シラバス詳細

タイトル「2021年度」、カテゴリ「大学院科目-学校教育学研究科」

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科目情報

コースナンバリング

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科目名

発達障害を持つ子どもの理解と支援

開講学期

後期

開講時期

3クォータ

曜日・校時

水2

単位数

2

授業担当教員

小松原 修

講義情報

曜/限追記

水曜2限

講義形式

講義と演習(事例研究を含む),ディスカッションを組み合わせて行う。

講義概要

この授業は,小学校の通常学級及び特別支援学級担任,通級指導教室担当といった実務経験を有している教員が,小・中・高等学校における特別支援教育,特に発達障害を持つ子どもへの教育のあり方について実践的な教育を行う科目である。
到達目標に応じて,3部構成とする。第1部は,各種心理テストの結果や観察情報等から,その認知特性及び課題について総合的な解釈を行う。第2部では,そのアセスメントに基づき,通常学級の一斉指導,通級指導教室の個別指導などの場面に応じた支援・指導内容の計画について具体的な教材等の作成も行いながら考える。第3部では,それらの指導計画を,教師・子ども役を想定して実践し検討すると共に,支援者連携についての演習を通して,自らの実践の効果を評価できるようにする。

開講意図

教員として必要な発達障害等に関する知識を身につけ,その特性を持つ子どもへの適切な指導・支援ができるようになる。

到達目標

本授業のテーマは,発達障害をもつ児童・生徒の理解とその支援について,アセスメントの総合的解釈を行い,学級集団・個別指導などの場面に応じた,具体的で効果的な支援・指導の在り方について明らかにすることである。到達目標は,以下の通りである。
 ①発達障害をもつ児童生徒に関するアセスメントについて総合的な解釈をすることができる。
 ②アセスメントに基づき,適切な支援・指導内容及び方法を計画し教材を作成することができる。
 ③作成した指導内容・方法について相互評価を行い,よりよい支援を検討することができる。

履修上の注意

授業は15回を通して基本的には対面で行い、状況次第ではオンラインで行う。使用する資料やWebexへの招待は、LiveCampasの通知・連絡機能またはメールにより、授業実施前日までに案内する。
授業前日までに授業実施についての連絡を受け取ることができなかった学生は、小松原(samukoma@cc.saga-u.ac.jp)あてに問い合わせてをお願いします。

授業計画

内容

授業以外の学習
本科目は、単位数×45時間の学修が必要な内容で構成されています。授業として実施する学修の他に、授業の内容を深めるために以下の事前・事後学修が必要です。

1

オリエンテーション:授業の目標と概要,成績評価について(講義・質疑応答)

授業内容の復習・次回のトピックの用語の意味を調べる

2

アセスメント①-心理検査Ⅰ(WISC-Ⅳ)(講義・演習・質疑応答)

授業内容の復習・次回のトピックの用語の意味を調べる

3

アセスメント②-心理検査Ⅱ(KABC-Ⅱ、DN-CAS他)(講義・演習・質疑応答)

授業内容の復習・次回のトピックの用語の意味を調べる

4

アセスメント③-総合的解釈(講義・演習・質疑応答)

授業内容の復習・次回のトピックの用語の意味を調べる

5

アセスメント④-心理アセスメントレポート(講義・演習・質疑応答)

授業内容の復習・次回のトピックの用語の意味を調べる

6

指導内容及び方法の計画①-目標(長期・短期) (講義・演習・質疑応答)

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7

指導内容及び方法の計画②-指導内容及び方法 (講義・演習・質疑応答)

授業内容の復習・次回のトピックの用語の意味を調べる

8

支援・指導教材の作成①-学習面・行動面・対人関係(講義・演習・質疑応答)

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9

支援・指導教材の作成②-一斉指導:通常学級(講義・演習・質疑応答)

授業内容の復習・次回のトピックの用語の意味を調べる

10

支援・指導教材の作成③-個別指導:特別支援学級・通級指導教室(講義・演習・質疑応答)

授業内容の復習・次回のトピックの用語の意味を調べる

11

支援シミュレーション①-学習面(一斉・個別)(演習・ディスカッション)

授業内容の復習・次回のトピックの用語の意味を調べる

12

支援シミュレーション②-行動面(一斉・個別)(演習・ディスカッション)

授業内容の復習・次回のトピックの用語の意味を調べる

13

支援シミュレーション③-対人関係 (一斉・個別)(演習・ディスカッション)

授業内容の復習・次回のトピックの用語の意味を調べる

14

支援者連携①-学級担任・学級児童生徒(講義・演習・質疑応答)

授業内容の復習・次回のトピックの用語の意味を調べる

15

支援者連携②-保護者・専門機関(講義・演習・質疑応答)

最終レポートの作成

成績評価の方法と基準

アセスメント、教材開発、支援方法の工夫について、支援ツールの作成(40%),ディスカッションへの参加状況(20%),最終課題レポート(40%)を総合して評価し、60点以上を合格とする。

開示する試験問題等

レポート課題のテーマ

開示方法

授業中に開示する

教科書

資料名

著者名

発行所名・発行者名

出版年

備考(巻冊:上下等)

ISBN

特別支援教育の理論と実践

第3版

竹田契一・上野一彦・花熊暁

金剛出版

[第3版]I―概論・アセスメント (S.E.N.S養成セミナー)

4772416072

参考図書

資料名

著者名

発行所名・発行者名

出版年

備考(巻冊:上下等)

ISBN

授業の中で紹介する

オフィスアワー

水曜3限

アクティブラーニング導入状況

アクティブラーニング導入状況

カテゴリー4

カテゴリー3

カテゴリー2

カテゴリー1

カテゴリー0

学生が自ら主体となって、学習の方向性を定め、問題解決に導くための時間です。PROBLEM BASED LEARNING

グループや個人で行った能動的学習の成果を、教室内外で発表し、その評価を受けたり、質問に対応したりすることにより、学修した内容を深化させるための時間です。OUTPUT

学生自らが自由に発言し、グループやペアでの協働活動により課題に取り組み、何らかの帰結に到達するための能動的学習の時間です。INTERACTION

学生からの自由な発言機会はないものの、授業時間中に得られた知識や技能を自ら運用して、問題を解いたり、課題に取り組んだり、授業の振り返りをしたりする能動的学習を行う時間です。ACTION

基本的に学生は着席のまま、講義を聞き、ノートをとり、知識や技能を習得に努める時間です。INPUT

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