1-(3)専門分野に必要とされる基礎的な知識・技能

講義および演習

『微分積分学』は大学に入学してすぐ受けるべき最も基礎的な科目であり、他の専門基礎科目や専門科目を理解するのに欠かせないものである。本講義では、「微分積分学Ⅰb」を基礎として，多変数関数の偏微分や重積分について講義する。

理工学部における専門科目では，自然現象や工学的技術を解析・モデル化していく過程において微分積分学が重要な役割を果たす。本講義では，多変数関数の偏微分や重積分など，微分積分学を理工学専門分野で応用していくための知識を身につける。

広義積分の計算ができる。
多変数関数の偏微分および重積分が計算できる。
多変数関数の極値を求めることができる。
条件付き極値を求めることができる。
重積分を応用して, 面積や体積を求めることができる。
無限級数の収束・発散を判定することができる。

授業はオンラインと対面を組み合わせて実施する。
詳細は、授業中に説明する。

授業前には予習を行い，疑問点を整理し，授業後には復習を行うこと．

到達目標に記載されている内容に関する演習（小テスト等を含む）、課題、定期試験により評価する。
１．３回を超える欠席を認めない。病気がケガなどやむを得ない理由がある場合は、それを証明するものを添えて申し出ること。
２. 授業中に適宜演習（小テスト等を含む）や課題のチェック等を行い、その評価点を平常点とする。
３. 期末試験（定期試験）を行う。
４．授業中の態度が悪い場合は、平常点から減点を行う場合がある。
５. 総合成績を、平常点10％、定期試験90％で評価し、60点以上を合格とする。

試験問題，解答例，配点等

試験問題，解答例，配点については、成績確定後にLiveCampusもしくは掲示等を通じて開示する。
定期試験の答案開示を希望する場合は，定期試験終了後3週間以内に担当教員もしくは微分積分学部会長に申し出ること。

金曜日5校時および随時（ただし、メールで予約が必要）．

JABEEに対する学習・教育到達目標：機械エネルギー工学コース(3-1)，メカニカルデザインコース(3-1)、応⽤化学コース(A-1)