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タイトル「2021年度」、カテゴリ「学部科目-農学部」

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科目情報

コースナンバリング

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科目名

栽培環境制御学

開講学期

前期

開講時期

1クォータ

曜日・校時

金3

単位数

2

授業担当教員

田中 宗浩

講義情報

学士力番号

2(2)

講義形式

2020年前学期は,「農大講」での対面か,Webexを用いた遠隔で実施しますのでどちかで受講して下さい。
関連資料はTeamsから配布します。
Webを用いて定期的に小テストを行います。

講義概要

多くの科学技術を総合的に利用しながら営まれる施設農業は、現代社会において、農産物の生産と価格安定に大きな役割を果たしている。この講義では,まず,農業に影響を与える環境要因として,光,空気,温度の環境特性を概説する。次に,農業施設を利用した環境制御の効果と仕組みを説明する。最終的には,農業生産に係わるエネルギー及び物質収支を理解し,環境を保全しながら食料生産を継続するための理論や考え方を理解してもらう。

開講意図

植物の基本的機能を理解した上で,農業生産に必要な環境要因,園芸施設の基本的構造と資材,植物の生理反応と環境制御技術に関する理解を深める。

到達目標

農業の歴史的な働きと近代農業の特徴を理解する。
世界及び日本の食糧生産の現状を理解する。
農業の環境として,光,空気,温度といった環境要因の基礎を理解する。
園芸施設の種類と構造を理解する。
園芸施設内の環境要因と特徴を理解する。
環境制御の方法として,換気,遮光,冷房,暖房の仕組みと効果を理解する。
農業用施設の熱収支を理解し,暖房の負荷計算ができるようになる。

聴講指定

農学部2年生以上

履修上の注意

講義資料は毎回配布を行う。講義前に必ず予習を行ってくること。
講義連絡などは,大学のアカウント(***@edu.cc.saga-u.ac.jp)へ通知する。
2021年度は基本的に遠隔講義を予定している。

授業計画

内容

授業以外の学習
本科目は、単位数×45時間の学修が必要な内容で構成されています。授業として実施する学修の他に、授業の内容を深めるために以下の事前・事後学修が必要です。

1

社会の発展と農業の歴史的展開

次回の講義内容に関するレポート課題

2

食料自給と農業の生産規模

次回の講義内容に関するレポート課題

3

野菜生産出荷安定法

次回の講義内容に関するレポート課題

4

農業用温室の種類と構造

次回の講義内容に関するレポート課題

5

温室の被覆資材と特性~光,水,温度

次回の講義内容に関するレポート課題

6

温室の被覆資材と特性~内張資材

次回の講義内容に関するレポート課題

7

温室内の環境特性~光

次回の講義内容に関するレポート課題

8

温室内の環境特性~温湿度,熱収支

次回の講義内容に関するレポート課題

9

温室内の環境特性~二酸化炭素

次回の講義内容に関するレポート課題

10

温室内の環境制御~必要換気率(高温抑制)

次回の講義内容に関するレポート課題

11

温室内の環境制御~必要換気率(二酸化炭素濃度,湿度)

次回の講義内容に関するレポート課題

12

温室内の環境制御~温室の熱収支

次回の講義内容に関するレポート課題

13

温室内の環境制御~暖房の原理と暖房負荷

次回の講義内容に関するレポート課題

14

温室内の環境制御~暖房装置と環境負荷

次回の講義内容に関するレポート課題

15

温室内の環境制御~冷房,二酸化炭素施肥

前回の講義内容に関するレポート課題

成績評価の方法と基準

到達目標に示した項目に準じ,毎回小テストを実施し習熟度を確認する。
平常点の評価として,レポートや小テストを毎回実施し,各回10点満点として採点を行い,全15回を合計する(トータルで150点満点となる)。
学期末試験は100点満点として実施する。
平常点は150点満点を50点へ変換,期末試験は100点満点を50点へ変換する。
最終的な成績評価は,平常点50%+学期末試験50%として評価する。
遠隔講義では接続時間をモニターしている。講義への接続時間が60分以下の場合 は欠席としてカウントする。
欠席回数が5回以上の場合(もしくは相当の接続時間が不足している場合)は成績評価の対象としない。

開示する試験問題等

試験問題例や回答例は講義の中で解説する。

【問題例】
*ハウス被覆資材に紫外線をカットする資材を用いた場合の利点と欠点を,例を示しながら説明しなさい。

*ハウス内の環境制御の方法として「換気」がある。
① 換気の効果を説明しなさい。
② 換気の効果を高めるための留意点を説明しなさい。
(写真や図表を用いた試験問題もあり)

開示方法

講義内で概要説明を実施。
定期試験の問題、解答及び配点は研究室前に掲示する(掲示期間は試験終了後から1週間程度)

教科書

資料名

著者名

発行所名・発行者名

出版年

備考(巻冊:上下等)

ISBN

必要資料はその都度配付する

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オフィスアワー

水1

アクティブラーニング導入状況

アクティブラーニング導入状況

カテゴリー4

カテゴリー3

カテゴリー2

カテゴリー1

カテゴリー0

学生が自ら主体となって、学習の方向性を定め、問題解決に導くための時間です。PROBLEM BASED LEARNING

グループや個人で行った能動的学習の成果を、教室内外で発表し、その評価を受けたり、質問に対応したりすることにより、学修した内容を深化させるための時間です。OUTPUT

学生自らが自由に発言し、グループやペアでの協働活動により課題に取り組み、何らかの帰結に到達するための能動的学習の時間です。INTERACTION

学生からの自由な発言機会はないものの、授業時間中に得られた知識や技能を自ら運用して、問題を解いたり、課題に取り組んだり、授業の振り返りをしたりする能動的学習を行う時間です。ACTION

基本的に学生は着席のまま、講義を聞き、ノートをとり、知識や技能を習得に努める時間です。INPUT

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