科目情報
コースナンバリング |
1-100x000 |
---|---|
科目名 |
哲学の世界 |
開講学期 |
後期 |
開講時期 |
3クォータ |
曜日・校時 |
木1 |
単位数 |
2 |
授業担当教員 |
井本 浩之 |
講義情報
学士力番号
1-(1) |
講義形式
講義 |
講義概要
本授業では、哲学的な「心身問題」を取り上げます。前半は、近代哲学の父と言われるR.デカルトが考えた心身二元論(デカルトの神話)の理解です。後半は、古代ギリシャや西洋中世の魂論を取り上げます。 |
開講意図
哲学は常識批判ともいわれます。あたり前のことがあたり前ではないことに気づくとき、私たちの日常が再度活性化されます。それを体験していただくことが第一目的です。哲学者たちが私たちを取り巻く世界をどう説明しようとしたのかを一緒に見ていきましょう。映像資料もまじえ、分かり易い授業を心がけます。 |
到達目標
①あたり前のことがらをあたり前ではないと気付くことができる。 |
履修上の注意
オンライン授業となった場合には、MS Temasを用いる。授業開始までに当該ソフトをダウンロードの上、その操作を把握しておいてください。 |
授業計画
回 |
内容 |
授業以外の学習 |
---|---|---|
1 |
授業の概要説明‐哲学的な問いのたて方 |
講義内容を整理し、何が分からないかを明らかにする |
2 |
学問観の変化 西洋古代・西洋中世~近現代 |
小レポート1 |
3 |
心の在りか①心ってどこにあるの? |
講義内容を整理し、何が分からないかを明らかにする |
4 |
心の在りか②‐デカルトの方法論 |
講義内容を整理し、何が分からないかを明らかにする |
5 |
心の在りか③‐徹底的な疑い |
講義内容を整理し、何が分からないかを明らかにする |
6 |
心の在りか④‐デカルトの「コギト」:真理の発見 |
講義内容を整理し、何が分からないかを明らかにする |
7 |
心の在りか⑤‐デカルトの「人間」 |
小レポート2 |
8 |
心の在りか⑥‐デカルトの心身二元論はSFのネタ? |
講義内容を整理し、何が分からないかを明らかにする |
9 |
心の在りか⑦‐デカルト的神話(G.ライルのデカルト理解)、なにがあるのか‐実体二元論は本当に間違っているの? |
小レポート3 |
10 |
古代ギリシャ・西洋中世の学問観 |
講義内容を整理し、何が分からないかを明らかにする |
11 |
アリストテレースの霊魂論①失われた概念装置 |
講義内容を整理し、何が分からないかを明らかにする |
12 |
アリストテレースの霊魂論②霊魂探究の戦略 |
講義内容を整理し、何が分からないかを明らかにする |
13 |
アリストテレースの霊魂論③感覚と知性 |
講義内容を整理し、何が分からないかを明らかにする |
14 |
アリストテレースの霊魂論④可能知性と能動知性 |
講義内容を整理し、何が分からないかを明らかにする |
15 |
授業のまとめと振り返り |
総合レポート |
成績評価の方法と基準
平常点60p(授業感想3回分)到達目標①②③に相当 |
開示する成績評価の根拠資料等
レポートの模範解答 |
開示方法
希望する者は担当教員もしくは教務に申し出ること |
教科書
資料名 |
版 |
|
---|---|---|
著者名 |
発行所名・発行者名 |
出版年 |
備考(巻冊:上下等) |
ISBN |
|
必要な資料は教員が準備する。 |
||
オフィスアワー
授業時間前後で対応。希望するものは教務に申し出ること |
アクティブラーニング導入状況
アクティブラーニング導入状況 |
||||
---|---|---|---|---|
カテゴリー4 |
カテゴリー3 |
カテゴリー2 |
カテゴリー1 |
カテゴリー0 |
学生が自ら主体となって、学習の方向性を定め、問題解決に導くための時間です。PROBLEM BASED LEARNING |
グループや個人で行った能動的学習の成果を、教室内外で発表し、その評価を受けたり、質問に対応したりすることにより、学修した内容を深化させるための時間です。OUTPUT |
学生自らが自由に発言し、グループやペアでの協働活動により課題に取り組み、何らかの帰結に到達するための能動的学習の時間です。INTERACTION |
学生からの自由な発言機会はないものの、授業時間中に得られた知識や技能を自ら運用して、問題を解いたり、課題に取り組んだり、授業の振り返りをしたりする能動的学習を行う時間です。ACTION |
基本的に学生は着席のまま、講義を聞き、ノートをとり、知識や技能を習得に努める時間です。INPUT |
0 |
0 |
0 |
20 |
80 |
その他
理工学部の技術者教育(JABEE)プログラムでは,「人類のさまざまな文化や社会に関する知識を基に,多面的に物事を考える」能力を養成するために,下記の学習・教育到達目標を掲げています.基本教養科目(文化の分野)の修得により,下記の学習・教育到達目標が達成されます. |