シラバス詳細

タイトル「2021年度」、カテゴリ「学部科目-理工学部」

和文・英文ボタンを押すことで、和文↔英文の切り替えができます。

医学部のシラバスはこちらから。

医学系研究科博士課程のシラバスはこちらから。

科目情報

コースナンバリング

1-411x-238

科目名

線形代数学基礎演習Ⅱ

開講学期

後期

開講時期

3クォータ

曜日・校時

金5

単位数

1

授業担当教員

中大窪 千晶、只野 裕一、小島 昌一、佐藤 和也、中村 健太郎、木本 晃、田中 高行

講義情報

学士力番号

1-(3)

講義形式

講義および演習

講義概要

『線形代数学』は大学に入ってすぐ受けるべき最も基礎的な科目であり,他の専門基礎科目や専門科目を理解するのに欠かせないものである.本授業では,『線形代数学IIb』の受講者を対象に演習を中心とした授業を行い,線形代数学に対する理解を深めることを目的とする.

開講意図

理工学部における専門科目では,自然現象や工学的技術を解析・モデル化していく過程において線形代数学が重要な役割を果たす。本講義では,線形代数学の入門として,特に行列や行列式の基礎について学び,将来,線形代数学を利用する分野において活躍するのに必要な最低限の知識を身につける。

到達目標

(1) 行列の性質を理解し,行列の演算ができる.
(2) 行列式の性質を理解し,簡単な行列の行列式を計算できる.
(3) 正則行列の定義を理解し,逆行列を求めることができる.
(4) 行列の階数の概念を理解し,基本変形を利用して階数を求めることができる.
(5) 連立方程式の係数行列の正則性や階数と解の関係を理解し,基本変形を利用して連立方程式を解くことがで
きる.
(6) 同次系の連立方程式の非自明解の有無を判別し,解を求めることができる.

授業計画

内容

授業以外の学習
本科目は、単位数×45時間の学修が必要な内容で構成されています。授業として実施する学修の他に、授業の内容を深めるために以下の事前・事後学修が必要です。

1

ベクトルの内積,行列式,行基本変形

授業で出された課題,またはEラーニング課題に取り組むこと.

2

線形空間,線形部分空間

授業で出された課題,またはEラーニング課題に取り組むこと.

3

線形独立と線形従属

授業で出された課題,またはEラーニング課題に取り組むこと.

4

基底と次元

授業で出された課題,またはEラーニング課題に取り組むこと.

5

写像,線形写像

授業で出された課題,またはEラーニング課題に取り組むこと.

6

いろいろな線形写像

授業で出された課題,またはEラーニング課題に取り組むこと.

7

核と像

授業で出された課題,またはEラーニング課題に取り組むこと.

8

基底変換行列

授業で出された課題,またはEラーニング課題に取り組むこと.

9

基底変換行列と表現行列

授業で出された課題,またはEラーニング課題に取り組むこと.

10

固有値・固有ベクトル

授業で出された課題,またはEラーニング課題に取り組むこと.

11

3次正方行列の固有値・固有ベクトル

授業で出された課題,またはEラーニング課題に取り組むこと.

12

対角化

授業で出された課題,またはEラーニング課題に取り組むこと.

13

正規直交基底

授業で出された課題,またはEラーニング課題に取り組むこと.

14

対称行列の直交行列による対角化

授業で出された課題,またはEラーニング課題に取り組むこと.

15

複素数と複素行列

授業で出された課題,またはEラーニング課題に取り組むこと.

成績評価の方法と基準

1. 到達目標に関する内容の演習を課し,その評価点を成績算出の根拠とする.
2. 演習課題の合計点をもとに総合成績を算出し,60点以上を合格とする.

開示する試験問題等

解答例,配点等

開示方法

期末試験の答案は希望者に開示する.
試験問題の解答例,採点基準等について質問がある場合には,試験終了後2週間以内に担当教員を訪ねること.

教科書

資料名

著者名

発行所名・発行者名

出版年

備考(巻冊:上下等)

ISBN

理工系のための線形代数

高木悟,長谷川研二,熊ノ郷直人,菊田伸,森澤貴之

培風館

2018

978-4563012304

オフィスアワー

水曜5限

アクティブラーニング導入状況

アクティブラーニング導入状況

カテゴリー4

カテゴリー3

カテゴリー2

カテゴリー1

カテゴリー0

学生が自ら主体となって、学習の方向性を定め、問題解決に導くための時間です。PROBLEM BASED LEARNING

グループや個人で行った能動的学習の成果を、教室内外で発表し、その評価を受けたり、質問に対応したりすることにより、学修した内容を深化させるための時間です。OUTPUT

学生自らが自由に発言し、グループやペアでの協働活動により課題に取り組み、何らかの帰結に到達するための能動的学習の時間です。INTERACTION

学生からの自由な発言機会はないものの、授業時間中に得られた知識や技能を自ら運用して、問題を解いたり、課題に取り組んだり、授業の振り返りをしたりする能動的学習を行う時間です。ACTION

基本的に学生は着席のまま、講義を聞き、ノートをとり、知識や技能を習得に努める時間です。INPUT

0

40

10

20

30