シラバス詳細

タイトル「2023年度」、カテゴリ「教養教育科目」

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科目情報

コースナンバリング

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科目名

欧米の文化・文学

開講学期

後期

開講時期

3クォータ

曜日・校時

水2

単位数

2

授業担当教員

都築 彰

講義情報

学士力番号

1(1)

曜/限追記

水曜2限

講義形式

 この講義は遠隔授業で実施します。授業実施日前に、授業参加の情報を授業通知メールで連絡します。

講義概要

 イギリスの中世文学作品の解読を通して、それらがイギリス国民意識の成長にいかに寄与したかを探っていきます。
 第1回で、授業の構成等について説明した後、第2回から第6回までは、「アーサー王物語」の歴史的背景と物語の継承について概説します。続いて、第7回から第11回までは、「ロビン=フッド物語」の歴史的背景と物語の継承について解説します。第12回から第15回までは、中世に生まれたこれらの伝承文学が、どのようにしてイギリスの国民文学に発展し、国民のアイデンティティ形成に影響を及ぼしたかを考察していきます。

開講意図

 欧米の文学作品を通して、欧米の文化について理解を深めることによって、学士力の1「基礎的な知識と技能」を文化の視点から身につけ、社会人に必要な市民性を涵養する。

到達目標

1 イギリス中世文学に関する基礎的な知識を習得している。
2 欧米の文学と文化について、与えられた課題に主体的に取り組み、意見を述べることができる。
3 欧米の文学と文化に関わる諸問題について考え、その結果を論理的に表現することができる。

履修上の注意

 授業は遠隔授業により実施します。参加のリンクは、Live Campusの授業通知により、授業前日までに案内します。
 授業前日までに授業実施に関する案内を受け取れなかった人は、メール・アドレスtsuzukia(アット)cc.saga-u.ac.jp(カッコ内に@を入れてください)に連絡してください。

授業計画

内容

授業以外の学習
本科目は、単位数×45時間の学修が必要な内容で構成されています。授業として実施する学修の他に、授業の内容を深めるために以下の事前・事後学修が必要です。

1

中世の伝承文学

事前配布資料を基に、授業の復習をし、次回の内容について調べておくこと。

2

アーサー王物語:アーサー王と円卓の騎士

事前配布資料を基に、授業の復習をし、次回の内容について調べておくこと。

3

アーサー王物語:『ブリタニア列王史』と宮廷ロマンス

事前配布資料を基に、授業の復習をし、次回の内容について調べておくこと。

4

アーサー王物語:歴史のなかのアーサー

事前配布資料を基に、授業の復習をし、次回の内容について調べておくこと。

5

アーサー王物語:中世イギリス史とアーサー伝説

事前配布資料を基に、授業の復習をし、次回の内容について調べておくこと。

6

アーサー王物語:近世イギリス史とアーサー伝説

事前配布資料を基に、授業の復習をし、次回の内容について調べておくこと。

7

ロビン=フッド物語:バラッド文学とロビン=フッド

事前配布資料を基に、授業の復習をし、次回の内容について調べておくこと。

8

ロビン=フッド物語:ロビン=フッド像の変容

事前配布資料を基に、授業の復習をし、次回の内容について調べておくこと。

9

ロビン=フッド物語:ロビン=フッド=バラッドと聴衆

事前配布資料を基に、授業の復習をし、次回の内容について調べておくこと。

10

ロビン=フッド物語:ロビン=フッドは実在したか?

事前配布資料を基に、授業の復習をし、次回の内容について調べておくこと。

11

ロビン=フッド物語:ロビン=フッドのふたつの貌

事前配布資料を基に、授業の復習をし、次回の内容について調べておくこと。

12

国民文学と国民意識

事前配布資料を基に、授業の復習をし、次回の内容について調べておくこと。

13

国民文学としてのアーサー王とロビン=フッド

事前配布資料を基に、授業の復習をし、次回の内容について調べておくこと。

14

言語と国民意識

事前配布資料を基に、授業の復習をし、次回の内容について調べておくこと。

15

アーサー王とロビン=フッドと近代イギリス

事前配布資料を基に、授業の復習をしておくこと。

成績評価の方法と基準

 定期試験は実施せず、レポートによって評価します。また、授業期間中に5~6回、復習の小テストを課します。レポートおよび小テストを総合して評価します。配点の割合は7:3です。

開示する成績評価の根拠資料等

 小テストは、次回授業で解答を解説します。レポートの解答または解答例は提出期限後に一斉メールにより開示します。

開示方法

 レポートの解答および解答例の開示は、レポートの提出期限後にメールで配信します。
 レポートの採点基準あるいは採点結果について質問がある場合は、メールによる問い合わせに応じます。メール・アドレスは、「履修上の注意」を参照してください。

教科書

資料名

著者名

発行所名・発行者名

出版年

備考(巻冊:上下等)

ISBN

教科書は使用しない。資料を事前に、もしくは授業中に配布する。

参考図書

資料名

著者名

発行所名・発行者名

出版年

備考(巻冊:上下等)

ISBN

アーサー伝説 : 歴史とロマンスの交錯

青山吉信著

岩波書店

1985

9784000000376

ロビン・フッド物語

上野美子著

岩波書店

1998

9784004305644

大英帝国の伝説 : アーサー王とロビン・フッド

ステファニー・L.バーチェフスキー [著] ; 野崎嘉信, 山本洋訳

法政大学出版局

2005

9784588008283

アーサー王の死 中世文学集1

ちくま文庫

1986

ロビン・フッド : 中世のアウトロー

J.C.ホウルト[著] ; 有光秀行訳

みすず書房

1994

9784622033684

アーサー王物語(全5巻)

トマス・マロリー(井村君江他訳)

筑摩書房

2004-2007

ロビン・フッド原典集成(原典翻訳シリーズ)

西川秀和

Kindle版

オフィスアワー

 授業前および終了後。

アクティブラーニング導入状況

アクティブラーニング導入状況

カテゴリー4

カテゴリー3

カテゴリー2

カテゴリー1

カテゴリー0

学生が自ら主体となって、学習の方向性を定め、問題解決に導くための時間です。PROBLEM BASED LEARNING

グループや個人で行った能動的学習の成果を、教室内外で発表し、その評価を受けたり、質問に対応したりすることにより、学修した内容を深化させるための時間です。OUTPUT

学生自らが自由に発言し、グループやペアでの協働活動により課題に取り組み、何らかの帰結に到達するための能動的学習の時間です。INTERACTION

学生からの自由な発言機会はないものの、授業時間中に得られた知識や技能を自ら運用して、問題を解いたり、課題に取り組んだり、授業の振り返りをしたりする能動的学習を行う時間です。ACTION

基本的に学生は着席のまま、講義を聞き、ノートをとり、知識や技能を習得に努める時間です。INPUT

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その他

理工学部の技術者教育(JABEE)プログラムでは,「人類のさまざまな文化や社会に関する知識を基に,多面的に物事を考える」能力を養成するために,下記の学習・教育到達目標を掲げています.基本教養科目(文化の分野)の修得により,下記の学習・教育到達目標が達成されます.
(機械システム工学科)学習・教育到達目標(7-1)
(電気電子工学科 [2023 年度卒業生まで])学習・教育到達目標(D1)
(理工学科機械エネルギー工学コース)学習・教育到達目標(7-1)
(理工学科メカニカルデザインコース)学習・教育到達目標(7-1)