シラバス詳細

タイトル「2023年度」、カテゴリ「経済学部」

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科目情報

コースナンバリング

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科目名

統計学演習

開講学期

後期

開講時期

3クォータ

曜日・校時

金1

単位数

2

授業担当教員

中村 博和

講義情報

学士力番号

学士力番号2(2),3(2)

講義形式

講義による授業

講義概要

現在注目をあつめているデータサイエンスという知識と技能において、統計学は重要な一角を占めています.統計学はデータの処理において論理・数理的な基盤を与えています.この授業では、基本統計学、統計学で学んできたことの復習も行いながら、実際のデータ処理をPCアプリケーションを利用して実行し、適切なデータ処理技法を学ぶ.授業は、理論的演習とデータ処理演習を組み合わせる.

開講意図

多くの活動においてデータにもとづく判断と意思決定の重要性が認識され、データ分析力をもつ人がもとめられています.また、自分自身が高度な分析に携わらない場合でも、データ分析結果を拒否せず解釈する能力も必要とされてきています.この授業は、基本的な概念の正確な理解のもとで適切なデータ処理ができるようになることを目的としており、大学卒業後に自分の仕事と関連させながらデータ分析力を高めていける基盤をもってもらうことを意図しています.

到達目標

1.統計学の基本理論を正確に理解している.
2.データの種類に応じて適切なデータ処理ができる.
3.データのグラフ表現のさいに適切さを考えることができる.
4.重回帰、ロジスティック回帰の手法を理解し、アプリケーションで実行できる.
5.分析結果を適切に解釈できる.

聴講指定

経済学部2年生以上

履修上の注意

PC必携です.アプリケーションはExcelとRもしくはPythonを利用します.R、PythonはみなさんのPCにインストールしてもらいます.
Excel使用法の書籍、R、Pythonの基本に関する書籍を購入する.ネットの情報をつぎはぎして初歩からの学習をすすめても良い結果にはなりません.


令和4年度の学部専門科目は、一部の指定科目を除き、原則対面実施である。
ただし、①受講者数と教室のキャパシティの関係、あるいは、②感染症の拡大状況などで対面実施からオンライン実施に変更になることがある。
①の場合でも、全15回がオンライン実施ではなく、半分程度が対面実施になる可能性がある。
オンライン実施の場合、同時中継型、オンデマンド(資料配布)型、オンデマンド(動画配信)型などの形態で開講する。
これらの決定は、LiveCampusを通じて連絡しますので、見落とさないように確認してください。

授業計画

内容

授業以外の学習
本科目は、単位数×45時間の学修が必要な内容で構成されています。授業として実施する学修の他に、授業の内容を深めるために以下の事前・事後学修が必要です。

1

Excel利用の導入およびデータの取得

復習

2

データのまとめ:度数分布とヒストグラム

復習と課題

3

データの分布の位置を表す指標

復習と課題

4

データ分布の散らばりの大きさを表す指標

復習と課題

5

1変量データのグラフ表現

復習と課題

6

2変量のデータの分析:クロス表の分析

復習と課題

7

中間テスト

中間テストの検討

8

2変量のデータの分析:相関

復習と課題

9

単回帰

復習と課題

10

重回帰

復習と課題

11

Pythonの基礎

復習と課題

12

Pythonライブラリの基礎

復習と課題

13

ロジスティック回帰

復習と課題

14

主成分分析

復習と課題

15

全体的な復習

復習

成績評価の方法と基準

中間テスト(30%)、定期試験(70%).定期試験は到達目標すべてに関連し、理論的な問とアプリケーションでのデータ処理問題のいずれも含んだものです.内容は到達目標1から5すべて含んでおり総合的成績評価となる.

開示する成績評価の根拠資料等

試験問題と解答例

開示方法

WEB上で開示.メールでも請求できる.

教科書

資料名

著者名

発行所名・発行者名

出版年

備考(巻冊:上下等)

ISBN

経済データの統計分析

美添泰人、荒木万寿夫、元山斉

培風館

2020

9784563010287

参考図書

資料名

著者名

発行所名・発行者名

出版年

備考(巻冊:上下等)

ISBN

社会科学のためのデータ分析入門

今井耕介 [著] ; 粕谷祐子, 原田勝孝, 久保浩樹訳

岩波書店

2018

上巻 ; 下巻

ゼロからはじめるデータサイエンス : Pythonで学ぶ基本と実践

第2版

Joel Grus著 ; 菊池彰訳

オライリー・ジャパン

2020

9784873119113

ゼロから学ぶPythonプログラミング : Google Colaboratoryでらくらく導入

渡辺宙志著

講談社

2020

9784065218839

初歩からの計量経済学

第2版

白砂堤津耶

日本評論社

2007

9784535554979

オフィスアワー

火曜日5校時

アクティブラーニング導入状況

アクティブラーニング導入状況

カテゴリー4

カテゴリー3

カテゴリー2

カテゴリー1

カテゴリー0

学生が自ら主体となって、学習の方向性を定め、問題解決に導くための時間です。PROBLEM BASED LEARNING

グループや個人で行った能動的学習の成果を、教室内外で発表し、その評価を受けたり、質問に対応したりすることにより、学修した内容を深化させるための時間です。OUTPUT

学生自らが自由に発言し、グループやペアでの協働活動により課題に取り組み、何らかの帰結に到達するための能動的学習の時間です。INTERACTION

学生からの自由な発言機会はないものの、授業時間中に得られた知識や技能を自ら運用して、問題を解いたり、課題に取り組んだり、授業の振り返りをしたりする能動的学習を行う時間です。ACTION

基本的に学生は着席のまま、講義を聞き、ノートをとり、知識や技能を習得に努める時間です。INPUT

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