科目情報
コースナンバリング |
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科目名 |
教育相談・学校カウンセリングの基礎と課題 |
開講学期 |
後期 |
開講時期 |
3クォータ |
曜日・校時 |
月3 |
単位数 |
2 |
授業担当教員 |
下田 芳幸、小松原 修 |
講義情報
講義形式
演習(原則として、授業の前半に講義、後半に演習を行う) |
講義概要
この授業は、学校の教員経験を有する実務家教員と小中高のスクールカウンセラーの実務経験を有する研究者教員が合同で、教育相談・心理的支援に関する実践的な教育を行う科目である。 |
開講意図
心理学の立場からの(問題)行動の発生メカニズムを理解したり、学校教育上の諸課題に関する最新の動向を踏まえた具体的な支援方法を学ぶことで、学校教育における教育相談、生徒指導、進路意識の対応力を上げる |
到達目標
本授業のテーマは、佐賀県の教育課題である「不登校の未然防止、早期対応及びいじめの未然防止、早期発見・早期対応、再発防止」を踏まえ、生徒指導に係る諸課題を心理社会的な視点から理解し、問題の未然防止や解消、予防的・成長促進的な対応力を高めることである。到達目標は以下のとおりである。 |
履修上の注意
2021年度の履修形態については、9月時点では対面形式で実施予定となっている。教室内ではソーシャルディスタンス、手指消毒等の感染予防にご留意いただきたい。 |
授業計画
回 |
内容 |
授業以外の学習 |
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1 |
オリエンテーション、生徒指導・学校カウンセリング総論、非行問題の理解と対応 |
生徒指導提要の第1章を読み、生徒指導や教育相談に関する知識や視点を整理する |
2 |
(問題)行動の習得メカニズムの理解 |
「好子(正の強化子)」「嫌子(負の強化子)」、強化スケジュール、トークンエコノミーについて調べる |
3 |
(問題)行動の変容メカニズムの理解 |
ABC分析、プロンプト、フェイディングについて調べる |
4 |
応用行動分析の観点から見たほめ方・叱り方 |
行動分析学会「体罰への反対声明」について調べる |
5 |
クロスロード教育相談 |
生徒指導提要の第3章を読み、児童生徒の心理社会的発達に関して整理する |
6 |
カウンセリングの理論とロールプレイによる体験的学習 |
カール・ロジャーズの提唱した3条件について調べる |
7 |
課題図書の前半部分のシェアリングと解説 |
課題図書の指定範囲を読み、発表用の資料を作成してくる |
8 |
不登校問題の実際と心理的理解および支援 |
不登校の支援体制や学校外の支援機関、教育機会確保法について調べる |
9 |
いじめ問題の現状と個別対応 |
いじめ防止対策推進法と国のいじめ防止基本方針を読み、学校教育に求められていることの概要を整理したり用語等を調べたりする |
10 |
いじめ問題の予防的対応 |
文部科学省のいじめ防止対策の資料や通知を調べる |
11 |
児童生徒のメンタルヘルス問題の支援の実際(LGBT、SOSの出し方教育を含む) |
LGBT/SOSの出し方教育に関する文部科学省の通知や関連資料を調べる |
12 |
震災等における緊急支援と心のケア |
急性ストレス反応・心的外傷後ストレス障害について調べる |
13 |
怒りの理解と対応(アンガーマネジメント教育の実際等) |
アンガーマネジメント教育の概要について調べる |
14 |
ストレスマネジメント教育 |
心理的ストレス理論とストレスマネジメント・マズローの欲求階層説について調べる |
15 |
課題図書の後半部分のシェアリングと解説 |
課題図書の指定範囲を読み、発表用の資料を作成してくる |
成績評価の方法と基準
・グループワークにおける積極性(発言度など) |
開示する試験問題等
試験については実施しない。 |
開示方法
授業初回時のレジュメに記載し、説明する。 |
教科書
資料名 |
版 |
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著者名 |
発行所名・発行者名 |
出版年 |
備考(巻冊:上下等) |
ISBN |
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特に指定しない |
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参考図書
資料名 |
版 |
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著者名 |
発行所名・発行者名 |
出版年 |
備考(巻冊:上下等) |
ISBN |
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PBIS実践マニュアル&実践集 |
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栗原慎二 ほか |
ほんの森出版 |
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9784866141060 |
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3ステップで行動問題を解決するハンドブック |
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大久保賢一 |
学研教育みらい |
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9784058010143 |
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高校ではじめるスクールワイドPBS |
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若林上総ほか |
ジ・アース教育新社 |
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9784863715684 |
オフィスアワー
月曜1・2限 |
アクティブラーニング導入状況
アクティブラーニング導入状況 |
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カテゴリー4 |
カテゴリー3 |
カテゴリー2 |
カテゴリー1 |
カテゴリー0 |
学生が自ら主体となって、学習の方向性を定め、問題解決に導くための時間です。PROBLEM BASED LEARNING |
グループや個人で行った能動的学習の成果を、教室内外で発表し、その評価を受けたり、質問に対応したりすることにより、学修した内容を深化させるための時間です。OUTPUT |
学生自らが自由に発言し、グループやペアでの協働活動により課題に取り組み、何らかの帰結に到達するための能動的学習の時間です。INTERACTION |
学生からの自由な発言機会はないものの、授業時間中に得られた知識や技能を自ら運用して、問題を解いたり、課題に取り組んだり、授業の振り返りをしたりする能動的学習を行う時間です。ACTION |
基本的に学生は着席のまま、講義を聞き、ノートをとり、知識や技能を習得に努める時間です。INPUT |
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