シラバス詳細

タイトル「2021年度」、カテゴリ「学部科目-教養教育科目」

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科目情報

コースナンバリング

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科目名

2年間でできる「がばいベンチャー」Ⅰ

開講学期

前期

開講時期

1クォータ

曜日・校時

水2

単位数

2

授業担当教員

田中 宗浩、村田 恵介

講義情報

学士力番号

2(1)(3),3(1)(2) (3)

曜/限追記

水 2

講義形式

対面講義とし,必要に応じて,演習,グループワークを実施する。講義ではTeamsを使用する。
全ての連絡用アドレスは大学のアカウント(***@edu.cc.saga-u.ac.jp)を用いる。

講義概要

 IoT(Internet of Things:さまざまなモノが通信機能を持ち,インターネットへつながること)の進展には、主体的に行動し、自ら課題を解決する「アントレプレナーシップ」が重要である。同時に、社会のあらゆる局面を見渡しながら、IoTの実装とその効果を自らの力で判断し、モノを作り出すことが重要となる。この能力を「業を起こす(がばいベンチャーを作る)」をテーマに2年間の一連した積み上げ式の講義、演習で身に付けることを目的とする。
本講義は,株式会社オプティムをはじめとする民間団体スタッフが全面的に講義を担当する。「Ⅰ」では,佐賀を中心とした社会人向けビジネススクールを手掛けるNPO鳳雛塾の全面協力のもと,起業に必須のロジカルシンキング,ケースメソッドを活用した企業分析,自ら考える地力をつけるためのキャリア教育を中心にして展開する。また,今学期は,村田恵介、千住和久(プログラミング担当、(株)オプティム)、横尾敏史(ビジネスモデル構築担当 NPO鳳雛塾)、竹内壽慶(ビジネスモデル構築担当 NPO鳳雛塾)、田中宗浩(農学部)が講義を担当する。また,外部スピーカーを招いた講義も実施する。
 なお,本講義は佐賀県内を中心とした課題解決に取り組む地域志向C型に該当する。

開講意図

・スタートアップとアントレプレナーシップ:ディスカッション等を通じて、企業のスタートアップにおけるアントレプレナーシップの重要性を理解する。
・ロジカルシンキングを学び,課題の発見と解決方法の構築力を身につける。
・ブレインストーミングでアイデア創造ができる。
・プログラミング入門:身の回りのいろいろな電子機器でプログラミングが使われていることを理解し、実習形式でプログラミングの初歩を身に付ける。

到達目標

(1)スタートアップとアントレプレナーシップを理解する。
(2)ロジカルシンキングによって課題を発見できる。
(3)ブレインストーミングや事例研究で自分の考えを発言できる。
(4)プログラミングの初歩を理解する

聴講指定

2年次生とする

履修上の注意

個人で自由に使用できるスマートフォン及びパソコンを保有している事,講義の際に自分専用のパソコンを持参し,使用できる事。5回以上の欠席は成績評価の対象としない。

授業計画

内容

授業以外の学習
本科目は、単位数×45時間の学修が必要な内容で構成されています。授業として実施する学修の他に、授業の内容を深めるために以下の事前・事後学修が必要です。

1

1.ガイダンス(講義:講義概要、進め方の説明)(村田,千住,横尾,竹内,渡邉,田中)

講義復習・次回内容の熟読

2

2.プログラミング入門1(講義、実習:プログラムとはなにか。Windowsのコマンドプロンプトを触る)(村田,千住,田中)

講義復習・プログラミング課題への取り組み

3

3.プログラミング入門1(講義、実習:スタンドアロンアプリケーションの総論。batスクリプトを作成する)(村田,千住,田中)

講義復習・プログラミング課題への取り組み

4

4.プログラミング入門2(講義、実習:Webサイトやクライアントサーバー型の総論)(村田,千住,田中)

講義復習・プログラミング課題への取り組み

5

5. 講演「株式会社オプティム取締役 友廣一雄(OPTiM本店プレゼンルームにて)(村田,千住,田中)

講演に基づく情報の整理,プログラミング課題への取り組み

6

6. Webプログラミング入門1(講義、実習:HTML+CSS)(村田,千住,田中)

講義復習・プログラミング課題への取り組み

7

7. Webプログラミング入門2(講義、実習:HTML+CSS+javascript、キャッシュ)(村田,千住,田中)

講義復習・プログラミング課題への取り組み

8

8. Webプログラミング入門4(講義、実習:JavascriptとjQuery, 現代のJavascript)(村田,千住,田中)

講義復習・プログラミング課題への取り組み

9

9. 農業ITと医療IT(OPTiM本店プレゼンルームにて。業務ご担当者による講演)(村田,千住,田中)

講演に基づく情報の整理,プログラミング課題への取り組み

10

10. 社会人基礎力講座(講義、グループワーク)(横尾,竹内,田中)

グループワークの整理,次回ディスカッションに向けた意見の整理

11

11. アントレプレナーシップ(起業家精神について)(講義、グループワーク)(横尾,竹内,田中)

グループワークの整理,次回ディスカッションに向けた意見の整理

12

12. マーケティングの基礎(講義、グループワーク:マーケティングの基本的な戦略を考察)(横尾,竹内,田中)

グループワークの整理,次回ディスカッションに向けた意見の整理

13

13. ケースメソッドを用いた事例研究(講義、グループワーク:ケースより商品企画を理解する)(横尾,竹内,渡邉,田中)

グループワークの整理,次回ディスカッションに向けた意見の整理

14

14..ロジカルシンキングの構造(講義、実習:ゼロベース思考~演繹法,帰納法)(横尾,竹内,田中)

グループワークの整理,次回ディスカッションに向けた意見の整理

15

15. ロジカルシンキングの活用と総括(講義、グループワーク:仮説思考~MECE,ロジックツリー,マトリックス分析,マッピング分析)(横尾,竹内,田中)

グループワークの整理,全体振り返り

成績評価の方法と基準

・対面講義では30分以上の遅刻は欠席と見なす。遠隔接続では,接続時間が60分以下は欠席と見なす。
目標(1)は1,5,9,11回の講義毎の課題で評価する
目標(2)は10,14,15回の講義毎の課題で演習の発言回数及び内容から評価する
目標(3)は12,13回の講義課題,プレゼン内容で評価する
目標(4)は2,4,6,8回の講義課題(プログラミング成果物)で評価する
合否判定基準:各講義課題の評価点(素点)合計を100点とし,60点以上を合格とする。

開示する試験問題等

過去の課題内容は,講義の説明と紹介を行う。

開示方法

授業中に説明する

教科書

資料名

著者名

発行所名・発行者名

出版年

備考(巻冊:上下等)

ISBN

特に指定しない。必要に応じて資料を提供する。

参考図書

資料名

著者名

発行所名・発行者名

出版年

備考(巻冊:上下等)

ISBN

ぼくらの地球規模イノベーション戦略 : IT分野・日本人特許資産規模No.1社長のこれまでと次の挑戦

菅谷俊二著

ダイヤモンド・ビジネス企画

2015

9784478083758

オフィスアワー

横尾,竹内:毎水1
村田,千住:毎水1
田中:毎水1

アクティブラーニング導入状況

アクティブラーニング導入状況

カテゴリー4

カテゴリー3

カテゴリー2

カテゴリー1

カテゴリー0

学生が自ら主体となって、学習の方向性を定め、問題解決に導くための時間です。PROBLEM BASED LEARNING

グループや個人で行った能動的学習の成果を、教室内外で発表し、その評価を受けたり、質問に対応したりすることにより、学修した内容を深化させるための時間です。OUTPUT

学生自らが自由に発言し、グループやペアでの協働活動により課題に取り組み、何らかの帰結に到達するための能動的学習の時間です。INTERACTION

学生からの自由な発言機会はないものの、授業時間中に得られた知識や技能を自ら運用して、問題を解いたり、課題に取り組んだり、授業の振り返りをしたりする能動的学習を行う時間です。ACTION

基本的に学生は着席のまま、講義を聞き、ノートをとり、知識や技能を習得に努める時間です。INPUT

0

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30

その他

佐賀大学農学部×佐賀県生産振興部×オプティムの連携による、IT農業の取り組み
http://www.optim.co.jp/news-detail/17859