科目情報
コースナンバリング |
2331x-141 |
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科目名 |
統計学演習 |
開講学期 |
後期 |
開講時期 |
3クォータ |
曜日・校時 |
金1 |
単位数 |
2 |
授業担当教員 |
中村 博和 |
講義情報
学士力番号
学士力番号2(2),3(2) |
講義形式
講義による授業 |
講義概要
現在注目をあつめているデータサイエンスという知識と技能において、統計学は重要な一角を占めています.統計学はデータの処理において論理・数理的な基盤を与えています.この授業では、基本統計学、統計学で学んできたことの復習も行いながら、実際のデータ処理をPCアプリケーションを利用して実行し、適切なデータ処理技法を学ぶ.授業は、理論的演習とデータ処理演習を組み合わせる. |
開講意図
多くの活動においてデータにもとづく判断と意思決定の重要性が認識され、データ分析力をもつ人がもとめられています.また、自分自身が高度な分析に携わらない場合でも、データ分析結果を拒否せず解釈する能力も必要とされてきています.この授業は、基本的な概念の正確な理解のもとで適切なデータ処理ができるようになることを目的としており、大学卒業後に自分の仕事と関連させながらデータ分析力を高めていける基盤をもってもらうことを意図しています. |
到達目標
1.統計学の基本理論を正確に理解している. |
聴講指定
経済学部2年生以上 |
履修上の注意
PC必携です.アプリケーションはExcelとRもしくはPythonを利用します.R、PythonはみなさんのPCにインストールしてもらいます. |
授業計画
回 |
内容 |
授業以外の学習 |
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1 |
Excel利用の導入およびデータの取得 |
復習 |
2 |
データのまとめ:度数分布とヒストグラム |
復習と課題 |
3 |
データの分布の位置を表す指標 |
復習と課題 |
4 |
データ分布の散らばりの大きさを表す指標 |
復習と課題 |
5 |
1変量データのグラフ表現 |
復習と課題 |
6 |
2変量のデータの分析:クロス表の分析 |
復習と課題 |
7 |
中間テスト |
中間テストの検討 |
8 |
2変量のデータの分析:相関 |
復習と課題 |
9 |
単回帰 |
復習と課題 |
10 |
重回帰 |
復習と課題 |
11 |
Pythonの基礎 |
復習と課題 |
12 |
Pythonライブラリの基礎 |
復習と課題 |
13 |
ロジスティック回帰 |
復習と課題 |
14 |
主成分分析 |
復習と課題 |
15 |
全体的な復習 |
復習 |
成績評価の方法と基準
中間テスト(30%)、定期試験(70%).定期試験は到達目標すべてに関連し、理論的な問とアプリケーションでのデータ処理問題のいずれも含んだものです.内容は到達目標1から5すべて含んでおり総合的成績評価となる. |
開示する成績評価の根拠資料等
試験問題と解答例 |
開示方法
WEB上で開示.メールでも請求できる. |
教科書
資料名 |
版 |
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著者名 |
発行所名・発行者名 |
出版年 |
備考(巻冊:上下等) |
ISBN |
|
経済データの統計分析 |
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美添泰人、荒木万寿夫、元山斉 |
培風館 |
2020 |
9784563010287 |
参考図書
資料名 |
版 |
|
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著者名 |
発行所名・発行者名 |
出版年 |
備考(巻冊:上下等) |
ISBN |
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今井耕介 [著] ; 粕谷祐子, 原田勝孝, 久保浩樹訳 |
岩波書店 |
2018 |
上巻 ; 下巻 |
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第2版 |
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Joel Grus著 ; 菊池彰訳 |
オライリー・ジャパン |
2020 |
9784873119113 |
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渡辺宙志著 |
講談社 |
2020 |
9784065218839 |
||
初歩からの計量経済学 |
第2版 |
|
白砂堤津耶 |
日本評論社 |
2007 |
9784535554979 |
オフィスアワー
火曜日5校時 |
アクティブラーニング導入状況
アクティブラーニング導入状況 |
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カテゴリー4 |
カテゴリー3 |
カテゴリー2 |
カテゴリー1 |
カテゴリー0 |
学生が自ら主体となって、学習の方向性を定め、問題解決に導くための時間です。PROBLEM BASED LEARNING |
グループや個人で行った能動的学習の成果を、教室内外で発表し、その評価を受けたり、質問に対応したりすることにより、学修した内容を深化させるための時間です。OUTPUT |
学生自らが自由に発言し、グループやペアでの協働活動により課題に取り組み、何らかの帰結に到達するための能動的学習の時間です。INTERACTION |
学生からの自由な発言機会はないものの、授業時間中に得られた知識や技能を自ら運用して、問題を解いたり、課題に取り組んだり、授業の振り返りをしたりする能動的学習を行う時間です。ACTION |
基本的に学生は着席のまま、講義を聞き、ノートをとり、知識や技能を習得に努める時間です。INPUT |
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