科目情報
コースナンバリング |
2-069x-114 |
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科目名 |
博物館資料保存論 |
開講学期 |
後期 |
開講時期 |
3クォータ |
曜日・校時 |
火2 |
単位数 |
2 |
授業担当教員 |
石井 美恵 |
講義情報
曜/限追記
Teams クラスコード b8awss4 |
講義形式
リモート講義 |
講義概要
近代における文化遺産保護、博物館資料保存の思想、国連および日本の法制度や政策を概略する。さらに作品のオリジナリティーと真正性と、保存・修復・保護の課題について美学や保存修復学の論点から考察する。そして博物館資料保存の主な実務である保存管理、診断分析、保存修復を理論と実習で実践的に教える。実習はテキスタイルを扱うが、他の美術品にも応用できる内容である。 |
開講意図
近現代における博物館における資料保存、文化遺産保護の歴史と思想および博物館において資料保存を実践する上での保存管理、保存科学、保存修復の基礎を学ぶ。 |
到達目標
博物館資料の保存と活用を両立する上で直面する文化遺産の保護と哲学、保存倫理の諸問題についても理解を深める。 |
履修上の注意
学芸員資格取得に必要な科目です。今年度の実資料の取り扱いは博物館実習で行います。 |
授業計画
回 |
内容 |
授業以外の学習 |
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1 |
博物館における資料の保存 |
博物館を見学する。 |
2 |
文化遺産保護の歴史と哲学1 |
レポートのまとめ。 |
3 |
文化遺産保護の歴史と哲学2 |
レポートのまとめ。 |
4 |
日本の文化財保護政策 |
レポートのまとめ。 |
5 |
有形文化財と無形文化財の保存1 |
レポートのまとめ。 |
6 |
有形文化財と無形文化財の保存2 |
レポートのまとめ。 |
7 |
博物館資料の保存:予防保存と保存修復 |
レポートのまとめ。 |
8 |
資料の取り扱い |
レポートのまとめ。 |
9 |
資料の調査、分析診断 |
レポートのまとめ。 |
10 |
資料の保存修復 |
レポートのまとめ。 |
11 |
資料の保存修復 |
レポートのまとめ。 |
12 |
資料の展示 |
レポートのまとめ。 |
13 |
資料の展示 |
レポートにまとめ。 |
14 |
資料の収蔵 |
レポートのまとめ。 |
15 |
まとめ |
レポートのまとめ。 |
成績評価の方法と基準
積み上げ学習をしますので2回に1回程度課題がでます。課題の60%以上を締め切り日までに提出することが単位取得の条件です。 |
開示する試験問題等
試験、レポート |
開示方法
面談 |
教科書
資料名 |
版 |
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著者名 |
発行所名・発行者名 |
出版年 |
備考(巻冊:上下等) |
ISBN |
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文化財・文化遺産としての民族芸能 |
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俵木悟 |
勉誠出版 |
2018 |
登録有形文化財:保存と活用からみえる新たな地域のすがた |
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佐滝剛治 |
勁草書房 |
2017 |
ティム・インゴルド著 ; 金子遊, 水野友美子, 小林耕二訳 |
左右社 |
2017 |
9784865281798 |
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博物館へゆこう |
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木下史青 |
岩波書店 |
2007 |
4005005713 |
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文化財返還問題を考える: 負の遺産を清算するために |
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五十嵐彰 |
岩波ブックレット |
2019 |
4002710114 |
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石崎武志編著 |
講談社 |
2012 |
9784061565036 |
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神庭信幸著 |
武蔵野美術大学出版局 |
2014 |
9784864630146 |
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国立文化財機構東京文化財研究所保存修復科学センター近代文化遺産研究室編集 |
国立文化財機構東京文化財研究所 |
2015 |
藤原工著 |
講談社 |
2014 |
9784061565210 |
参考図書
資料名 |
版 |
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著者名 |
発行所名・発行者名 |
出版年 |
備考(巻冊:上下等) |
ISBN |
|
見る目が変わる博物館の楽しみ方 |
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矢野興一 |
ベレ出版 |
2016 |
4860644905 |
||
美術館へ行こう |
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草薙奈津子 |
岩波ジュニア新書 |
2013 |
4005007376 |
||
博物館と文化財の危機 |
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岩城卓二 |
人文書院 |
2020 |
4409241311 |
||
池田寿著 |
勉誠出版 |
2019 |
9784585200642 |
||
紙の日本史:古典と絵巻物が伝える文化遺産 |
||
池田寿 |
勉誠出版 |
2017 |
458522176X |
||
文化遺産と〈復元学〉: 遺跡・建築・庭園復元の理論と実践 |
||
海野聡 |
吉川弘文館 |
2019 |
4642016627 |
||
文化財学の基礎 |
||
古庄浩明 |
三恵社 |
2018 |
4864878323 |
||
文化財分析 |
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日本分析化学会 |
2018 |
|
432004455X |
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蛍光X線分析 |
オフィスアワー
火曜日12時から13時 |
アクティブラーニング導入状況
アクティブラーニング導入状況 |
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カテゴリー4 |
カテゴリー3 |
カテゴリー2 |
カテゴリー1 |
カテゴリー0 |
学生が自ら主体となって、学習の方向性を定め、問題解決に導くための時間です。PROBLEM BASED LEARNING |
グループや個人で行った能動的学習の成果を、教室内外で発表し、その評価を受けたり、質問に対応したりすることにより、学修した内容を深化させるための時間です。OUTPUT |
学生自らが自由に発言し、グループやペアでの協働活動により課題に取り組み、何らかの帰結に到達するための能動的学習の時間です。INTERACTION |
学生からの自由な発言機会はないものの、授業時間中に得られた知識や技能を自ら運用して、問題を解いたり、課題に取り組んだり、授業の振り返りをしたりする能動的学習を行う時間です。ACTION |
基本的に学生は着席のまま、講義を聞き、ノートをとり、知識や技能を習得に努める時間です。INPUT |
30 |
20 |
20 |
15 |
15 |
その他
この授業は学芸員資格取得に必要な授業です。資格取得者の質を担保するために単位取得には大学の規定上3/2以上の出席と課題の提出が必要です。 |