シラバス詳細

タイトル「2021年度」、カテゴリ「学部科目-芸術地域デザイン学部」

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科目情報

コースナンバリング

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科目名

ヘリテージサイエンス

開講学期

前期

開講時期

1クォータ

曜日・校時

火4

単位数

2

授業担当教員

石井 美恵

講義情報

学士力番号

1-(1), 1-(3), 2-(2), 3-(1)

曜/限追記

火曜日4限 14:40-16:20 (実験実習があるので5限を補講とします。5限は開けておくのが望ましいです)

講義形式

対面(実習)+オンライン (講義・オンデマンド・資料アップロード) Teams コード x63fd4i 初回の授業は対面です。地域デザイン演習室4F 。

講義概要

文化遺産科学 Cultural Heritage Science は人文科学と自然科学を融合して有形、無形の文化財とその保護、継承について考察する新しい学際領域です。保存科学、保存修復科学、保存修復技術にとどまらず、文化遺産保護の国際協力までを視野にいれた授業を行います。国際文化財保存修復センターローマ(イクロム)の夏季セミナーを2019年9月に有田キャンパスで開催し、その際に実施した様々な学習法を取り入れ、学生の「気づき」「発見」を大切にした主体的な学習となるよう授業を展開します。自粛要請がない期間は対面授業となります。

開講意図

博物館資料保存の専門的領域を文化遺産科学に広げて人文学系+自然科学系の研究手法を融合した学際領域の研究に向けた基礎力を養います。

到達目標

実資料の調査から作品情報を引き出し、それをコミュニケーションできることが到達目標です。カメラ、顕微鏡の操作など、資料調査で必要な機器操作ができるようになることもめざします。

聴講指定

資料論、資料保存論を受講していることが望ましいですが、歴史資料や染織品について学びたい学生を歓迎します。

履修上の注意

実験・実習を伴う授業ですので、4限から5限にかかることを前提に履修を決定してください。実験実習が授業時間内でで終わらない場合は、各自の時間で取り組むことになります。白衣を持参するのが望ましいです。ない場合は運動着や汚れてもよい上着を持参してください。薬品等を使った授業をします。

授業計画

内容

授業以外の学習
本科目は、単位数×45時間の学修が必要な内容で構成されています。授業として実施する学修の他に、授業の内容を深めるために以下の事前・事後学修が必要です。

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① オリエンテーション 図書館での文献検索ゲーム
② オブジェクト・バイオグラフィー (ものを語らせる)
③ なぜ保存するのか
④ 価値の喪失
⑤ 資料の試料収集と計測
⑥ 移動させるのが困難な作品の移動
⑦ 繊維と染料
⑧ ~⑭ 資料研究 (人文学系+自然科学系)
⑮ 発表

課題の自主的な取り組みを奨励します。

成績評価の方法と基準

実習の課題レポートが60%、最終課題レポートの提出(40%)提出されていることが単位取得の条件です。

開示する試験問題等

試験は行いません。課題レポートの提出です。

開示方法

課題の提示は授業内。

教科書

資料名

著者名

発行所名・発行者名

出版年

備考(巻冊:上下等)

ISBN

地域資料の収集と保存 たましん地域文化財財団歴史資料室の場合

2009

保坂一房

共同保存図書多摩

4877514058

現在(いま)を生きる地域資料:利用する側・提供する側

2012

平山恵三

共同保存図書多摩

4877514309

地図・場所・記憶

2010

芳賀啓

共同保存図書多摩

4877514163

デジタルアーカイブの理論と政策:デジタル文化財資源の活用にむけて

2020

柳与志夫

勁草書房

4326000481

知っておきたい繊維の知識524

2019

日本繊維技術士センター

ダイセン

4990491076

アパレルの終焉と再生

2020

小島健輔

朝日新聞社

4022951060

大人気の悉皆屋さんが教える!着物まわりのお手入れ決定版

2014

高橋和江

河出書房新社

4309284752

アルカリと酸で洗う本 洗濯と掃除、そしてキッチン

2011

生活と科学社

せせらぎ出版

4884162009

汚れの科学

2018

斎藤勝裕

SBクリエイティブ

4797393602

繊維・アパレルの構造変化と地域産業 海外生産と国内産地の行方

2020

加藤秀雄

文眞堂

4930950935

オフィスアワー

火曜日 12:00-13:00 mishii@cc.saga-u.ac.jp メールで連絡の上、予約をして研究室(芸術1号館402)に来てください。

アクティブラーニング導入状況

アクティブラーニング導入状況

カテゴリー4

カテゴリー3

カテゴリー2

カテゴリー1

カテゴリー0

学生が自ら主体となって、学習の方向性を定め、問題解決に導くための時間です。PROBLEM BASED LEARNING

グループや個人で行った能動的学習の成果を、教室内外で発表し、その評価を受けたり、質問に対応したりすることにより、学修した内容を深化させるための時間です。OUTPUT

学生自らが自由に発言し、グループやペアでの協働活動により課題に取り組み、何らかの帰結に到達するための能動的学習の時間です。INTERACTION

学生からの自由な発言機会はないものの、授業時間中に得られた知識や技能を自ら運用して、問題を解いたり、課題に取り組んだり、授業の振り返りをしたりする能動的学習を行う時間です。ACTION

基本的に学生は着席のまま、講義を聞き、ノートをとり、知識や技能を習得に努める時間です。INPUT

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