シラバス詳細

タイトル「2022年度」、カテゴリ「芸術地域デザイン学部」

和文・英文ボタンを押すことで、和文↔英文の切り替えができます。

医学部のシラバスはこちらから。

医学系研究科博士課程のシラバスはこちらから。

科目情報

コースナンバリング

3069x-121

科目名

博物館学外実習

開講学期

前期

開講時期

1クォータ

曜日・校時

集中講義

単位数

1

授業担当教員

吉住 磨子、石井 美恵、藤井 康隆

講義情報

学士力番号

1(1),2(1)(2),3(1)(2)

曜/限追記

不定期に開講します。teamsya
不定期に開講します。連絡はライブキャンパスやteamsで行いますので,注意していてください。

講義形式

実習(事前、事後指導を含む)

講義概要

本科目は大きく事前指導、学外実習、そして事後指導3つに分けられる。事前指導では、これまで履修した博物館関連の授業の振り返りを行いつつ、学外実習に備える。また、事前指導では学外実習における安全管理や実習生としてのマナーについても教授する。
学外実習の期間は5日間以上(実習館園によって5日間から10日間)。学外実習後の事後指導においては、履修生に簡単な実習報告をしてもらう。

開講意図

博物館資料の収集、保管、展示、整理、調査研究、教育普及等の学芸員の業務と博物館運営の実態を実務を体験することによって理解する。博物館園での実務体験によって、大学で学んできた博物館像を確認する。

到達目標

.1.1年生から3年生前期までに習得した博物館関連の科目を踏まえ、博物館の活動に実際に触れることで、学芸員として必要とされる具体的な知識・技能(の一部)を習得する。
2.学芸員やキュレーター、アートプロデュース関連の職に就くためのモチベーションを高める。

聴講指定

学内実習他,学外実習に行くために必要な科目を受講済であること。詳しくは「履修の手引き」の学芸員資格の取り方を参照のこと。

履修上の注意

「博物館実習(学内実習)」(2単位)他を履修済みであること。詳しくは「履修の手引き」の学芸員資格の取り方を参照のこと。

授業計画

内容

授業以外の学習
本科目は、単位数×45時間の学修が必要な内容で構成されています。授業として実施する学修の他に、授業の内容を深めるために以下の事前・事後学修が必要です。

1

事前指導(1回目):博物館学外実習ガイダンス(開講意図、スケジュール、評価の方法、諸注意)。
事前指導(2回目):学外実習直前指導(安全管理について、諸注意)。
学外実習(5日間~10日間):実習館園によって学外実習の内容は異なるが、以下に一つのサンプル(美術館の例)を挙げておく(文部省「博物館実習ガイドライン」を参考として作成)。

第1日目:実習のオリエンテーション(実習のねらい、日程説明、館の概要説明
     施設・設備の見学と課題の洗い出し
第2日目:管理運営に関する実習
第3日目:広報に関する実習
第4日目:教育普及事業(鑑賞教育)に関する実習
第5日目:教育普及事業(造形活動)に関する実習
第6日目:収集に関する実習
第7日目:作品の取り扱いと保存・修復に関する実習
第8日目:収蔵品の展示に関する実習①
第9日目:収蔵品の展示に関する実習②
第10日目:収蔵品の展示に関する実習③
     実習反省会

履修済み,履修中の学芸員の資格取得に必要な科目の復習に励む。博物館,ギャラリー,美術館等に通ったり,それらのウエブサイトを見たりして,館園についての情報を自分で集めておく。

成績評価の方法と基準

評価は実習先の館園によるもの(7割)と、担当教員によるもの(博物館学外実習事前・事後指導)(3割)を合算して行う。実習先の館園による評価は、出席、実習への取組,そして,到達目標1,2を基準をもとに行われる。一方、担当教員による評価は、事前・事後指導の授業の中での取組み(3割)、課題提出物(7割)による。

開示する試験問題等

執筆者の了解を得てから、高い評価を得た課題提出物をサンプルとして開示する。

開示方法

担当教員のところへ開示を希望する旨を伝えること。その後、課題提出物を開示する。

教科書

資料名

著者名

発行所名・発行者名

出版年

備考(巻冊:上下等)

ISBN

なし

オフィスアワー

水Ⅰ校時

アクティブラーニング導入状況

アクティブラーニング導入状況

カテゴリー4

カテゴリー3

カテゴリー2

カテゴリー1

カテゴリー0

学生が自ら主体となって、学習の方向性を定め、問題解決に導くための時間です。PROBLEM BASED LEARNING

グループや個人で行った能動的学習の成果を、教室内外で発表し、その評価を受けたり、質問に対応したりすることにより、学修した内容を深化させるための時間です。OUTPUT

学生自らが自由に発言し、グループやペアでの協働活動により課題に取り組み、何らかの帰結に到達するための能動的学習の時間です。INTERACTION

学生からの自由な発言機会はないものの、授業時間中に得られた知識や技能を自ら運用して、問題を解いたり、課題に取り組んだり、授業の振り返りをしたりする能動的学習を行う時間です。ACTION

基本的に学生は着席のまま、講義を聞き、ノートをとり、知識や技能を習得に努める時間です。INPUT

10

10

10

10

60

その他

1.実習中の安全管理には気をつけること。佐賀大学「安全の手引き」に目を通しておくこと。
2.文部科学省「博物館実習」ガイドライン(http://www.mext.go.jp/b_menu/shinji/chousa/014/toushin/_icsFiles/afieldfile)に目を通しておくこと。
3.学外実習にかかる費用は履修者の自己負担とし、履修者は実習を行う館園の指示に従い、各自で費用を支払うこと。
4.事前・事後指導の日程については、2週間以上前にメールと掲示の両方により履修者に知らせる。事前指導(2回)の時期は4月~5月と7月、事後指導(1回)は10月~11月の時期のいずれも6校時を予定している。
5.本科目の成績発表は、10月末か11月初めとなる。