シラバス詳細

タイトル「2024年度」、カテゴリ「理工学部」

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科目情報

コースナンバリング

2-548m-238

科目名

プログラミング演習Ⅰ

開講学期

前期

開講時期

1クォータ

曜日・校時

月4

単位数

1

授業担当教員

福田 修、中山 功一(知能)、上田 俊

講義情報

学士力番号

2-(2)

曜/限追記

月5

講義形式

プログラム作成の演習  

講義概要

プログラミング技能の習得は,本学部の学生にとって必要不可欠な素養であることは言うまでもない.本演習では,課題として,基本データ型と条件分岐・繰返し・配列・関数等の基本機能を用いたプログラムの作成を与え,各自に取り組ませる.

開講意図

プログラミング概論Iの講義の進行に合わせて,演習問題についてC++言語を用いたプログラミングの実習を行なう.以上を通して,単純なCレベルのプログラムを確実に書けるようになることを目指す.

到達目標

「その他」の欄を参照のこと .

聴講指定

原則,情報分野・DS分野の学生を対象とする.

履修上の注意

本演習は,プログラミング概論Iと連携して行なう.
プログラミング演習Iと概論Iは連携しているため,いずれかの科目が不合格の場合は両方の科目を不合格とする.
演習レポートは,原則として演習実施の翌日の18時を締切とする.それまでにレポートを作成して提出すること.
レポートを7回以上提出しなかった場合は,成績評価を「不可」とする.
5回以上欠席した場合は,成績評価を「不可」とする.

授業計画

内容

授業以外の学習
本科目は、単位数×45時間の学修が必要な内容で構成されています。授業として実施する学修の他に、授業の内容を深めるために以下の事前・事後学修が必要です。

1

復習①(基本手順,入出力,定数,データ型,四則演算,比較,代入)

Web上に示した課題を実施し提出する 

2

復習②(if文,switch文,while文,for文)

Web上に示した課題を実施し提出する 

3

一次元配列

Web上に示した課題を実施し提出する 

4

二次元配列

Web上に示した課題を実施し提出する 

5

アルゴリズム①(代表的なアルゴリズム)

Web上に示した課題を実施し提出する 

6

アルゴリズム②(探索・ソートなど)

Web上に示した課題を実施し提出する 

7

デバッグの基礎

Web上に示した課題を実施し提出する 

8

関数の基本

Web上に示した課題を実施し提出する 

9

再帰呼び出し

Web上に示した課題を実施し提出する 

10

関数の応用

Web上に示した課題を実施し提出する 

11

大きなプログラムの作成

Web上に示した課題を実施し提出する 

12

デバッガ①(実行の追跡,変数の表示)

Web上に示した課題を実施し提出する 

13

計算量の比較

Web上に示した課題を実施し提出する 

14

ファイル入出力

Web上に示した課題を実施し提出する 

15

文字列処理

Web上に示した課題を実施し提出する 

成績評価の方法と基準

下記,「その他」に記載の(1)-(5)の達成をレポートで評価する.また,プログラミング概論試験によって(4)-(5)を確認する.
ただし,プログラミング演習Iと概論Iは連携しているため,いずれかの科目が不合格の場合は両方の科目を不合格とする.
演習レポートの評点は随時ホームページで知らせる.また演習問題の解答についての解説を次回の概論の時間に配布して説明する.  

開示する成績評価の根拠資料等

演習レポートの各回の評点,演習問題の解答についての各回の解説. 

開示方法

演習レポートの評点は随時ホームページで知らせる.また演習問題の解答についての解説を次回の概論の時間に配布して説明する.  

教科書

資料名

著者名

発行所名・発行者名

出版年

備考(巻冊:上下等)

ISBN

オンラインで資料を提供する.

参考図書

資料名

著者名

発行所名・発行者名

出版年

備考(巻冊:上下等)

ISBN

やさしいC++

第4版

高橋麻奈著

ソフトバンククリエイティブ

2012

オフィスアワー

水曜2校時(予約不要)および随時(要予約). 電子メール(fukudao@is.saga-u.ac.jp)可.  

アクティブラーニング導入状況

アクティブラーニング導入状況

カテゴリー4

カテゴリー3

カテゴリー2

カテゴリー1

カテゴリー0

学生が自ら主体となって、学習の方向性を定め、問題解決に導くための時間です。PROBLEM BASED LEARNING

グループや個人で行った能動的学習の成果を、教室内外で発表し、その評価を受けたり、質問に対応したりすることにより、学修した内容を深化させるための時間です。OUTPUT

学生自らが自由に発言し、グループやペアでの協働活動により課題に取り組み、何らかの帰結に到達するための能動的学習の時間です。INTERACTION

学生からの自由な発言機会はないものの、授業時間中に得られた知識や技能を自ら運用して、問題を解いたり、課題に取り組んだり、授業の振り返りをしたりする能動的学習を行う時間です。ACTION

基本的に学生は着席のまま、講義を聞き、ノートをとり、知識や技能を習得に努める時間です。INPUT

0

0

30

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その他

【到達目標】
本演習は,基本的な手続き型プログラムの概念を理解し,単純なCレベルのプログラムを確実に書けるようになることを到達目標とする.これは,技術者教育プログラムの以下の学習・教育目標に対する評価基準に対応している.

学習・教育目標(C) 各種の情報システムの原理や構造を理解し,その設計および実装を効果的かつ系統的に行う能力を育成する.

情報システムの実装
・アルゴリズムとデータ構造に基づいて,適切なプログラミングスタイルを用いてコーディングできる(1)
・プログラムに対するテストを実施できる(2)
・デバッガ等のソフトウエアツールを活用して,エラーを系統的に修正できる(3)

学習・教育目標(D) コンピュータサイエンスを理解し,それを応用する能力を育成する.

アルゴリズムとデータ構造
・基本的なアルゴリズムを理解している(4)

プログラミング言語の諸概念
・高水準プログラミング言語の基本的な構文とその意味を理解している(5)

【学習教育目標・カリキュラムにおけるこの科目の位置づけ】
本演習は学習・教育目標(C)および(D)の達成に必要な科目である.「プログラミング概論I」と一体で学習することが必要である.本演習に引き続いて,そ の先を学ぶために「プログラミング演習II」がある.「「データ構造とアルゴリズム」では,本演習で使用するデータ構造とアルゴリズについて説明がある. その他,多くの講義,演習,実験を理解するために基本となる演習である.

【授業と教員の研究内容との関連】
本講義の内容は,教員の研究テーマである「生体情報の可視化」や「サイバネティックインタフェース」に必要なプログラム開発に不可欠なものである.

【学士力との関連】
本科目は,佐賀大学学士力の2の(2)(プロフェッショナルとして課題を発見し解決する能力)に対応している.