シラバス詳細

タイトル「2021年度」、カテゴリ「学部科目-理工学部」

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科目情報

コースナンバリング

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科目名

応用電気エネルギー工学実験

開講学期

後期

開講時期

3クォータ

曜日・校時

金3、金4

単位数

2

授業担当教員

堂薗 浩、西山 英輔、伊藤 秀昭、原 重臣、佐々木 伸一、杉 剛直、田中 高行、松田 吉隆、築地 浩、永渕 一成、上地 佑

講義情報

学士力番号

1-(2)(3), 2-(2)(3), 3-(2)

曜/限追記

金曜日/3~4限

講義形式

実験

講義概要

応用的な実験テーマごとに小グループを編成し、担当教職員およびティーチングアシスタント(TA)の指導のもと、自主的に実験を進めていく。さらに、2回の報告会を予定している。初回のガイダンスの際に、全体的な注意事項の説明、班分けを実施し、担当教職員から簡単な実験テーマの説明をする。2週目以降は、割り当てられた班の担当教職員やTAの指導のもと、必要に応じて文献調査・資料収集などを行い、自主的に研究計画を立案して、それに沿った実験を繰り返す。また、その過程で実験ループ(次項参照)を体験し、問題解決に取り組む。これらの成果については、8週目の中間報告会で経過報告を行い、15週目の最終報告会で最終レポートとともに披露する。

開講意図

学生実験の総仕上げとして、これまでに培った経験や知識を活かして創造性を発揮し、社会の要求を解決するデザイン能力を身に付けるための応用テーマに自主的に取り組む。そして、実験結果に関する報告や討論を通してプレゼンテーション能力を身に付けるとともに、課題達成のための実験ループ(Plan→Do→Check→Action)を習得して問題解決能力を身に付ける。

到達目標

1)実験計画・企画:
  - 製品開発、研究、アイディア、提案(立案)、問題解決能力、調査。
  - 実験ループ(Plan→Do→Check→Action)の習得。実験計画の立案、提案、問題設定、
   問題解決に際し、グループで議論することができる。
  - 実験のための調査、実験遂行に際し、グループ内で役割分担ができる。
  - グループの各自がアイディアを出す。
2)電気電子に関する知識:
  - 3年前期までの授業、演習、実験で得られた専門に関する知識を駆使して、
   自分自身の力で応用テーマに取り組むことで、関連する専門分野の知識を習得する。
3)実験・計測技術、測定手法:
  - 実施する応用テーマに応じて、適切な計測機器や材料・部品などの選択と使用ができる。
  - 実験全体の理論的な考察や評価ができ、今後の課題や展望を示すことができる。
4)文書作成能力
  - 技術報告・論文と同程度に、専門用語を正しく使い、論理的かつ明快な文書を作成できる。
  - 概要・要約を書くことができる。
(続きは、その他に記入)

聴講指定

理工学部電気電子工学科3年次生で、電気電子工学実験A~Cを受講した者。

履修上の注意

ここに記されていない事項や変更点等については、授業時間あるいは学科掲示板、電子メールなどにより周知するので、各自、十分注意すること。また、下記について注意すること。
- 無断欠席・遅刻は認めない(班単位での再実験とする)。
- 無断欠席・遅刻の場合には,班内の他のメンバーの評価も低下する。
- 欠席・遅刻は必ず事前に担当教員まで連絡すること。正当な理由がある場合の欠席・遅刻は考慮する。
- 班内での協調性や自主性も評価の対象となるので、積極的に実験に取り組むこと

授業計画

内容

授業以外の学習
本科目は、単位数×45時間の学修が必要な内容で構成されています。授業として実施する学修の他に、授業の内容を深めるために以下の事前・事後学修が必要です。

1

 1週目 ガイダンス
 2週目 実験計画の立案、資料収集
 3週目 実験準備等
 4週目 実験(1)
 5週目 実験(2)
 6週目 実験(3)
 7週目 実験(4)、中間報告会資料作成
 8週目 中間報告会
 9週目 実験準備、実験(5)
10週目 実験(6)  
11週目 実験(7)
12週目 実験(8)  
13週目 実験(9)
14週目 最終レポート作成、最終報告会資料作成  
15週目 最終報告会 

次回までの課題: 実施計画に従って,次回に実施する内容に関する予習・準備をすること.
毎回,「電気電子工学実験D報告書」を作成して、担当教職員に提出する。

実験の予習を行う

成績評価の方法と基準

1)毎回の授業については、出席と実験態度(実験計画とその遂行)を中心に、各テーマの担当教職員が採点する。
2)最終レポートの内容について、各テーマの担当教職員が採点する。
3)中間報告会と最終報告会については、オンライン で実施し
  ガイダンス時に説明するルーブリックを用いて,教員および学生が採点する。

上に示す3つの項目のうち、1)と2)が合わせて80%、3)が20%として評価する。
なお、15週にわたるすべての授業に出席しなければ不合格とする。

到達目標(1)は、1)により評価する。
到達目標(2)(3)は、1)と2)により評価する。
到達目標(4)は、2)により評価する。
到達目標(5)は、3)により評価する。
到達目標(6)は、2)と3)により評価する。
なお,到達目標(1)(4)(5)に対する評価が全て6割以上でなければ,他の目標に対する評価が高くても不合格とする。

開示する試験問題等

割り当てられる応用テーマによって、作成する最終レポートの形態が異なってくる。したがって、統一的な“解答例”が存在しないため、開示はしない。ただし、評点については開示の用意がある。

開示方法

希望する者(履修登録者に限る)は、開講学期の末日までに電子メールで授業担当教員の責任者:令和2年度は西山(eisuke@cc.saga-u.ac.jp)へ申し込むこと。

教科書

資料名

著者名

発行所名・発行者名

出版年

備考(巻冊:上下等)

ISBN

各実験テーマによって異なる

オフィスアワー

各実験テーマ担当教員によって異なっているため,各自で事前に確認しておくこと

アクティブラーニング導入状況

アクティブラーニング導入状況

カテゴリー4

カテゴリー3

カテゴリー2

カテゴリー1

カテゴリー0

学生が自ら主体となって、学習の方向性を定め、問題解決に導くための時間です。PROBLEM BASED LEARNING

グループや個人で行った能動的学習の成果を、教室内外で発表し、その評価を受けたり、質問に対応したりすることにより、学修した内容を深化させるための時間です。OUTPUT

学生自らが自由に発言し、グループやペアでの協働活動により課題に取り組み、何らかの帰結に到達するための能動的学習の時間です。INTERACTION

学生からの自由な発言機会はないものの、授業時間中に得られた知識や技能を自ら運用して、問題を解いたり、課題に取り組んだり、授業の振り返りをしたりする能動的学習を行う時間です。ACTION

基本的に学生は着席のまま、講義を聞き、ノートをとり、知識や技能を習得に努める時間です。INPUT

20

19

57

1

3

その他

(到達目標の続き)
5)プレゼンテーション、コミュニケーション能力:
 - プレゼンテーションにおける表現力を習得する。
 - 発表会のための適切な資料を作成できる。
 - 実験内容を適切に伝えることができる。
 - 自分のテーマおよび他のテーマにおける質疑応答を適切に行うことができる。
6)情報収集能力:
 - テーマの遂行、発表、レポート執筆に必要な情報を自ら収集し、実験の改善や考察に反映できる。

【学習・教育目標番号:C1、D2】