シラバス詳細

タイトル「2021年度」、カテゴリ「学部科目-教養教育科目」

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科目情報

コースナンバリング

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科目名

データサイエンスへの招待

開講学期

後期

開講時期

3クォータ

曜日・校時

水3

単位数

2

授業担当教員

皆本 晃弥、木下 武彦、村田 恵介

講義情報

学士力番号

1-(1)

講義形式

教員による説明だけでなく、パソコンを使った演習も行う。

講義概要

【文系理系を問わずこれからの必須のスキル】データサイエンス力を身に付けよう!

日本政府は2018年6月に閣議決定した「未来投資戦略」で文系理系を問わず全ての大学生が数理・データサイエンスを履修できる環境の整備を目標に掲げました。

今の社会は、ビッグデータという言葉に象徴されるように、ビジネス、医療、教育、農業、工業など様々な分野で大量かつ多様なデータが得られるようになってきました。そのため、このデータを新しい資源ととらえ、データに基づいて様々な問題を解決していく能力、「データサイエンス力」を備えた人材があらゆる分野で求められています。

本講義では、数理・データサイエンス・AIを日常生活や仕事などの場で利活用できる基礎的素養を身に付け,これらを問題解決や他者との円滑なコミュニケーション等に正しく活用できる人材を育成することを目的として,授業計画に記した内容について学びます。

今後、「データサイエンス」は、文系、理系を問わず必須のスキルです。企業や自治体等もデータサイエンス力を身に付けた人材を求めています。

自分の将来のためにも、ぜひ本授業で、データサイエンスに興味をもってもらいたい、最低限のスキルを身に付けてもらいたいと思います。

開講意図

データに基づいた課題解決の重要性を理解し、パソコンを使って簡単なデータ分析ができる。また、分析結果をもとに、課題に対する解決策を提案できる。

到達目標

1.1 データ・AIがもたらす社会の変化やAIを活用したビジネス/サービスを知り,数理・データサイエンス・AIを学ぶことの意義を理解する.
1.2 収集されているデータの種類やその活用事例を知る.
1.3 データ・AI活用領域の広がりを理解し、データ・AIの活用事例を知る.
1.4 データ・AIの活用を支える技術の概要およびAIの可能性と限界を知る.
1.5 データ・AIの活用とそれによる価値創造の現状を知る.
1.6 データ・AIの利活用における最新動向を知る.
2.1 データを適切に読み解く力を身に付ける.
2.2 データを適切に説明する力を身に付ける.
2.3 データを扱うための基本的な能力を身に付ける.
3.1 データ・AIを利活用する際の倫理と法を理解する.
3.2 データ駆動型社会における脅威(リスク)を理解する.
3.3 データを守るために留意すべき事項を理解する.

聴講指定

2021年度入学生については、教育学部および芸術地域デザイン学部の学生のみが履修可能である。

履修上の注意

パソコンの基本的な操作(キーボードによる文字入力、マウス操作、ファイル操作など)が行えるのが望ましい。
数学の知識はあまり仮定しないが、高校「数学I」レベルの数学を知っているのが望ましい。

本授業ではWebclassを併用するので,ネットワーク環境とパソコンが必要である。


Webclassでテストを受験したり、課題に取り組む場合は、スマートフォンやタブレットなどを利用せず、パソコンと推奨ブラウザを利用すること。また、以下の点にも注意すること。
・⾼速の常時接続回線がある場所で取り組むこと。
・Webclassの操作中は、関係のないファイルやページを開かないこと。
・30分以上Webclassのボタンを何もクリックしなかった場合は、通信が途切れることがある。
・推奨ブラウザ
Firefox 73 / Firefox ESR 68 / Google Chrome 79 / Internet Explorer 11 (Windows 8 ~) / Microsoft Edge / Safari 13
※ WebClass ver.11.8.0 (2020 年 2 月現在)
※ Windows 8 および 8.1 の Internet Explorer 11 で WebClass を利用する場合、デスクトップモードでご利用ください。

授業計画

内容

授業以外の学習
本科目は、単位数×45時間の学修が必要な内容で構成されています。授業として実施する学修の他に、授業の内容を深めるために以下の事前・事後学修が必要です。

1

データサイエンス・AIとその重要性

所定の課題に取り組むこと。

2

社会で起きている変化

所定の課題に取り組むこと。

3

社会で活用されているデータ

所定の課題に取り組むこと。

4

データ・AIの活用領域

所定の課題に取り組むこと。

5

データ・AI利活用のための技術

所定の課題に取り組むこと。

6

データサイエンスのサイクル

所定の課題に取り組むこと。

7

データ・AI利活用の現場

所定の課題に取り組むこと。

8

データ・AI利活用の最新動向

所定の課題に取り組むこと。

9

データを読む(データの代表値と標準偏差を中心に)

所定の課題に取り組むこと。

10

データを読む(散布図、相関、回帰を中心に)

所定の課題に取り組むこと。

11

データを説明する

所定の課題に取り組むこと。

12

データを扱う

所定の課題に取り組むこと。

13

データ・AIを扱う上での留意事項(ELSI, 個人情報保護,データ倫理を中心に)

所定の課題に取り組むこと。

14

データ・AIを扱う上での留意事項(AI社会原則,データバイアス,AIサービスの責任,データ・AI活用における負の事例紹介を中心に)

所定の課題に取り組むこと。

15

データを守る上での留意事項

所定の課題に取り組むこと。

成績評価の方法と基準

到達目標1.1~3.3については,授業中の課題、宿題、定期試験により評価する。
また、授業中の課題30%、宿題30%、定期試験40%とする。
ただし、原則として、欠席回数が5回に達した場合は、評価を「不可」とする。

開示する試験問題等

課題、テスト。

開示方法

課題やテストの開示を希望する人は、担当教員にメールで問い合わせること。

教科書

資料名

著者名

発行所名・発行者名

出版年

備考(巻冊:上下等)

ISBN

特に指定しない。

特に指定しない。

参考図書

資料名

著者名

発行所名・発行者名

出版年

備考(巻冊:上下等)

ISBN

スッキリわかる確率統計: ―定理のくわしい証明つき―

皆本 晃弥

近代科学社

2015

4764904837

オフィスアワー

金曜日5校時および随時(ただし、メールで予約が必要).

アクティブラーニング導入状況

アクティブラーニング導入状況

カテゴリー4

カテゴリー3

カテゴリー2

カテゴリー1

カテゴリー0

学生が自ら主体となって、学習の方向性を定め、問題解決に導くための時間です。PROBLEM BASED LEARNING

グループや個人で行った能動的学習の成果を、教室内外で発表し、その評価を受けたり、質問に対応したりすることにより、学修した内容を深化させるための時間です。OUTPUT

学生自らが自由に発言し、グループやペアでの協働活動により課題に取り組み、何らかの帰結に到達するための能動的学習の時間です。INTERACTION

学生からの自由な発言機会はないものの、授業時間中に得られた知識や技能を自ら運用して、問題を解いたり、課題に取り組んだり、授業の振り返りをしたりする能動的学習を行う時間です。ACTION

基本的に学生は着席のまま、講義を聞き、ノートをとり、知識や技能を習得に努める時間です。INPUT

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