シラバス詳細

タイトル「2021年度」、カテゴリ「学部科目-理工学部」

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科目情報

コースナンバリング

2-548m-238

科目名

実践データサイエンス

開講学期

後期

開講時期

3クォータ

曜日・校時

月3

単位数

2

授業担当教員

皆本 晃弥

講義情報

学士力番号

1-(3)

講義形式

講義を中⼼に進める

講義概要

本授業は、「データサイエンスⅠ」、「データサイエンスⅡ」で教育した内容を補完的・発展的に説明し、データから意味を抽出して、課題解決につなげる基礎能力を養うための科目である。そのために必要なデータ分析手法やその数学的な理論背景について説明する。

また、本授業は、演習科目「データサイエンス演習(モデリングとシミュレーション実験)」に付随した科目である。本講義の演習を「データサイエンス演習(モデリングとシミュレーション実験)」にて行う。

開講意図

データサイエンスを理解する上で必要となる数理統計学やデータマイニングの各手法および関連する数学的な理論を理解する。
これにより、各手法の根底にある考え方を身につける。

到達目標

(1) いろいろなデータ解析の概念や各手法の特徴を理解する。
(2) データ解析手法の数学的な背景を理解する。
(3) 多変量データの可視化手法を理解する。
(4) 自他が導いたデータ解析結果を理解し、他者へ説明できる。

履修上の注意

本講義を履修する人は、なるべく演習科目「データサイエンス演習(モデリングとシミュレーション実験)」も履修すること。

授業計画

内容

授業以外の学習
本科目は、単位数×45時間の学修が必要な内容で構成されています。授業として実施する学修の他に、授業の内容を深めるために以下の事前・事後学修が必要です。

1

授業の概要と確率の復習

所定の課題に取り組むこと。

2

変数分離形によるモデル化

所定の課題に取り組むこと。

3

1階線形微分方程式によるモデル化

所定の課題に取り組むこと。

4

2階線形微分方程式によるモデル化

所定の課題に取り組むこと。

5

連立微分方程式によるモデル化

所定の課題に取り組むこと。

6

教師あり学習モデル(回帰)

所定の課題に取り組むこと。

7

教師あり学習モデル(ロジスティック回帰)

所定の課題に取り組むこと。

8

多クラス分類・ソフトマックス回帰

所定の課題に取り組むこと。

9

主成分分析

所定の課題に取り組むこと。

10

k近傍法とk平均法

所定の課題に取り組むこと。

11

線形SVM

所定の課題に取り組むこと。

12

カーネルSVM、ナイーブベイズ分類器

所定の課題に取り組むこと。

13

深層学習の基礎

所定の課題に取り組むこと。

14

CNN

所定の課題に取り組むこと。

15

RNN

所定の課題に取り組むこと。

成績評価の方法と基準

到達目標(1)~(4)については、毎回の小テストおよび定期試験で評価する。
到達目標(1):主に定期試験および第1~15回の小テストで評価する。
到達目標(2):主に定期試験および第1~15回の小テストで評価する。
到達目標(3):主に定期試験および第7~15回の小テストで評価する。
到達目標(4):主に定期試験および第3~15回の小テストで評価する。

毎回の⼩テストを40%、定期試験を60%にて評価し、総合点が60点以上で合格とする。
また、4回以上欠席した場合は、受講を放棄したとみなし、成績を「不可」とする。やむを得ず欠席する場合は、できるだけ事前(ないしは速やかに)にその理由およびそれを証明する書類を添えて知らせること。

開示する試験問題等

・小テスト、定期試験の問題・略解等

開示方法

・小テストの状況は、講義ページで開示します。
・定期試験の結果については、希望する人に開示します。

教科書

資料名

著者名

発行所名・発行者名

出版年

備考(巻冊:上下等)

ISBN

特に指定しない。

参考図書

資料名

著者名

発行所名・発行者名

出版年

備考(巻冊:上下等)

ISBN

スッキリわかる確率統計 : 定理のくわしい証明つき

皆本晃弥著

近代科学社

2015

9784764904835

スッキリわかる線形代数 : 解法テクニックつき

皆本晃弥著

近代科学社

2011

9784764910539

C言語による数値計算入門 : 解法・アルゴリズム・プログラム

皆本晃弥著

サイエンス社

2005

スッキリわかる微分方程式とベクトル解析 : 誤答例・評価基準つき

皆本晃弥著

近代科学社

2007

基礎からスッキリわかる微分積分 : アクティブ・ラーニング実践例つき

皆本晃弥著

近代科学社

2019

9784764905856

基礎からスッキリわかる線形代数 : アクティブ・ラーニング実践例つき

皆本晃弥著

近代科学社

2019

9784764905863

オフィスアワー

金曜日5校時および随時(メールにて予約が必要)
minamoto@is.saga-u.ac.jp

アクティブラーニング導入状況

アクティブラーニング導入状況

カテゴリー4

カテゴリー3

カテゴリー2

カテゴリー1

カテゴリー0

学生が自ら主体となって、学習の方向性を定め、問題解決に導くための時間です。PROBLEM BASED LEARNING

グループや個人で行った能動的学習の成果を、教室内外で発表し、その評価を受けたり、質問に対応したりすることにより、学修した内容を深化させるための時間です。OUTPUT

学生自らが自由に発言し、グループやペアでの協働活動により課題に取り組み、何らかの帰結に到達するための能動的学習の時間です。INTERACTION

学生からの自由な発言機会はないものの、授業時間中に得られた知識や技能を自ら運用して、問題を解いたり、課題に取り組んだり、授業の振り返りをしたりする能動的学習を行う時間です。ACTION

基本的に学生は着席のまま、講義を聞き、ノートをとり、知識や技能を習得に努める時間です。INPUT

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