シラバス詳細

タイトル「2021年度」、カテゴリ「学部科目-芸術地域デザイン学部」

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科目情報

コースナンバリング

科目名

地域創生フィールドワークⅠ

開講学期

前期

開講時期

1クォータ

曜日・校時

金3、金4、金5

単位数

3

授業担当教員

花田 伸一、重藤 輝行、荒木 博申、中村 隆敏、德安 和博、山口 夕妃子、有馬 隆文、柳 健司、小木曽 誠、井川 健、湯之原 淳、三木 悦子、鳥谷 さやか、近藤 恵介、阿部 浩之、栗林 賢、吉住 磨子、山﨑 功、石井 美恵、ホートン、藤井 康隆

講義情報

学士力番号

2(2)、2(3)、3(1)、3(2)

講義形式

実習

講義概要

 学生は数グループ(1グループ30人以内 表現、マネジメントコース学生混成が望ましい)、いくつかの地域に分かれて実施する。所属するグループ、担当する地域を決定後にフィールドワークの準備を行い、地図や歴史などの資料、または地域の取り組みを調査、検討し、その後にフィールドワークを実施する。(フィールドワークは、実施場所や内容によって、授業時間内に実施する場合もあれば、夏季・冬季休業期間中に集中的に実施する場合もある。)。
 また、フィールドワーク実施中は、地域の取り組みなどの説明を受け、人の動きや経済的な効果などを学び、企画立案していく。その後にコンセプトの明確化や場の設定や展示制作物の準備など現地展開に向けて現地協力者とコンタクトをとりながら現地展開に向けて協力して実現する。それらのプロセスをブログやソーシャルメディア等を活用して広報に繋げて人の流れを作る。
 現地展開後は記録分析を行い、合同プレゼンテーションで発表し総括する。

開講意図

2年生までに修得した芸術表現、地域デザインの知識、技術、発想を、地域において実践することによって完成に近づけ、卒業研究や就職活動へとつなげる。地域で活動することで、地域の職場についても知る機会とする。

到達目標

 地域の地理や文化・芸術資源を学生がグループで継続的に調査し、実践的なフィールドワークの能力を修得しながら、地域の協力を得て地域資源を活かした企画を計画することができるようになる。
 計画から現地で実際に展開するまでのさまざまなプロセスを、いろいろな役割で経験し、企画を実現する事ができるようになる。
 それらの活動を様々な形で情報発信し、インターカルチュラルで国際的な情報発信、表現を行い、地域創生のために必要な実践的な能力を習得する。

聴講指定

履修方法は各グループ担当教員からの連絡・指示に従うこと。
問合せ:shanada●cc.saga-u.ac.jp(●→@)

履修上の注意

積極的に活動を行うこと。
現地までの交通費は学生の負担とする。また、制作の材料等は原則的に各自、準備すること。

授業計画

内容

授業以外の学習
本科目は、単位数×45時間の学修が必要な内容で構成されています。授業として実施する学修の他に、授業の内容を深めるために以下の事前・事後学修が必要です。

1

各プログラムで細部は異なるが標準的には次のような計画である。
前期
第1~7週 現地展開の準備、事前の調査
第8~14週 現地展開の準備(制作、現地調査等)
第15週 プレゼンテーション
後期
第16週~21週 現地展開の準備(制作、広報等)
第22~25週 現地での展開(展示、制作活動等)
第26~28週 活動の分析、記録の整理
第29週 プレゼンテーション作成
第30週 プレゼンテーション

予習復習として、次週の活動への準備、記録の整理などを行うこと。

2021年度プログラム予定
1)佐賀東部・吉野ヶ里 吉野ヶ里歴史公園等に関する調査制作。
2)有田地域 有田地域におけるソーシャルデザインの実践。
3)佐賀市・枝梅酒造など アートを活用した旧枝梅酒造の酒蔵の再生をテーマとする。
4)佐賀市・與賀神社 御社殿に所蔵されている三十六歌仙絵馬の復元模写とそのためのリサーチをする。
5)佐賀市内・学生企画展の変遷と意義 美術・工芸を学ぶ学生たちが60余年にわたり続けてきた地域に向けての成果発表の開催記録を掘り起こし、調査・資料収集・取材・記録・編纂等を通して、その変遷と意義を探り、これからの学生と地域へ投げかけます。
6)佐賀市・ライフサポートはると連携したアート・プログラムの企画運営 ライフサポートはると連携した障害者および障害者施設職員を対象としたアート・プログラム(展示・ワークショップ等)の企画・運営。
7)久留米市・久留米市美術館(大学生等の創作活動支援プロジェクト) 石橋文化センター園内を活動の場として提供し、成果の展示、成果の広報、公開制作、交流を行う久留米市と久留米市文化振興会のプロジェクトに参加。
8)佐賀市・<みんなのトイレ>を考える ジェンダー、貧困、異文化(アジアやヨーロッパ)の視点からの「学習・対話」と「フィールドワーク」を通し、誰もが心地よくつかえるトイレについて考えます。
9)鹿島市・鹿島アートフェスティバル This research project forms part of the Kashima Art Project (Vision 2030).
10)有田地域・重要無形文化財展企画 2022年11月に佐賀大学美術館で開催が予定されている「第30回重要無形文化財保持団体秀作展」(16の工芸技術の保持団体)の企画を有田町と連携して行います。

成績評価の方法と基準

授業態度、授業中の作成物、プレゼンテーションを総合して評価する。

開示する試験問題等

各教員ごとオフィスアワー等で対応

開示方法

各教員ごとオフィスアワー等で対応

教科書

資料名

著者名

発行所名・発行者名

出版年

備考(巻冊:上下等)

ISBN

特になし

参考図書

資料名

著者名

発行所名・発行者名

出版年

備考(巻冊:上下等)

ISBN

地域創生のデザイン : 多様な地域のポテンシャルを最大限引き出す

山崎朗編著

中央経済社

2015

9784502146015

地域創生学

湯浅良雄, 大西正志, 崔英靖編著

晃洋書房

2014

9784771025011

オフィスアワー

火3(花田)

アクティブラーニング導入状況

アクティブラーニング導入状況

カテゴリー4

カテゴリー3

カテゴリー2

カテゴリー1

カテゴリー0

学生が自ら主体となって、学習の方向性を定め、問題解決に導くための時間です。PROBLEM BASED LEARNING

グループや個人で行った能動的学習の成果を、教室内外で発表し、その評価を受けたり、質問に対応したりすることにより、学修した内容を深化させるための時間です。OUTPUT

学生自らが自由に発言し、グループやペアでの協働活動により課題に取り組み、何らかの帰結に到達するための能動的学習の時間です。INTERACTION

学生からの自由な発言機会はないものの、授業時間中に得られた知識や技能を自ら運用して、問題を解いたり、課題に取り組んだり、授業の振り返りをしたりする能動的学習を行う時間です。ACTION

基本的に学生は着席のまま、講義を聞き、ノートをとり、知識や技能を習得に努める時間です。INPUT

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