シラバス詳細

タイトル「2024年度」、カテゴリ「理工学部」

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科目情報

コースナンバリング

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科目名

計画システム分析

開講学期

後期

開講時期

3クォータ

曜日・校時

木3

単位数

2

授業担当教員

猪八重 拓郎、李 海峰

講義情報

学士力番号

1(3),2(1)

曜/限追記

火4

講義形式

講義と演習をうまく組み合わせて、より分かりやすい講義を目指す。内容が理解しやすいように図やポンチ絵な
どの視覚的な情報を提供するために、パワーポイントを用いる。

講義概要

本講義では、建設プロジェクトの計画決定などに利用される数理計画法、および実際の建設施工に関わる各種の建設生産のシステムや技法について学ぶ.本講義は3つのパートから構成されており、パート1では、最適化の問題を多段階に分けて、逐次段階を増やしながら解いていく方法である数理的最適化手法(動的計画法:DP)について学ぶ.パート2では、順序関係が決まっている膨大な作業を組み合わせた大規模プロジェクトを予定通り完成させるのは極めて難しいため,これらの問題を解決するために開発されたPERTについて学ぶ.パート3では、建設生産を取り巻く社会の仕組みや建設プロジェクトの進め方について、企画・設計・施工・保全など建設生産活動を構成する主体とその役割、仕組み、現代的課題についての基礎的事項を解説する.

開講意図

1.モデル化の考え方を学び、モデル化ができるようにする。
2.動的計画法の基本原理である最適性の原理をいろいろな例題を通して理解するとともに、実際の
問題を定式化できるようにする。
3.PERTの考え方を学び、現実のプロジェクトにも対応できるようにする。
4. 建設生産の基本的の仕組みやプロジェクトの進め方について説明できるようにする。

到達目標

(1)モデル化については、非集計モデルの考え方を理解し、定式化ができるようになる。
(2)DPに関しては、定式化ができ、標準的な問題については解けるようになる。
(3)PERTに関しては、基本的な考え方を理解する。
(4)建設生産の基本的仕組みやプロジェクトの進め方を理解する。

履修上の注意

数理的な問題を考えることが苦手な人には、履修を薦めない。
パート1とパート2は「対面型」の講義を基本とするが,コロナの状況によって「オンデマンド(資料配布)型」「オンデマンド(動画配信)型」「同時中継型」に切り替えることもある.なお,パート3は「対面型」の講義とする.また,パート3は集中講義とし,パート2と順番を入れ替えることもある.パート3の日程については別途指示する.

授業計画

内容

授業以外の学習
本科目は、単位数×45時間の学修が必要な内容で構成されています。授業として実施する学修の他に、授業の内容を深めるために以下の事前・事後学修が必要です。

1

ガイダンス:建設生産の意味とそのシステム

講義内容を必ず復習すること

2

最短経路問題(1):基本的な問題のDPによる定式化と解法

講義内容を必ず復習すること

3

最短経路問題(2):DPの効率性および応用問題の定式化と解法

講義内容を必ず復習すること

4

買い替え問題(2要素): DPによる定式化と解法

講義内容を必ず復習すること

5

トラべルセールスマン問題:DPによる定式化と解法

講義内容を必ず復習すること

6

建設施工の各段階と工程管理

講義内容を必ず復習すること

7

PERT:アローダイアグラムの作成、結合点番号の付け替え

講義内容を必ず復習すること

8

PERTの計算:結合点の日程、作業の日程、余裕日数とクリティカルパス

講義内容を必ず復習すること

9

制約の付いたPERTの計算:結合点及び作業に関する制約

講義内容を必ず復習すること

10

PERTにおける日程の短縮とフォローアップ、三点見積もりPERT、マンスケジューリング(人員の配置)

講義内容を必ず復習すること

11

建設生産に関わる職能

講義内容を必ず復習すること

12

建設生産に関わる仕組み(1):建築生産の仕組み・プロセス(構想・企画・設計・施工・維持管理)

講義内容を必ず復習すること

13

建設生産に関わる仕組み(2) :建設産業の現状と課題

講義内容を必ず復習すること

14

建設生産の技術(1):建築生産システムにおけるマネジメント業務(マスタースキームにおけるQCDSE)

講義内容を必ず復習すること

15

建設生産の技術(2):各種マネジメント技術及び手法(現代的課題含む)

講義内容を必ず復習すること

成績評価の方法と基準

2/3以上出席した人に対して成績評価を行う。定期試験の得点(100満点)の合計で評価を行い、60点以上を合格
とする。なお、期限までに提出された課題の中で十分評価できるものについては加点する。

開示する成績評価の根拠資料等

答案、模範解答

開示方法

試験終了3日後から1か月間、研究室で評価基準について説明する。

教科書

資料名

著者名

発行所名・発行者名

出版年

備考(巻冊:上下等)

ISBN

講義用プリントを配布する

オフィスアワー

月曜5校時

アクティブラーニング導入状況

アクティブラーニング導入状況

カテゴリー4

カテゴリー3

カテゴリー2

カテゴリー1

カテゴリー0

学生が自ら主体となって、学習の方向性を定め、問題解決に導くための時間です。PROBLEM BASED LEARNING

グループや個人で行った能動的学習の成果を、教室内外で発表し、その評価を受けたり、質問に対応したりすることにより、学修した内容を深化させるための時間です。OUTPUT

学生自らが自由に発言し、グループやペアでの協働活動により課題に取り組み、何らかの帰結に到達するための能動的学習の時間です。INTERACTION

学生からの自由な発言機会はないものの、授業時間中に得られた知識や技能を自ら運用して、問題を解いたり、課題に取り組んだり、授業の振り返りをしたりする能動的学習を行う時間です。ACTION

基本的に学生は着席のまま、講義を聞き、ノートをとり、知識や技能を習得に努める時間です。INPUT

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