科目情報
コースナンバリング |
1-007x000 |
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科目名 |
情報基礎概論 |
開講学期 |
前期 |
開講時期 |
1クォータ |
曜日・校時 |
金1 |
単位数 |
2 |
授業担当教員 |
髙﨑 光浩 |
講義情報
学士力番号
1-(2) |
講義形式
講義と講義内容の理解につながる演習を各回行います。 |
講義概要
情報基礎概論は、大学での学習のみならず現代社会での活動に必要な情報・メディアに関する知識を身につけ、佐賀大学の学生が佐賀大学学士力の「1-3-2 情報リテラシー」の能力の適切な修得と就業力の向上を目的としています。情報リテラシーはあらゆる分野の活動において身につけておくべき基礎となる能力であるため、単独でこの科目を学んでいるのではなく、他との関連について常に意識しながら学ぶことが大切です。さらに、現代社会においてデータは、実験や調査等の研究者等が主体的に「集める」だけではなく、ICT(Information Communication Technology; 情報通信技術)の発展とその社会への浸透に伴い、日常生活を営んでいるだけで蓄積されるものも存在することが認識され、しかもそれらのデータの分析が様々な課題の解決に役立つことが明らかになってきました。そのため、データを新しい資源ととらえ、データに基づいて様々な問題を解決していく能力、「データサイエンス力」を備えた人材があらゆる分野で求められています。 |
開講意図
現代社会は、実験や調査等の積極的アプローチによってだけでなく、日常生活の営みの中で知らず知らずのうちに様々な分野で大量のデータが蓄積され、利用できる状態になっており、それらのデータが様々な分野で課題解決に役立っていることを認識する。 |
到達目標
1.1 データやAIがもたらす社会の変化やAIを活用したビジネス/サービスを知り、AI・数理・データサイエンスを学ぶことの意義を理解する。 |
履修上の注意
パソコンの基本的な操作(キーボードによる文字入力、マウス操作、ファイル操作など)が行えるのが望ましい。 |
授業計画
回 |
内容 |
授業以外の学習 |
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1 |
オリエンテーション |
今後の講義でスムーズに演習が行えるように初回の講義でPCの設定(ネットワーク接続、利用するアプリケーションの確認等)を行います。2回目以降の講義に差し支えるので分からない点は放置せず解決して下さい。 |
2 |
社会で起きている変化 |
所定の課題の実施と次回の予習 |
3 |
社会で活用されているデータ |
所定の課題の実施と次回の予習 |
4 |
データ・AIの活用領域 |
所定の課題の実施と次回の予習 |
5 |
データ・AI利活用のための技術 |
所定の課題の実施と次回の予習 |
6 |
データサイエンスのサイクル |
所定の課題の実施と次回の予習 |
7 |
データ・AI利活用の現場 |
所定の課題の実施と次回の予習 |
8 |
データ・AI利活用の最新動向 |
所定の課題の実施と次回の予習 |
9 |
データを読む(データの代表値と標準偏差を中心に) |
所定の課題の実施と次回の予習 |
10 |
データを読む(散布図、相関、回帰を中心に) |
所定の課題の実施と次回の予習 |
11 |
データを説明する |
所定の課題の実施と次回の予習 |
12 |
データを扱う |
所定の課題の実施と次回の予習 |
13 |
データ・AIを扱う上での留意事項(ELSI, 個人情報保護,データ倫理を中心に) |
所定の課題の実施と次回の予習 |
14 |
データ・AIを扱う上での留意事項(AI社会原則,データバイアス,AIサービスの責任,データ・AI活用における負の事例紹介を中心に) |
所定の課題の実施と次回の予習 |
15 |
データを守る上での留意事項 |
所定の課題の実施 |
成績評価の方法と基準
到達目標1.1~3.3については,授業中の課題、宿題、定期試験により評価する。 |
開示する試験問題等
課題、テスト。 |
開示方法
課題やテストの開示を希望する人は、担当教員にメールで問い合わせること。 |
教科書
資料名 |
版 |
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著者名 |
発行所名・発行者名 |
出版年 |
備考(巻冊:上下等) |
ISBN |
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指定しない |
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オフィスアワー
木曜日、金曜日:メールで詳しい日時は調整して下さい。 |
アクティブラーニング導入状況
アクティブラーニング導入状況 |
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カテゴリー4 |
カテゴリー3 |
カテゴリー2 |
カテゴリー1 |
カテゴリー0 |
学生が自ら主体となって、学習の方向性を定め、問題解決に導くための時間です。PROBLEM BASED LEARNING |
グループや個人で行った能動的学習の成果を、教室内外で発表し、その評価を受けたり、質問に対応したりすることにより、学修した内容を深化させるための時間です。OUTPUT |
学生自らが自由に発言し、グループやペアでの協働活動により課題に取り組み、何らかの帰結に到達するための能動的学習の時間です。INTERACTION |
学生からの自由な発言機会はないものの、授業時間中に得られた知識や技能を自ら運用して、問題を解いたり、課題に取り組んだり、授業の振り返りをしたりする能動的学習を行う時間です。ACTION |
基本的に学生は着席のまま、講義を聞き、ノートをとり、知識や技能を習得に努める時間です。INPUT |
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その他
新型コロナウィルス感染拡大により講義実施方法等は学期の途中でも変更する場合があります。 |