シラバス詳細

タイトル「2024年度」、カテゴリ「地域デザイン研究科」

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科目情報

コースナンバリング

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科目名

アートコンサベーション特別研究

開講学期

前期

開講時期

1クォータ

曜日・校時

木1、木2

単位数

4

授業担当教員

石井 美恵

講義情報

曜/限追記

木1-2限 

講義形式

演習 オンライン・対面併用 Teams コード x74xuvq

講義概要

染織品保存修復科学を教えます。学芸員課程の資料保存論(学部)を履修済みであることが望ましいです。

開講意図

染織品保存修復科学の領域での学びを通じて、科学的に歴史的染織品を調査し、それを踏まえて保存継承する技術を理解することが開講の意図です。

到達目標

文化財の保存について、その歴史、哲学、保存倫理、処置の科学理論と実践を理解できるようになること。

履修上の注意

授業ではテキストを配布します。

授業計画

内容

授業以外の学習
本科目は、単位数×45時間の学修が必要な内容で構成されています。授業として実施する学修の他に、授業の内容を深めるために以下の事前・事後学修が必要です。

1

文化遺産保護の歴史とテキスタイル・コンサヴェーションの保存修復概論 

課題を予習復習する。

2

テキスタイルの材料技法:布の組織論:布とその構造と素材実習

課題を予習復習する。

3

テキスタイルの材料技法:染織品の科学調査法講義(繊維と組織)

課題を予習復習する。

4

テキスタイルの材料技法:染織品の科学調査実習(繊維と組織)

課題を予習復習する。

5

テキスタイルの材料技法:天然染料の染色実習

課題を予習復習する。

6

テキスタイルの技法材料:天然染料(直接染料)の染色実習

課題を予習復習する。

7

テキスタイルの技法材料:天然染料(媒染染料)の染色(直接染料)実習

課題を予習復習する。

8

テキスタイルの技法材料:天然染料の染色(建染染料)の染色実習

課題を予習復習する。

9

テキスタイルの技法材料:繊維と染料の劣化講義

課題を予習復習する。

10

テキスタイルコンサヴェーション:染料の鑑別試験実習

課題を予習復習する。

11

テキスタイルコンサヴェーション:繊維の溶解鑑別試験実習

課題を予習復習する。

12

テキスタイルコンサヴェーション:染織品の保存処置概論

課題を予習復習する。

13

テキスタイルコンサヴェーション:染織品のクリーニング実習

課題を予習復習する。

14

テキスタイルコンサヴェーション:染織品のステッチ補強実習

課題を予習復習する。

15

テキスタイルコンサヴェーション:染織品の収蔵実習

課題を予習復習する。

成績評価の方法と基準

実習課題の提出が60%以上

開示する成績評価の根拠資料等

成績に関するすべてを開示

開示方法

個別対応

教科書

資料名

著者名

発行所名・発行者名

出版年

備考(巻冊:上下等)

ISBN

The primary structures of fabrics : an illustrated classification

by Irene Emery

Thames & Hudson

2009

: pbk

9780500288023

天然染料の科学

青木正明著

日刊工業新聞社

2019

9784526079665

草木染染料植物図鑑

新装版

美術出版社

2012

トコトンやさしい染料・顔料の本

中澄博行, 福井寛著

日刊工業新聞社

2016

9784526075261

染織 染を学ぶ (はじめて学ぶ芸術の教科書)

高木光司

京都造形芸術大学 東北芸術工科大学 出版局 藝術学舎

2019

4909439226

織物に見るシルクロードの文化交流―トゥルファン出土染織資料 錦綾を中心に

坂本和子

同時代社

2012

4886837190

すぐわかる産地別 染め・織りの見わけ方

道明美保子 丸山伸彦

東京美術

2021

インド染織の現場 (フィールドワーク選書)

上羽陽子

臨川書店

2015

465304242X 

織を学ぶ : 伝統と現代 : 綴織の基礎から絹織物まで

京都造形芸術大学編

角川書店

1999

9784046513090

参考図書

資料名

著者名

発行所名・発行者名

出版年

備考(巻冊:上下等)

ISBN

近代テキスタイルの保存と修復

国立文化財機構東京文化財研究所保存修復科学センター近代文化遺産研究室編集

国立文化財機構東京文化財研究所

2015

歴史的にみた染織の美と技術 : 染織文化財に関する八章

柏木希介編

丸善

1996

9784621060544

日本における染織文化財の保存 : 「染織品を中心とする文化財の保存にかかる共同研究」締結記念集会報告書

国立文化財機構東京文化財研究所編集

東京文化財研究所

2018

祇園祭山鉾懸装品調査報告書

花林舎編集 ; 岸本三代子校正

祇園祭山鉾連合会

2012

渡来染織品の部 ; 国内染織品の部

染織技術の伝統と継承 : 研究と保存修復の現状

国立文化財機構東京文化財研究所無形文化遺産部編

国立文化財機構東京文化財研究所無形文化遺産部

2012

Changing views of textile conservation

edited by Mary M. Brooks, Dinah D. Eastop

Getty Conservation Institute

2011

: pbk.

9781606060483

Refashioning and redress : conserving and displaying dress

edited by Mary M. Brooks and Dinah D. Eastop

Getty Conservation Institute

2016

9781606065112

オフィスアワー

火曜日12時から13時

アクティブラーニング導入状況

アクティブラーニング導入状況

カテゴリー4

カテゴリー3

カテゴリー2

カテゴリー1

カテゴリー0

学生が自ら主体となって、学習の方向性を定め、問題解決に導くための時間です。PROBLEM BASED LEARNING

グループや個人で行った能動的学習の成果を、教室内外で発表し、その評価を受けたり、質問に対応したりすることにより、学修した内容を深化させるための時間です。OUTPUT

学生自らが自由に発言し、グループやペアでの協働活動により課題に取り組み、何らかの帰結に到達するための能動的学習の時間です。INTERACTION

学生からの自由な発言機会はないものの、授業時間中に得られた知識や技能を自ら運用して、問題を解いたり、課題に取り組んだり、授業の振り返りをしたりする能動的学習を行う時間です。ACTION

基本的に学生は着席のまま、講義を聞き、ノートをとり、知識や技能を習得に努める時間です。INPUT

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