シラバス詳細

タイトル「2022年度」、カテゴリ「教養教育科目」

和文・英文ボタンを押すことで、和文↔英文の切り替えができます。

医学部のシラバスはこちらから。

医学系研究科博士課程のシラバスはこちらから。

科目情報

コースナンバリング

1-300x000

科目名

日本事情-現代社会

開講学期

後期

開講時期

3クォータ

曜日・校時

水2

単位数

2

授業担当教員

村山 詩帆

講義情報

学士力番号

佐賀大学学士力1の(1)

講義形式

講義と演習を組合わせた授業を行う。

講義概要

日本の教育と社会の関係性に焦点を当て、人間形成と発達、現代社会と子ども、学校と教師、学校経営・管理、国家と人権、宗教と道徳、学校法制、社会変動と教育などを主たるテーマとして、日本の社会事情を解説する。その上で、外国人留学生が個々にもつ理解を日本の文脈において相対化できるよう、受講生間で教育と社会の関係性についてディスカッションする。

開講意図

現代社会において大部分が経験する制度の1つである教育に焦点を当て、教育の営みを社会との関係性に照らして多角的な視点から考え、日本社会への理解を深める。

到達目標

(1)自己の個人的な経験に拠らずに、物事を解釈することの意義を理解する。
(2)教育の諸制度を通して、日本社会を客観的に認識できるようになる。
(3)教育から派生する諸問題から、現代社会が抱える課題を分析する視座を獲得する。

履修上の注意

・欠席する場合、途中退出する場合、必ず事前に連絡すること。
・開始時刻から15分以上の遅刻、終了時刻から15分以上の早退は、原則として欠席扱いする(然るべき理由がある場合は、その旨をE-mail等で必ず連絡すること。
・学生証を忘れた場合、必ず授業開始前に申し出、授業終了時に学籍番号・名前・日付を記入した文書(用紙は指定しない)を提出すること。

授業計画

内容

授業以外の学習
本科目は、単位数×45時間の学修が必要な内容で構成されています。授業として実施する学修の他に、授業の内容を深めるために以下の事前・事後学修が必要です。

1

オリエンテーション(シラバス、成績評価の方法と基準等の説明)

予備討議シートをダウンロードし、梗概とは何かについて調べておくこと。

2

予備討議

自らの討議内容に対して他の受講生が優越していた点を整理し、気づいた点等について予備討議シートに追記しておくこと。

3

人間形成と教育

人間形成の概念をめぐる日本社会の営みを整理し、気づいた点等について予備討議シートに追記しておくこと。

4

発達とライフサイクル

発達をめぐる日本の教育研究の視点を整理し、気づいた点等について予備討議シートに追記しておくこと。

5

子ども問題

子どもをめぐる日本社会の歴史を整理し、気づいた点等について予備討議シートに追記しておくこと。

6

子育てとしつけ

子育てとしつけをめぐる日本社会の歴史を整理し、気づいた点等について予備討議シートに追記しておくこと。

7

教師の仕事と文化

教師の仕事と文化に関する日本社会の文脈を整理し、気づいた点等について予備討議シートに追記しておくこと。

8

学校の経営と管理

学校の経営・管理に関する日本社会の文脈を整理し、気づいた点等について予備討議シートに追記しておくこと。

9

教育と福祉・国家

福祉・国家と教育の関係性に関する社会の在り方を整理し、気づいた点等について予備討議シートに追記しておくこと。

10

教育と教育行政

教育の政治性と教育行政に関する日本社会の文脈を整理し、気づいた点等について予備討議シートに追記しておくこと。

11

教育の自治と学校法制

教育の自治と学校法制の関係性に関する日本社会の文脈を整理し、気づいた点等について予備討議シートに追記しておくこと。

12

宗教教育と道徳教育

宗教教育と道徳教育をめぐる日本社会の歴史を整理し、気づいた点等について予備討議シートに追記しておくこと。

13

教育と経済・社会

教育と経済・社会との関係性に関する現代日本の在り方を整理し、気づいた点等について予備討議シートに追記しておくこと。
また、予備討議シートを再構成し、本討議シートを梗概として作成すること。

14

本討議

他の受講生の討議内容をふまえて自らの考えを整理し、気づいた点等について本討議シートを完成させること。

15

教育の解題

自らが表明したことを実践できるよう準備すること。

成績評価の方法と基準

成績評価に際しては、①授業への取り組み状況(3回以上の無断欠席は不可)、②レポートの完成度の3点を基準
とする。レポートについては、「講義との接点」、「テーマ(主題)の設定」、「論理の展開」ごとに評価する
(講義内容に対応して、教育研究とその派生的な諸問題についてテーマ(主題)を設定し、設定したテーマにつ
いて説得的な論理を展開できているかを評価する)。評価にあたり、以下の観点に従って1~20ポイントで採点
し、総合ポイント×5の100点スケールに換算する。

1. 講義との接点(1ポイント)

2. テーマ(主題)の設定(5ポイント)
※全体を通して、ある程度絞られた観点に基づいて論述されていること。
(採点例)
a. テーマらしいものがまったく見当たらない。(0ポイント)
b. かすかにテーマらしいものがある。(1~3ポイント)
c. 一貫性や明晰さにやや欠けるものの、テーマがある。(4ポイント)
d. 一貫性のあるテーマが、明確に設定されている。(5ポイント)

3. 論理の展開(14ポイント)
※自らのテーマ(主題)について、具体的・論理的に説明されていること。
(採点例)
a. ありきたりな一般論、トートロジー(同語反復)に終わっている。(5ポイント)
b. ありきたりな一般論から脱していて、自分なりの論述になっているもの。(6~8ポイント)
c. 具体的な例を提示して、テーマの設定に努めている。(9~11ポイント)
d. c.にくわえ、論理が緻密になっている。(12~14ポイント)

開示する試験問題等

今年度実施分については、以下のものを開示する。
(1)レポート
(2)採点結果の詳細

開示方法

今年度実施分については、以下のものを開示する。
(1)用語選択問題(客観式)および主題説明問題(記述式)
(2)採点結果の詳細

教科書

資料名

著者名

発行所名・発行者名

出版年

備考(巻冊:上下等)

ISBN

教科書は指定しない。

参考図書

資料名

著者名

発行所名・発行者名

出版年

備考(巻冊:上下等)

ISBN

指定しない

オフィスアワー

質問・相談は随時受け付ける。

アクティブラーニング導入状況

アクティブラーニング導入状況

カテゴリー4

カテゴリー3

カテゴリー2

カテゴリー1

カテゴリー0

学生が自ら主体となって、学習の方向性を定め、問題解決に導くための時間です。PROBLEM BASED LEARNING

グループや個人で行った能動的学習の成果を、教室内外で発表し、その評価を受けたり、質問に対応したりすることにより、学修した内容を深化させるための時間です。OUTPUT

学生自らが自由に発言し、グループやペアでの協働活動により課題に取り組み、何らかの帰結に到達するための能動的学習の時間です。INTERACTION

学生からの自由な発言機会はないものの、授業時間中に得られた知識や技能を自ら運用して、問題を解いたり、課題に取り組んだり、授業の振り返りをしたりする能動的学習を行う時間です。ACTION

基本的に学生は着席のまま、講義を聞き、ノートをとり、知識や技能を習得に努める時間です。INPUT

10

10

10

10

60