

果実の科学

伊藤三郎編

朝倉書店

1991

オフィスアワー

オフィスアワー一覧を参照(学生センターホームページ)

アクティブラーニング導入状況

アクティブラーニング導入状況

カテゴリー4

カテゴリー3

カテゴリー2

カテゴリー1

カテゴリー0

学生が自ら主体となって、学習の方向性を定め、問題解決に導くための時間です。PROBLEM BASED LEARNING

グループや個人で行った能動的学習の成果を、教室内外で発表し、その評価を受けたり、質問に対応したりすることにより、学修した内容を深化させるための時間です。OUTPUT

学生自らが自由に発言し、グループやペアでの協働活動により課題に取り組み、何らかの帰結に到達するための能動的学習の時間です。INTERACTION

学生からの自由な発言機会はないものの、授業時間中に得られた知識や技能を自ら運用して、問題を解いたり、課題に取り組んだり、授業の振り返りをしたりする能動的学習を行う時間です。ACTION

基本的に学生は着席のまま、講義を聞き、ノートをとり、知識や技能を習得に努める時間です。INPUT

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