シラバス詳細

タイトル「2023年度」、カテゴリ「教養教育科目」

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科目情報

コースナンバリング

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科目名

日本史

開講学期

後期

開講時期

3クォータ

曜日・校時

木2

単位数

2

授業担当教員

宮武 正登

講義情報

学士力番号

1-(1)

講義形式

対面式講義を実施する予定。
ただし、新型コロナウィルス感染症のまん延状態に応じて、Office365「Stream」を使ったオンライン授業に切り替える場合もある。

講義概要

本講義では、日本史上の政治的変遷を中心にその基礎的内容の解説を行うが、
特に各時代の政治・経済・文化等の様々な社会システムの中核施設だった「城」と「城下町」の発達史を通じて、
最新の調査・分析成果を交えながら日本社会の変化の実像を学習してもらう。

開講意図

日本史を考え、より深く理解するためには様々な媒体(古文書、古記録、絵画史料、遺跡、遺物…等々)からのアプローチが欠かせない。
一つのテーマを追究するために、多面的な事象や情報を駆使しながら考える習慣を身に付けていく。
そして、社会人として必要な文化的素養の習得と充実に繋げる。

到達目標

1.日本史の全体概要を理解している。
2.日本史学の学究方法の基本的知識を習得している。

聴講指定

特になし。

授業計画

内容

授業以外の学習
本科目は、単位数×45時間の学修が必要な内容で構成されています。授業として実施する学修の他に、授業の内容を深めるために以下の事前・事後学修が必要です。

1

ガイダンス―講義の目的と概要―

古代社会と政治拠点の成立 (都城、朝鮮式山城、等)

講義内容のまとめと復習。

2

武家社会の到来 (武士の発祥、平泉と鎌倉、等)

講義内容のまとめと復習。

3

鎌倉武士の故郷と元寇(荘園の世界、鎌倉幕府の衰退と滅亡)

講義内容のまとめと復習。

4

南北朝の動乱(南北朝の戦いと山城の発達、荘園の世界、等)

講義内容のまとめと復習。

5

室町幕府の支配体制 (「花の御所」体制、守護大名の政治拠点、等)

講義内容のまとめと復習。

6

室町幕府の衰退と戦国社会-地方政治拠点の変化 (城と城下町の発展、等)

講義内容のまとめと復習。

7

戦国動乱の時代 (戦国城郭の地域的特徴、織田信長の登場ー清洲、岐阜、等)

講義内容のまとめと復習。

8

織田政権の成長と安土城 (安土城に見る近世城郭の出現、等)

講義内容のまとめと復習。

9

豊臣秀吉の天下統一 (築城技術の発展―大坂城、聚楽第、伏見城、等)

講義内容のまとめと復習。

10

文禄・慶長の役とその舞台-Part.1 (肥前名護屋築城と戦役の推移、等)

講義内容のまとめと復習。

11

文禄・慶長の役とその舞台‐Part.2 (軍事都市「名護屋」、倭城、等)

講義内容のまとめと復習。

12

江戸開府と幕藩体制 (巨大都市「江戸」の成立、大名統制策、天草・島原一揆の実態、等)

講義内容のまとめと復習。

13

幕藩社会と地方都市の発展 (地方城下町の発展、近世城郭の完成形態、等)

講義内容のまとめと復習。

14

武家社会の終焉と近現代との関わり (西洋式築城、明治の廃城令、現代社会と城跡・城下町、等)

講義内容のまとめと復習。

15

アジアの中の日本列島の諸相 (沖縄のグスク、北海道のチャシ、西九州のアジア的城郭、等)

講義内容のまとめと復習。

成績評価の方法と基準

定期試験の実施により成績評価を行う。

全授業の2/3出席に達しない場合、すなわち欠席相当が6週に達した時点で講義の全体的理解が不可能と判断し、成績評価から除外となるので注意すること。

開示する成績評価の根拠資料等

定期試験の結果と正答

開示方法

定期試験結果と正答は、成績確定後10日間のうちに受講生本人から申し出があれば、担当教員の研究室にて面談のうえ開示対応する。

教科書

資料名

著者名

発行所名・発行者名

出版年

備考(巻冊:上下等)

ISBN

教科書は使用しない。資料を講義時に配布する。

参考図書

資料名

著者名

発行所名・発行者名

出版年

備考(巻冊:上下等)

ISBN

大学の日本史 : 教養から考える歴史へ

山川出版社

肥前名護屋城の研究 : 中世近世移行期の築城技法

宮武正登著

吉川弘文館

2020

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オフィスアワー

水曜3校時

アクティブラーニング導入状況

アクティブラーニング導入状況

カテゴリー4

カテゴリー3

カテゴリー2

カテゴリー1

カテゴリー0

学生が自ら主体となって、学習の方向性を定め、問題解決に導くための時間です。PROBLEM BASED LEARNING

グループや個人で行った能動的学習の成果を、教室内外で発表し、その評価を受けたり、質問に対応したりすることにより、学修した内容を深化させるための時間です。OUTPUT

学生自らが自由に発言し、グループやペアでの協働活動により課題に取り組み、何らかの帰結に到達するための能動的学習の時間です。INTERACTION

学生からの自由な発言機会はないものの、授業時間中に得られた知識や技能を自ら運用して、問題を解いたり、課題に取り組んだり、授業の振り返りをしたりする能動的学習を行う時間です。ACTION

基本的に学生は着席のまま、講義を聞き、ノートをとり、知識や技能を習得に努める時間です。INPUT

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その他

理工学部の技術者教育(JABEE)プログラムでは,「人類のさまざまな文化や社会に関する知識を基に,多面的に物事を考える」能力を養成するために,下記の学習・教育到達目標を掲げています.基本教養科目(文化の分野)の修得により,下記の学習・教育到達目標が達成されます.
(機械システム工学科)学習・教育到達目標(7-1)
(電気電子工学科 [2023 年度卒業生まで])学習・教育到達目標(D1)
(理工学科機械エネルギー工学コース)学習・教育到達目標(7-1)
(理工学科メカニカルデザインコース)学習・教育到達目標(7-1)