シラバス詳細

タイトル「2024年度」、カテゴリ「芸術地域デザイン学部」

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科目情報

コースナンバリング

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科目名

博物館資料論

開講学期

前期

開講時期

1クォータ

曜日・校時

火1、火2

単位数

2

授業担当教員

石井 美恵

講義情報

曜/限追記

火 1-2限 前期  Teams 博物館資料論 コード 2p1jrat

講義形式

対面

講義概要

博物館は資料の収集、登録、調査、研究、展示、保存管理、保存収蔵が主たる仕事である。資料の価値、評価、真贋の鑑別、真正性と修復の問題などに関わる歴史と思想を講義で学ぶ。その上で実物品を観察し、調査し、キャプション、解説文、エッセーの課題を通じて調査研究成果を一般に提示する手法を学ぶ。今年度は染織資料、紙資料を扱います。授業資料・課題の提出先は博物館資料論Teams クラス 2p1jrat です。

開講意図

博物館専門職、資料の調査研究、資料の価値づけ、資料の目録制作について学びます。

到達目標

資料論では授業で課題がでます。授業と課題による積み上げ学習を行います。前期では文系(美術史)のレポートの書き方を身に着けます。作品解説、キャプション、カタログ論文など学芸員に必要な各種の文章をかき分ける力を養います。

聴講指定

資料を扱うので綿の白手袋を各自用意してください。授業資料はTeams クラスファイルにアップしあります。

履修上の注意

前期・火曜日1-2限連続半期の授業です。対面講義です。状況によりリモート、オンデマンド配信、視聴覚資料の視聴(Youtubue含む)を併用します。 

授業計画

内容

授業以外の学習
本科目は、単位数×45時間の学修が必要な内容で構成されています。授業として実施する学修の他に、授業の内容を深めるために以下の事前・事後学修が必要です。

1

4月9日(火)8:50-12:00 対面: ①資料収集、博物館の誕生、日本の博物館と博物館の国際性 ②実資料(美術工芸品)の取り扱いと観察(綿白手袋を持参してください)

博物館を見学し、図書館で文献を読み、You tube やインターネットで様々な博物館や美術品等の情報を視聴する。

2

4月16日(火)8:50-12:00 ②博物館と資料を支える仕事 ②実資料の調査

博物館を見学し、レポートの作成

3

4月23日(火)休講 補講日 4月30日(火)8:50-12:00 映画「みんなのアムステルダム美術館へ 出席できる学生は教室で、出席できない学生は図書館でCDを視聴するか、教員が貸し出します。

レポートの作成

4

5月7日(火)博物館専門職の職業倫理、資料の収集 8:50-12:00      第2回目補講 18:00-19:30  映画「みんなのアムステルダム美術館へ」

レポートの作成

5

5月14日(火)8:50-12:00 博物館資料の情報・記録・データべース Microsoft Excellを使用するので、各パソコンを持参してください。資料の写真撮影を順番に行います。

課題の取り組み

6

5月21日(火)8:50-12:00 博物館資料の目録・カタロギング 目録・カタログ・キャプションをデザインして作成します。資料の写真撮影を順番に行います。

課題の取り組み

7

5月28日(火)8:50-12:00 博物館資料の目録・カタロギング 目録・カタログ・キャプションをデザインして作成します。資料の写真撮影を順番に行います。

課題の取り組み

8

6月4日(火曜日)「資料は語る」学生発表

課題の発表準備

成績評価の方法と基準

授業内で毎回課題を出します。課題はTeamsファイルにアップロードしてください。試験はありませんので課題を必ず提出してください。

開示する成績評価の根拠資料等

授業の課題レポート60%以上提出されていることが条件です。

開示方法

授業内で課題を出します。

教科書

資料名

著者名

発行所名・発行者名

出版年

備考(巻冊:上下等)

ISBN

博物館資料論

改訂新版

佐々木利和, 湯山賢一編著

放送大学教育振興会

2012

9784595313455

博物館概論*博物館資料論

大堀哲, 水嶋英治編著

学文社

2012

9784762022845

博物館資料論

加藤有次 [ほか] 編集

雄山閣出版

1999

9784639016168

民具調査ハンドブック

岩井宏実〔ほか〕編

雄山閣出版

1985

9784639005315

民具資料調査整理の実務

宮本馨太郎編

柏書房

1977

学芸員の観察日記

滝登くらげ

文学通信

2023BoBWF5GHJ

参考図書

資料名

著者名

発行所名・発行者名

出版年

備考(巻冊:上下等)

ISBN

文化とアートのマーケティング

2021

フランソワ・コルベール

美学出版

4902078678

新時代のミュージアム:変わる文化政策と新たな期待

河島伸子

ミネルヴァ書房

4623089746

コンテンツ産業論:文化創造の経済・法・マネジメント

2020

河島伸子

ミネルヴァ書房

4623088499

アーツ・マネージメントの基本

2021

Leslie Bedford



中尾知彦

慶応義塾大学出版会

4766427661

挑戦する博物館 : 今、博物館がオモシロイ!!

小川義和, 五月女賢司編著

ジダイ社

2018

9784909124173

文化経済論

2019

後藤和子

有火閣

461165416

文化事業の評価ハンドブック 新たな価値を社会にひらく

2021

文化庁ⅹ九州大学共同研究ちゅーむ

水曜者

4880655120

芸術文化助成の考え方:アーツカウンシルの戦略的投資

2021

石田麻子

美学出版

490207866X

文化事業の評価ハンドブック 新らたな価値を社会にひらく

基礎自治体の文化政策 まちにアートが必要なわけ

2020

藤野一夫

水曜者

4880654787

文化で地域をデザインする:社会の課題と文化をつなぐ現場から

2020

松本茂章

学芸出版

4761527307

オフィスアワー

メールで連絡してください。mishii@cc.saga-u.ac.jp

アクティブラーニング導入状況

アクティブラーニング導入状況

カテゴリー4

カテゴリー3

カテゴリー2

カテゴリー1

カテゴリー0

学生が自ら主体となって、学習の方向性を定め、問題解決に導くための時間です。PROBLEM BASED LEARNING

グループや個人で行った能動的学習の成果を、教室内外で発表し、その評価を受けたり、質問に対応したりすることにより、学修した内容を深化させるための時間です。OUTPUT

学生自らが自由に発言し、グループやペアでの協働活動により課題に取り組み、何らかの帰結に到達するための能動的学習の時間です。INTERACTION

学生からの自由な発言機会はないものの、授業時間中に得られた知識や技能を自ら運用して、問題を解いたり、課題に取り組んだり、授業の振り返りをしたりする能動的学習を行う時間です。ACTION

基本的に学生は着席のまま、講義を聞き、ノートをとり、知識や技能を習得に努める時間です。INPUT

30

20

20

15

15

その他

この授業は学芸員取得に必要な科目で、博物館学外実習の希望者はこの授業の単位が取れていることが前提となります。