シラバス詳細

タイトル「2021年度」、カテゴリ「大学院科目-学校教育学研究科」

和文・英文ボタンを押すことで、和文↔英文の切り替えができます。

医学部のシラバスはこちらから。

医学系研究科博士課程のシラバスはこちらから。

科目情報

コースナンバリング

4378x321

科目名

特別支援教育の基礎と課題

開講学期

前期

開講時期

1クォータ

曜日・校時

月2

単位数

2

授業担当教員

小松原 修、中島 俊思

講義情報

曜/限追記

月曜2限

講義形式

講義と演習(事例検討含む)及びグループや全体でのディスカッションを組み合わせて行う。

講義概要

この授業は,小中学校、高等学校で通常学級及び特別支援学級担任、通級指導教室担当といった実務経験を有していたり、特別支援学校で地域におけるセンター的役割を担っていたりする教員が,小・中・高等学校における特別支援教育についての実践的な教育を行う科目である。
到達目標に応じて,3部構成とする。第1部は,特別支援教育の流れや現在のシステム及び発達障害の定義について理解を深める。第2部は,発達障害の幼児・児童・生徒がかかえる課題の背景要因となる認知特性に関する演習及びディスカッションを通して,通常学級を中心とした配慮や支援・効果的な指導についての検討を行う。また、小中学校・高等学校等における関係機関も含めた連携・支援体制を考えることを通して,チーム援助の在り方についても検討する。第3部では,第1部,第2部の内容を活用して,特別な教育的ニーズを持つ幼児・児童・生徒への受講者自身の実践的な課題を明らかにするために,発表,ディスカッションを行うようにする。

開講意図

教員として必要な特別支援教育の知識を身につけると共に,子どもへの適切な指導・支援を考え実践につなげることができるようになる。

到達目標

本授業のテーマは,特別なニーズを持つ幼児・児童・生徒に対する理解と,通常学級を中心とした配慮や支援・指導について考えることを通して,特別支援教育の基礎について理解し,これまでの自分の実践をふり返ると共に,今後の「個に応じた教育的支援」の在り方を明らかにすることである。到達目標は,以下の通りである。
1 特別支援教育の流れやシステム,発達障害について理解し,小中学校、高等学校、特別支援学校における課題を検討することができる。
2 発達障害の児童生徒の認知特性からくる困難さを理解し,通常学級を中心にした配慮や支援,指導について考えることができる。
3 幼児・児童・生徒一人ひとりの教育的ニーズに応じた教育環境の整備について、理論と往還しながら検討することができる。
4 通常学級・学校における支援体制について検討し,今後の「個に応じた支援」について,自らの実践的課題をまとめることができる。

履修上の注意

授業は15回を通して、原則対面授業で行う。質問等については小松原(samukoma @cc.saga-u.ac.jp)まで。

授業計画

内容

授業以外の学習
本科目は、単位数×45時間の学修が必要な内容で構成されています。授業として実施する学修の他に、授業の内容を深めるために以下の事前・事後学修が必要です。

1

オリエンテーション:授業の目標と概要,成績評価について (講義・質疑応答)

授業内容の復習・次回のトピックの用語の意味を調べる

2

特別支援教育概論①-特別支援教育のシステムの理解と課題 (講義・質疑応答)

授業内容の復習・次回のトピックの用語の意味を調べる

3

特別支援教育概論②-発達障害の理解と課題 (講義・質疑応答)

授業内容の復習・次回のトピックの用語の意味を調べる

4

アセスメント-心理面・学力面(講義・質疑応答)

授業内容の復習・次回のトピックの用語の意味を調べる

5

認知特性の理解と支援①-「聞く・話す」(演習・ディスカッション)

授業内容の復習・次回のトピックの用語の意味を調べる

6

認知特性の理解と支援②-「読む・書く」(演習・ディスカッション)

授業内容の復習・次回のトピックの用語の意味を調べる

7

認知特性の理解と支援③-「計算・推論」(演習・ディスカッション)

授業内容の復習・次回のトピックの用語の意味を調べる

8

認知特性の理解と支援④-「ソーシャルスキル」(演習・ディスカッション)

授業内容の復習・次回のトピックの用語の意味を調べる

9

認知特性の理解と支援⑤-「感覚と行動面」(演習・ディスカッション)

授業内容の復習・次回のトピックの用語の意味を調べる

10

認知特性の理解と支援⑥-「ワーキングメモリ」(演習・ディスカッション)

授業内容の復習・次回のトピックの用語の意味を調べる

11

連携・支援体制①-通常学級における支援と課題(事例検討)

授業内容の復習・次回のトピックの用語の意味を調べる

12

連携・支援体制②-校内リソース・関係機関の活用と課題(事例検討)

授業内容の復習・次回のトピックの用語の意味を調べる

13

連携・支援体制③-保護者との関わり(事例検討)

授業内容の復習・次回のトピックの用語の意味を調べる

14

特別支援教育の基礎と課題①-個に応じた支援Ⅰ:通常学級(発表・ディスカッション)

授業内容の復習・次回のトピックの用語の意味を調べる

15

特別支援教育の基礎と課題②-個に応じた支援Ⅱ:校内等の支援体制(発表・ディスカッション)

最終レポートの作成

成績評価の方法と基準

システムの理解、障害の理解や支援方法、教育環境について、事例研究(20%),発表(20%),ディスカッションへの参加状況(20%)とし、レポート(40%)を総合し、60点以上を合格とする。

開示する試験問題等

レポート課題のテーマ

開示方法

授業中に開示する

教科書

資料名

著者名

発行所名・発行者名

出版年

備考(巻冊:上下等)

ISBN

特に指定しない。必要に応じて授業の中で紹介する。

参考図書

資料名

著者名

発行所名・発行者名

出版年

備考(巻冊:上下等)

ISBN

授業の中で紹介する

オフィスアワー

水曜3限

アクティブラーニング導入状況

アクティブラーニング導入状況

カテゴリー4

カテゴリー3

カテゴリー2

カテゴリー1

カテゴリー0

学生が自ら主体となって、学習の方向性を定め、問題解決に導くための時間です。PROBLEM BASED LEARNING

グループや個人で行った能動的学習の成果を、教室内外で発表し、その評価を受けたり、質問に対応したりすることにより、学修した内容を深化させるための時間です。OUTPUT

学生自らが自由に発言し、グループやペアでの協働活動により課題に取り組み、何らかの帰結に到達するための能動的学習の時間です。INTERACTION

学生からの自由な発言機会はないものの、授業時間中に得られた知識や技能を自ら運用して、問題を解いたり、課題に取り組んだり、授業の振り返りをしたりする能動的学習を行う時間です。ACTION

基本的に学生は着席のまま、講義を聞き、ノートをとり、知識や技能を習得に努める時間です。INPUT

20

20

10

30

20