シラバス詳細

タイトル「2022年度」、カテゴリ「理工学部」

和文・英文ボタンを押すことで、和文↔英文の切り替えができます。

医学部のシラバスはこちらから。

医学系研究科博士課程のシラバスはこちらから。

科目情報

コースナンバリング

2-413x-238

科目名

解析学基礎Ⅰ

開講学期

前期

開講時期

1クォータ

曜日・校時

火2

単位数

2

授業担当教員

日比野 雄嗣

講義情報

学士力番号

1-(2), 1-(3), 2-(2)

講義形式

黒板を使った講義

講義概要

初等的な微積分では、直感的な考察によって極限を扱っており、理論的な考察には深入りしていない。この講義では、いわゆるεーδ論法について講義し、厳密な数学の証明が理解できることを目指す。
まず、理論的な考察を進めるために、記号論理に慣れさせる。そして、実数を公理的に構成することにより、εーδ論法の必要性を理解させる。εーδ論法を用いて、数列の収束、関数の連続性を定義する。それによって、『微分積分学I』で習った諸定理について、εーδ論法を用いた証明を与える。

開講意図

いわゆるε-δ論法を理解し,それを使って論理が展開できるようになること。

到達目標

ε-δ論法を理解すること。それを使って証明ができるようになること。

履修上の注意

1年次で既に学んだと思われる内容が多いが,ここでは計算よりも厳密な論証に力点がおかれる.

授業計画

内容

授業以外の学習
本科目は、単位数×45時間の学修が必要な内容で構成されています。授業として実施する学修の他に、授業の内容を深めるために以下の事前・事後学修が必要です。

1

§1.1イプシロンデルタ ・§2.5実数の非可付番性

講義内容を整理しておくこと。

2

記号論理(命題論理)

講義内容を整理しておくこと。

3

記号論理(述語論理)

講義内容を整理しておくこと。

4

§1.2数列の極限値

講義内容を整理しておくこと。

5

§1.3関数の極限値・§1.4数列と関数の関係

講義内容を整理しておくこと。

6

§2.1切断の考え・§2.2上限下限

講義内容を整理しておくこと。

7

§2.3いろいろな数列

講義内容を整理しておくこと。

8

§2.4コーシーの収束条件

講義内容を整理しておくこと。

9

上極限・下極限

講義内容を整理しておくこと。

10

§3.1連続関数の定義

講義内容を整理しておくこと。

11

§3.2閉区間における連続関数

講義内容を整理しておくこと。

12

一様連続

講義内容を整理しておくこと。

13

§4.1微分可能性

講義内容を整理しておくこと。

14

§4.2平均値の定理

講義内容を整理しておくこと。

15

§4.3平均値の定理の応用・§4.4いろいろな例題

講義内容を整理しておくこと。

成績評価の方法と基準

定期試験(100%)で評価する。

開示する試験問題等

定期試験の問題及び解答例を開示する。

開示方法

採点終了後,研究室前に掲示する。

教科書

資料名

著者名

発行所名・発行者名

出版年

備考(巻冊:上下等)

ISBN

解析入門

田島一郎著

岩波書店

1981

リンク

オフィスアワー

本学のホームページに掲載のオフィスアワー一覧を参照のこと.

アクティブラーニング導入状況

アクティブラーニング導入状況

カテゴリー4

カテゴリー3

カテゴリー2

カテゴリー1

カテゴリー0

学生が自ら主体となって、学習の方向性を定め、問題解決に導くための時間です。PROBLEM BASED LEARNING

グループや個人で行った能動的学習の成果を、教室内外で発表し、その評価を受けたり、質問に対応したりすることにより、学修した内容を深化させるための時間です。OUTPUT

学生自らが自由に発言し、グループやペアでの協働活動により課題に取り組み、何らかの帰結に到達するための能動的学習の時間です。INTERACTION

学生からの自由な発言機会はないものの、授業時間中に得られた知識や技能を自ら運用して、問題を解いたり、課題に取り組んだり、授業の振り返りをしたりする能動的学習を行う時間です。ACTION

基本的に学生は着席のまま、講義を聞き、ノートをとり、知識や技能を習得に努める時間です。INPUT

0

0

0

1

99